コリー達に囲まれて

ブリーダーとして、コリー達と共に過ごす日々の記録です。画像や動画や記事の無断使用を禁じます。


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Category: 犬の生態   Tags: ---

ホームとアウェイ

ラフコリー専門ブリーダー
AIRWOMAN COLLIES
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2009年の10月生の子犬の仮予約を受付け中
http://airwoman.if.tv/puppies.html

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うちでターシャがケンカをするとかレックスがサンダーを
抑え込むとかって書いているので、非常に攻撃的な犬
だと思う人がいるかもしれませんが、そうではありません。


2頭とも数日から数ヶ月の単位で2回ずつ、大きな犬舎へ
交配やショーのボーディングで預けたことがありますが、
他の犬に咬みついたとかケンカをしたという報告は受けて
いません。うちでは連戦連勝の怒りっぽいターシャだって、
余所へ行けば大人しいものです。それは、余所の場所が
ターシャにとっては、我が家ではない、“アウェイ”だから
なのです。


群れ理論を論じる場合は、犬の集団ができている場所が、
犬にとってホームなのかアウェイなのかを1番に考えねば
なりません。


一時的な宿泊先である訓練所やドッグホテルなどでは
大人しい犬であっても、生涯の生活の場であるホームと
言える場所で数十頭の親族関係で成り立つ群れを形成し、
その核に繁殖行動がある場合は、全く異なる様相を
呈してきます。


それぞれが家族を持つ飼犬たちが、各家庭から集まって
集団を作っている犬の託児所や訓練学校のような公共の
場とは違うのです。

人間と同じように、公共の場では、犬の本性や上下関係に
対する本能的な執着は抑えられます。

それを抑えることができない情緒的に不安定な犬達が、
問題犬とか咬み犬と言われるようになるのです。


そういう問題犬達の中で、さほど深刻な咬みつきを示して
いない犬を温厚な成犬の寄せ集めの群れの中に放り込み、
群れの犬達により問題犬に上下関係を教え込まそうとする
のが、アメリカの有名なトレーナー達のとっているリハビリ
訓練方法の1つなのです。


うちのような他所からの犬の出入りを禁じた同族の群れの
性質は、野生の狼の群れに最も近く、その次に近いのは、
自然繁殖によりできた家族関係と成犬の寄せ集めとが
混在している野犬の群れでしょう。


共に人間が介在してない犬のみの群れです。うちの場合、
生まれてから育て上げるのも基礎的な躾けをするのも
私だけ、他の人間は関与していません。
両親や妹たちや甥姪や友人達が訪ねてきて接することは
あっても、犬達にとっては群れの一員ではありませんので、
人間の介在が最小限に抑えられています。だからこそ、
半野生育ちな為、成犬での譲渡をする時には、最低でも
1ヶ月の馴致や訓練の期間が必要なのです。


こういう群れの場合、託児(犬)所やブースで仕切った
訓練所などと異なり、犬達は非常に上下関係に敏感に
なり
、激しい闘争もするようになりますし、1頭が起こした
行動(来訪者に吠えるとかケンカに参入する等)が他の
メンバーに連鎖する速度も速く
(群れとして行動するので
当然ですが)、下位の者に服従を求める行動は、素早く
容赦なく、でも限度をわきまえたものになります



もちろん野生の狼の群れのように、本当の野生状態で
生活していて、他の狼の群れの襲撃やハンターや猟犬の
襲撃を受けるわけではないので、ケンカや上位犬からの
叱責も、同じ群れの中でのことなので、野生の群れ同士の
戦いにおけるよりもずっと程度は軽いのです。


託児所やドッグランでは大人しくて争いを嫌うような性質の
コリー達であっても、自分のホームだと認識している場所に
おいて自分の地位を確保するためには必死に闘争します。
それゆえ、犬の本性が一番よく分かるのが、うちのような
半野生の群れなのです



うちの群れの半野生化したコリー達で、公共の場で他所の
犬と問題を起こした犬は1頭もいませんし、散歩中に他所の
犬や人に吠えつく犬も居ません。
私や私の犬たちが出先で吠えられる犬達はニューファン
からチワワまで色々いますが、一般の家庭で育てられ、
可愛がられはしてもしっかりと飼主を上位の者として
認めていない犬達であり、犬が飼主よりも上位になって
います。


そういう飼犬をうちの群れに放り込むとどうなるのでしょう。
かつて1頭だけ、うちの近所に住んでいたゴールデンを
うちの群れに放り込んだことがありますが、非常に大人しく
小さくなっていました。
未去勢のオスでしたが、当時、うちには種牡はおらず、
そのゴールデンは温厚なタチの子だったので、外出先で
私に吠えつく犬とは異なります。


もしも散歩先で出会う吠えつく飼犬達をうちの群れに
放り込めば、おそらく小さくなって震えているでしょうし、
慣れてきて、若い犬達と遊ぶようになったとしても、
ターシャが近付こうとするだけで逃げるか、先にひっくり
返って後肢を浮かせ、子犬のようなへそ天状態の仰向け
ではなく、いざとなったら逃げることも可能な中途半端な
仰向け姿勢で、敵意や戦意がないことをターシャに示す
のではないかと思います。


たとえどんなに歯を剥いて散歩中に出あう人間に吠える
犬であっても人間に可愛がられてきた家庭犬である以上、
幼時より単独の野良犬暮らしの犬や闘犬崩れの犬とは
違い、放り込まれたアウェイの群れの中で自分の地位を
守るために必死の抵抗はしないだろうと思います

アウェイの状態で、血を見るのを覚悟で戦うほど、飼犬達は、
愚かでもなく、野生的でもないと思います。
我が身の安全を一番に考えるのが、社会的な動物である
犬として自然なのです。


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「迷子のコリー」「迷子 コリー」「迷い犬 コリー」
これらの言葉を書き続けることで、上位にヒットする
ことを願って。

エアウーマン犬舎 http://airwoman.if.tv/
迷子のコリーの詳細情報

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