ラフコリー専門ブリーダーAIRWOMAN COLLIEShttp://airwoman.if.tv/2009年の9月生の子犬の仮予約を受付け中http://airwoman.if.tv/puppies.html=========================
もし、あなたが誰かに御自分の愛犬について相談を
した時、その人が、「あなたの犬は、前世は・・・なのだと
言っています」と言ってきたら、即、退いて、その人とは
距離を置いて下さい。
たとえ、その人が、TV番組に出ていたり、愛犬雑誌で
取材されたりしている有名なアニマル・コミュニケーターや
その生徒であっても、信用するに値しませんません。
そもそもアニマル・コミュニケーション自体が胡散臭いもの
なのです。まともで、理性的な判断のできるトレーナーや
訓練士やブリーダーは、そんなものは信じません。
動物行動学や動物心理学の知識と豊かな経験と観察で、
犬の心が読めるから、胡散臭い超能力者もどきに頼る
必要はないのです。
人間を除く哺乳類の中で最も知能が高く、情緒も豊かな
霊長類のチンパンジーやボノボであっても、“前世”という
概念は持ちませんし、輪廻転生という抽象的なことを
理解する知能は持ち合わせていません。
先日、私がブログで書いた京都大学霊長類研究所の
天才チンパンジーのアイとアユムでさえもです。ただ人間
のみが、そういった抽象的イメージを脳の中に思い描き、
怖れおののく能力を持っているのです。
犬も猫も「3年前の怪我の治療の時は痛かった」とか
「来月、飼主は、自分に楽しいことを経験させてくれる
だろう」などとは思いません。つまり、動物には過去の
概念や未来の概念はありません。今現在の我が身の
「安全」と「快感」を追い求めるように人間以外の動物は
できています。動物には「現在」しか無いのです。
だからこそ無垢で可愛い存在なのです
◆◆◆(注)
動物にとって「安全」と言うのは、動物自身の健康な
身体の維持や遺伝子の保存を意味するものです。
動物にとっての「快感」の中には、犬猫であるならば、
飼主から食事をもらうことも褒めてもらうことも気持ちの
良いマットに眠ることも含まれます。◆◆◆犬や猫は過去を後悔することはなく、未来を憂うことも
ありません。過去の出来事について、人を責めることも
ありません。
喜怒哀楽や愛情といった豊かな情緒や飼主の要求を
察する敏感さや頭の良さは持っていても、善悪の判断を
することや道徳的、哲学的(どう生きるべきかという風な)
思考や思想を持つことはありません。
そんな犬や猫が、自分の前世について、また過去の
出来事について、未来の不安について、今現在の
思考や思想について、自称超能力者を通じて、あなたに
語りかけてくることなど有りはしないのです。超能力、心霊、テレパシーを掲げたスピリチュアル・
ビジネスが、犬のヒーリング、栄養健康管理、訓練、
レスキューその他の分野に増殖してきています。
その経営手法は、カルト(新興宗教)の勧誘方法や
霊感商法やマルチ商法やセミナー式啓蒙活動商法と
同様で、人を洗脳し、一つの凝り固まった思想に染め、
多大な出費を求めてきます。
スピリチュアル・ビジネスに偶然、接してしまったのなら、
そして、その場面が、部外者の立ち入らない孤島や
山や高原、または密室であり、その舞台装置に炎や
夜の闇や宗教的な音楽や濃い紫や赤といった色が
使われていたら特に御用心願います。
それらは、新興宗教の勧誘方法や霊感商法を踏襲して
いるのです。
念を注入した宝石だの犬具だのといって屑に
等しい物品を高額で売っていれば、間違いなくスピリチュアル
商法です。
スピリチュアル商法の伝道師たちは、人を騙そうとは
思っていません。悪気はないのですが、ありもしない
事を信じさせようとする点や
法外な対価を求める(私に
言わせれば、虚偽の事実の洗脳なので、対価はゼロ円)
点から論じれば
“無意識的詐欺”あるいは
“悪意の無い
詐欺”になります。
真実とは思わずに、その人が語ることを童話や占いや
ファンタジー小説なのだと割り切って、「お話してくれて
ありがとう」のつもりでお高い金額を払うのならお好きに
