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コリー達に囲まれて

ブリーダーとして、コリー達と共に過ごす日々の記録です。画像や動画や記事の無断使用を禁じます。


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Category: 飼育   Tags: ---

老犬を乾かす順番

ラフコリー専門ブリーダー
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2009年の11月生の子犬の仮予約を受付け中
http://airwoman.if.tv/puppies.html

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今週から冷え込むと天気予報で言っていたので、昨日の
土曜日にミリオンを洗いました。13歳半という年齢なので
シャンプー後には他の犬よりもずっと気を使います。


10歳過ぎの老齢になってから死亡したヒューイや凪が
まだ弱っていない頃の冬場のシャンプーの後、冷えの
せいで、急に具合が悪くなり病院へ連れて行ったことが
あるので(調べても異常は見つかりませんでしたが)、
寒い時期に身体を濡らすというのは、老犬にとってかなり
負担になると思っていますので、シャンプーは短時間で
切り上げる事と、ドライヤーを当てる部位の順番と、後で
寝かせる場所や着せる服について、細心の注意を払って
います。


今日は、ドライヤーを当てる部位の順番について書いて
おきますので、老犬や病中病後の犬を飼っている人は
参考にして下さい。


全身から発汗する馬の場合、騎乗後にシャンプーして
から大砲のような形をした大きなドライヤー(ぶっ飛ばし
K9ドライヤーの数倍サイズ)で短時間で乾かしますが、
犬のように室内で乾かすことができませんので、洗った
直後に十字帯と言われる肩甲骨と背骨が交差する部分と
腰椎の部分にバスタオルをかけてやり、その部位に集中
している神経や周辺の大切な筋肉を冷やさないように
します(競技用馬は人間のアスリートと同じような管理を
しますので)。


犬の場合も、左右の肩甲骨と背骨が交差する場所や
腰椎は大切な場所なので、できるだけ早く乾かして
やりたいのですが、老犬の場合には、もっと優先したい
場所が、十字帯と腰椎の周辺にあります。


私は、ミリオンに次の順番でドライヤーを当てました。

(1)心臓。前肢の付け根、あばら骨の合わさった所です。
  胸の前からとお腹の下からの両方から当てます。
(2)腎臓(腰椎の両側)と腰椎(背骨のうち肋骨の無い
  場所)周辺。
(3)十字帯。肩甲骨と脊椎が交差する場所です。
(4)腸。下腹部、乳首の並んでいる所です。
(5)脊椎周辺。首筋から尾の付け根まで。
(6)肺。肋骨に保護された両側面です。
(7)内股から陰部、肛門にかけて。
(8)足裏。指の間は温風を嫌がる子の場合は冷風で。
(9)四肢。付け根を念入りに。
(10)尻尾。裏側の肛門寄りを念入りに。
(11)首。一番毛が密なところなので、背骨周辺以外は
  後回しにしています。
(12)顔。(濡れてても大丈夫な場所ですが、水を嫌う子の
  場合、ジタバタさせないようにする為に一番先に乾かす
  場合もあります。


10月20日のブログで御紹介したスケルトン・ドッグの
画像を大きめに撮ってみたので、それを参考にして内臓の
位置を確認してみて下さい。20日のブログに書いたように
左半分のパーツが上手くくっつかず、しかも先日、床の上に
落っことしてしまい、更にずれてしまいましたが、右半分は
なんとかほぼ正確な場所に内臓のパーツが収まっています。

http://awc.blog55.fc2.com/blog-date-20091020.html


アクリル絵の具が落ちかけていますが、内臓の色は次の
ようになっています。本物の臓器の写真を見るよりも案外
分かりやすいのではないかと思います。


左右の肺(水色)は、丸っこい心臓(赤)をまるで両手で
包むような感じで内側に抱き込んでいます。肺より尻尾
寄り、肋骨で囲われた部分に横隔膜(黄土色)があり、
横隔膜に包まれるようにして肝臓(濃い茶色、外からは
ほとんど見えません)があります。


そして、大きな肝臓に抱かれるようにして胃(薄い黄土色、
裏側から写した画像では見えます)があり、下腹部には
腸(小腸&大腸。エンジ色)があります。


そして腰椎の部分の両側に見える小さいソラマメの形の
臓器が老犬では特に大切な腎臓(濃い緑)です。
右側面の画像では見えませんが、裏面画像で左側面に
1つある脾臓(黄色)が写っています。

スケルトン右側面


スケルトン腹側


私は、苦労して自分でスケルトン・ドッグを組み立てたので
内臓の空間認識ができました。それで、ミリオンを寝かせて
身体にドライヤーを当てる時に、心臓やった、腎臓やった、
腸やった、脊椎やった・・・という風に内臓の場所を確認
しながら、重要な臓器のある場所から乾かしてゆきました。


抵抗力のある成犬ならば、少々の冷えには耐えれるので、
いちいち内臓のある場所や優先順位を考えることもないで
しょうが、10歳を越して内臓や血管や神経細胞の老化が
進行している子の場合には、いつまでも心臓や腎臓のある
部位を冷えたままにしておくと、急に呼吸が荒くなったり、
前かがみになって苦しんだり、ひどい時は、チアノーゼを
起こしたりします。


ヒューイも凪も1~2回、そうなりましたが、心臓自体が
どうこうというのではなく、不整脈のようなものでしたので、
血管が全体的に弱っていたということなのだと思います。


コリーは、コレステロールの値が高くなりやすい犬種に
入っていますので、血管が弱くなりやすい傾向があるの
ではないかと思います。ですから、老犬になれば、血管の
老化のせいで、特に心臓や肺や腎臓など循環器系の
臓器が弱ってきているので、冷えは大敵だということは、
常に頭に入れておいた方が良いと思います。


今はまだ大丈夫ですが、もっと寒くなると、部屋を暖房し、
ドライヤーの後では、服を着せるようにします。犬の服は
この場合は、試験に合格した警察犬や競馬で勝った馬が
羽織っているガウンスタイルではなく、下腹部を包むような
服にします。
私は、自分用の古くなったフリースのプルオーバー(かぶる
セータースタイル)の袖を切って、後ろ前を逆にして着せて
います。


フリースというのは抜け毛を吸着し切り口がほつれないので
古くなった衣服は犬用に便利に使っています。ただ、純毛で
ある犬の毛とこすれて静電気を起こしやすいという欠点が
ありますので、着せる時には部屋の乾燥度を考慮するように
しています。


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