コリー達に囲まれて

ブリーダーとして、コリー達と共に過ごす日々の記録です。画像や動画や記事の無断使用を禁じます。


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Category: 飼育   Tags: ---

コリー:口蹄疫に思う

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今、一番動向が気になっているニュースは宮崎の口蹄疫
なのですが、ワクチンを接種するのは動物を助ける為では
なく、ウィルスが体外へ放出されるのを抑え殺処分までの
時間稼ぎが目的なのだとか。だから犬のワクチンとは
用途が違うわけです。


犬の場合、出生年度に少なくとも2回以上の混合ワクチンを
接種することで恐ろしい伝染病から犬の身を守るわけですが、
ワクチンを接種しているからといって感染しないわけでは
ありません。あまりにも多くのウィルスが発生している場所に
おいては、毎年ワクチンを接種している成犬でも感染して
しまいます。


ですから、ワクチンを接種しているからと安心して、
伝染病の犬を多数、売買しているペットショップへ
安易に出入りしたりしない方が良いのです。
当犬舎のある松山市で頻繁に伝染病の子犬を出して
いるのは、CMなどで大々的に宣伝しているペット
ショップです。普通の愛犬家が、何も疑わずに、
その立地条件に恵まれた便利な場所にあるショップに
気軽に出入りし、店内のグッズを手にし、マットを
踏みます。そしてまだ何も症状が現れていない潜伏期の
可愛い盛りの子犬を抱っこします。


そして抱っこした後、手を徹底的に消毒することなく、
自分の持ち物や服に触り、帰宅して愛犬を抱っこします。
もし、その愛犬がワクチネーションが完了していない
子犬であったならば・・・と考えると空恐ろしいです。


うちのかかりつけの病院で、私はよく先生にどこの店が
販売した子犬が伝染病で市内の動物病院へ持ち込まれて
いるのかを尋ねることがあります。
後で「あそこの先生がこういった」とショップに伝わると
名誉棄損とか営業妨害で訴訟を起こされかねないので、
病院側は、一般愛犬家からのそういった質問には、明確に
答えないと思いますが、私のようなブリーダーには情報を
くれます。


最近、その伝染病を多発させているペットショップが
関西のオークションで買い付けたたくさんの子犬が
週に1回、飛行機で送られて来るという情報を得たので、
うちの子犬を空輸する際には、そのショップ宛ての
子犬たちが乗せられた飛行機の折り返しの便ではないか、
しっかり確認しています。もし同じ貨物室に、わずか
1~2時間後に乗せられると、空気感染の恐れがあります。


そして、同じ飛行機に乗せないよう用心するだけでなく、
空港職員からは決まった答えが戻ってくるのは分かって
いながらも故意に「このネットは毎回消毒してますか?」と
子犬の輸送用ケージを包む空港会社所有のネットの状態を
尋ねます。


毎回質問することで、犬の飼育経験が無くて、いまいち
伝染病への危機感の無い空港職員も、ちゃんと消毒して
おかないと、プロのブリーダーから文句を言われると
思うからです。
私も私の友人も毎回、その病気を多く出しているペット
ショップあての子犬が乗った便ではないかどうかの確認と
消毒済みのネットであるかどうかの確認を行っています。


口蹄疫の防疫対策としてトラックのタイヤの消毒や人の
靴底の消毒を行っているのが報道されていますが、
私も血統書申請の為に、JKCの支部を兼ねたペット
ショップへ出入りした際(JKCでは申請は支部への
書類持ち込みが決まりです)には、車に乗り込む前に
靴底と手を二酸化塩素で消毒しています。


一応、うちの子犬にパルボワクチンを接種した後で
申請書類の持ち込みをするようにしていますから、
その程度で良いのですが、何胎も子犬を抱えていて、
ワクチン未接種の子犬達が居るけれども最初の胎の
血統書の申請をしなければならないという時には、
ショップで受け取った領収書やお札にも消毒液を
かけたりします。それくらい気をつけておかねば
ならないほどジステンバーなどの伝染病は怖いもの
なのです。


突然の犬舎見学の人が、どこかのショップに出入り
した後で靴底にジステンバーのウィルスなどを
くっ付けてやってきたのなら、犬舎は壊滅します。


GW中にも突然の見学希望のTELが入りましたので、
お断りをしました。動物園の見学くらいのおつもりで
見学を申し込む方が連休中や夏休みや春休みには
多いのです。


うちの子犬を購入の意思がおありの方ではない場合、
見学を受けつけないのは、感染症が怖いからです。
多くの人が利用する繁華街に↑に書いた管理の悪い、
自家繁殖ではなくオークションで子犬を調達する
ペットショップができてからは、尚更、犬舎見学は
厳しく制限しなければなりません。犬の場合は
見学者にウィルスを持ち込まれても、口蹄疫のように
国からは何の補償もしてもらえませんから。


また、私が仲介業者を嫌うのは、ペットショップや
オークション会場と同じようにあちこちからの子犬の
出入りがあるからなのです。
そして子犬を扱う仲介業者には、圧倒的に飼育経験や
防疫意識が欠けているからです。


生後2ヶ月前後の子犬の売買経験だけ積み上げても、
右から左へ移送するだけなので、飼育経験が豊富に
なるわけではありません。
また、本当に防疫しようと思うのならば、仲介の
子犬を運搬する自動車は2台持つべきです。1台を
使ったら、車内も外側も二酸化塩素、ビルコンといった
動物病院で使用する抗ウィルス剤で濡れるほどに消毒を
しなければなりませんから、その間には2台目の車で
別の子犬を運搬するようにしなければならないのです。
でも、そんなことをしている仲介業者は居ません。
だから安心はできないのです。


多くの子犬が出入りする場所イコール一番伝染病が
発生しやすい場所なのです。それは人間のインフル
エンザを考えてみればすぐに分かることです。なのに
ペットショップに頻繁に出入りしているのに危機感を
持たない人、仲介業者やペットショップから何の不安も
持たずに子犬を購入する人が多すぎると思います。


だから、これほどワクチンが普及しているのに病院へ
パルボ、ジステンバー、ケンネルコフで持ち込まれる
子犬が減らないのだと思います。
ちなみにそういった子犬の購入者は感染症だと知らず
病院へ連れて行き、待合室の床に降ろしたりしますので
動物病院の待合室をサロンと勘違いしないように
しましょう。


私は、子犬の初回ワクチンの際には動物病院の建物の
中には連れ込まず、駐車場の車内でワクチンを打って
もらっています。人間でも病院の待合室でインフル
エンザをもらってくる人が居ますが、犬の場合も
そうならないように、動物病院の中に入る時間は、
必要最低限にしています。
今、うちに居る子犬達には混合ワクチンを接種して
いますが、今日、術後の抜糸に連れて行くターシャは
用事が済んだらさっさと連れ戻ることにします。

bosyuutyuuJA3mS



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