なさって下さい。但し、「あなたの愛犬は前世でウサギ
だったと言っています」などと言う言葉を本気で信じない
ようになさって下さい。
もし、既に、そういったスピリチュアルなヒーリングに
心酔しきっているならば、きっとあなたは、この先何度も
御自身では気付かぬうちに、霊感商法や訪問販売や
新興宗教の
カモになります。なり続けます。
たまたま友人の母親がその先駆者として業界トップに
登り詰めた人だったので、若い頃、その世界に身を置き、
経営者のサイドからも勧誘システムを見てきた私からの
提言です。
自分の心から
恐れや不安や罪悪感を取り除こうとして
スピリチュアル・ヒーリングやスピリチュアル・トレーニングの
世界に逃げ込まないで下さい。人間側の勝手な思い込みの
抽象世界の概念を犬の世界にまで持ち込まないで下さい。
亡くなった愛犬や共に暮らしている愛犬に対して、もし
あなたが何らかの罪の意識を持っているのでしたら、
その罪から逃げないで下さい。あなたが亡くなるまで、
その後悔は持って行くべきなのです。私は何頭もの
成犬や子犬たちを自分の無能や不注意や運の悪さから
死なせていますが、その罪は墓場まで持ってゆきます。
また、御愛犬を深く理解して、良い関係を築きたいと
お思いならば、
布教する側にだけ好都合なスピリチュアル
ヒーリングやスピリチュアル・トレーニングに走る前に、
生物として、人間と犬の違いを理解することに努めて下さい。超能力者というものは、数十億人の全人類の中のごくごく
一部に居る
かもしれないというレベルのものであり、
数か月
集中講義を受けたくらいで、他人様に伝道してその対価を
得られるほどの特殊な超能力を持てたりはしません。テレパシーと言うのは、本当に長い長い時間を共有し、
互いの反応のパターンを認識し合ったものの間では
以心伝心の形で存在し、一卵性双生児の男の子達を
何年もマンツーマンで教えてきた私には、そのことが
具体的に分かります。
ですが、それは、好きな物や嫌いな物、したい事や
したくない事が、遠く離れた場所に居ても、ぴたりと
一致するという程度のものです。
たとえ一卵性双生児であっても、双子の弟に向けて兄が、
「塾が終わったら図書館へ行って、○○という作者が
書いた□□年発行の表紙が青い本を借りてきて、帰宅
したら、その本をお母さんに渡しておいてよ」等と
複合的な内容をテレパシーで伝えたりはできません。
動物と話せるのだとかたる(騙る)人間たちが、犬からの
メッセージだとして語っているのは、
こういった複合的な
内容なのです。
そんなテレパシーが、ろくに共有する時間もない第三者的
立場の人間と初対面であるあなたの愛犬との間で起こり
得るはずはありません。同じ遺伝子を持ち、誕生からずっと
時間を共有している一卵性双生児の間ですら起こらないの
ですから。
脳の働きが不完全な朦朧状態の時に誰の脳にも唐突に
ある言葉が浮かぶことがありますし、閉じた瞼の内側に
残像のような物が浮かぶこともあり、脳の働きとしては
不思議なことではありませんが、それに対して自分流の
勝手な解釈で特別の意味を持たせ犬からのメッセージだと
言っているに過ぎません。そういった身体の現象を故意に起こそうとして、気持ちを
集中させていれば、超能力とはなんの関係がなくても、
消耗だけはするのです。その接見後の消耗が、さも超能力者であると、見ている人を
錯覚させますが、正しくは、この消耗は、ただの精神疲労、
無駄な疲労なのですから徒労だとも言えます。超能力と
勘違いして崇めたり畏れたりする必要などないのです。どうか思い込みタイプの伝道師たちを潤わせる為に貴重な
お金を使わないで下さい。そんなお金があったら、あなたの
愛犬の老後の為に取っておいてあげて下さい。
くどいですが繰り返します。
犬には前世の概念もなければ、
未来の自分の姿を想像する能力もありません。
人間のように「善悪」の道徳的な価値基準を持って、犬が
人間に語りかけてくることはありませんし、複合的な内容を
テレパシーで伝えることもありません。生命体の安全と種の保存、それを一番に願い、本能と
人から受ける教えとの狭間で葛藤しながら、時間をかけて
少しずつ少しずつ人間に愛情と信頼を寄せてくるのが、
自然な動物の姿です。
どうかスピリチュアルを持ち出す人々に御自分の犬の能力や
性質、そして御自分の飼育&訓練の能力を査定させることが
ないようにして下さい。彼等は決して自分の非を認めません。
間違っているのは全て、あなたサイドだと言い、あなたの
不安や
恐れや
罪悪感を煽り、「愛犬をなんとかしてやらねば」
という、あなたの愛犬家としての
使命観を鼓舞します。
そうして、その使命観は、友人たちにも及び、あなたは
知らぬ間に布教活動の役割を担わされ、スピリチュアル
ビジネスを広めてしまい、友人をもカモにしてしまうのです。
スピリチュアル・ビジネスは一種の熱病、恋愛もどきの
ようなものであって、信じるに足りません。もう後戻りが
できないほどに、その世界に浸かってしまっている人に
言っておきたいのです。
かつてオウム真理教の教義や
信者の姿に呆れ嗤った人は多いと思いますが、実は、
今のあなたの姿も彼等となんら変わりがないのだという
ことに気づいて下さい。↓の5月24日のブログの記事「超能力者?」を御参考に
なさって下さい。TV番組で放映された白人の「動物と
話ができる人」について詳しく書いています。
http://awc.blog55.fc2.com/blog-date-200905.html余談ですが、癌が全身に転移して亡くなった、ある高名な
物理学者が、御自分の症状の変化を克明に記録していたの
ですが、
癌の腫瘍が脳に転移した時、異常な行動をとり
始めたのを御家族が確認し、御自身は、いつも同じ珍奇な
図形の妄想が頭に浮かぶことを記しています。
でも、その人は徹底した科学者で知性的な人ですから、
「神の啓示だ」などとは言っていません。超能力者の存在はあり得るかもと私は思っていますが、
あっちにもこっちにも存在したりはしないとも思います。
そのほとんどは、癌で亡くなった科学者のように
脳に何か
異物ができていたり、
損傷していたりするが為に、突然、
脳にあるイメージや言葉が浮かぶという症例なのだろうと
思います。
それに何らかの意味づけをし、「天啓だ!」と思い込んで
しまった人間が居たとして、それを周辺の人間たちが
信じ込む度合により、ある時はシャーマンとして崇められ、
また、ある時は、自称教祖様のへんてこオバサンとして
警察に逮捕されたりしているのだと思います。
こんな書籍も出版されていますので、私も買って読んで
みようかと思っています。色々なサイトやブログでも
紹介されている話題の図書のようです。
新潮社 櫻井義秀 著 「霊と金」http://www.shinchosha.co.jp/book/610315/スピリチュアルは占いに似ています。ただ、大きく違う点は、
一過性の「当るも八卦、当たらぬも八卦」では済まず、
人生と犬生の多くを無為に過ごし、
見当違いの方向へ
導かれてしまう点なのです。そして、その
常軌を逸した
閉鎖的な世界から抜け出せなくなってしまうのです。
まるで粘り付く蜘蛛の糸に絡めとられ、黒い毛が密生した
何本もの足で抑え込まれ動けなくなるようなものなのです。
「朱に染まれば赤くなる」
ちょっと占いでも・・・というような精神的に無防備な状態で
気易くスピリチュアル・ビジネスに接してはいけません。
そして、間違ってもアニマル・ヒーラーだとかアニマル・
コミュニケーターの資格を取ろうなどと思ってはいけません。
そういう
資格取得希望者こそが、どのスピリチュアル・
ビジネスにとっても、最もありがたいカモなのです。
動物関係では、人間相手のスピリチュアル・ビジネスの
ように被害者弁護団は組織されていないみたいですが、
時間の問題です。
のめり込み、
内輪でしか意味を持たない資格を取ろうとして、
数十万、数百万円とつぎ込む人たちがたくさん出るように
なれば、やがて、被害者弁護団も組織されてくるでしょう。
だからと言って、あなたの大切なお金や時間や失っては
いけないはずの友人達が戻ってくるわけではないのです。
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