コリー達に囲まれて

ブリーダーとして、コリー達と共に過ごす日々の記録です。画像や動画や記事の無断使用を禁じます。


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Category: 飼育   Tags: ---

二世医者のからくり

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2009年の9月生の子犬の仮予約を受付け中
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(注)7月11日に後半を加筆しました。


夕方に訪問介護の仕事を一件こなして帰宅してみれば、
郵便受けにJKCの会報のガゼットと一緒に大学からの
“寄付金のお願い”の封書が届いていた。毎年のこと
ながら、貧乏して汗水たらして働いている身には、この
封書はむかっ腹が立つのである。


自分に大学受験を控えた高校生や浪人の息子や娘でも
いるのならば、受験の際になんらかの斟酌をしてもらえる
かもしれないと思って、なけなしの“御寄附”をするかも
しれないが、子供もいないければ、卒業して以来、一度も
大学を訪ねていないのに、なんで寄付などしなければ
ならないの?という感じである。私大と国公立大とが大きく
違うのは、こういう点かもしれない。


文系の学部は、まだそれほど親の経済力が大きく響く
ことはないが、理系、特に医学部や歯学部や獣医学部
などになると、私大にはちょっとした子弟優遇措置があり、
親の経済力が決定的な意味を持つ場合がある。
私は、大学を卒業し、社会人になってから何年もたって
医者や獣医師の子供が楽に親の後を継げる理由、楽に
二世医者になれるからくりを知った。


高校時代、私よりも数段、成績が悪くて、赤点も珍しく
なかった男子が、親の後を継いで歯科医師になったので、
浪人して頑張ったんだねと言ったら、へらへら笑いながら、
「親と同じ私立の大学だから誰でも入れるよ」と謙遜した。


その時は、親と同じ私立大学だと有利だという理由が、
よく分からなかった。ところが、数年後、高校時代の
女友達の弟が、やはり父親と同じ私大の医学部へ入り
内科医になっていると聞いた。
「弟さん、優秀なんだね~」と彼女に言うと、「親と同じ
私立大学だからね、特別な夏季ゼミナールを受ければ、
なんとかなるのよ」と言ったので、理由が分かった。


つまり、高校2年生や3年生の時より長期休暇の時期に
なると、特別講習の御案内が、今日、私が受け取った
“御寄附のお願い”のような形で、大学の卒業生の元に
届き、子供を自分と同じ大学に入れたいと思っている
親たちは、高額な講習料を大学に払い、都内のホテルを
予約し、卒業生の子弟限定の特別講習に何日もあるいは
何週間も子供を参加させるのである。


当然、その特別講習会で出される課題や授業の内容は
受講した生徒達が受けるであろう入試問題と似たような
傾向の問題になっているはずなのである。


だからこそ、私の知り合いの歯科医師も友人の弟も親と
同じ私大の同じ学部を受験し、歯科医師や医者になりは
したものの「親と同じ大学だからね・・・」と謙遜することに
なるのである。入試問題漏洩とか裏口入学ではないのだ
けれども、それに類似したことが合法的に行われているの
である。


政治家も芸能人も世襲制が問題になっているけれども、
医者や歯科医や獣医師の場合も、親と同じ私立大学を
卒業している人の場合は、卒業生の子弟限定の特別な
講習を受け、一般学生よりは圧倒的に有利な状態で
大学に入学している可能性がある。


だから、国公立大学の医学部を卒業している先生方や
親とは異なる私大の医学部や獣医学部を卒業している
先生方は、正真正銘、知能が高く、勤勉で忍耐強いと
思ってよいと思う。


自分の子供さんに医学部や獣医学部の優秀な学生の
家庭教師をつけようと思っている、または、自分の娘の
配偶者に医者や歯科医や獣医師を見付けてやりたいと
思っている親御さんや、自分自身でそういう職種の人と
結婚したいと思っている女性は、そのあたりの事も考慮に
入れておいた方が賢明だと思う。


最近、異様なくらい幼時期からの天才教育が盛んだが、
そういう教育を受けた人達が大人になってどうなったのか、
果たして各分野で大きな成功を修めたのか、それとも
精神を病んだのか、家族関係に不幸をもたらしたのか、
ほとんど報道されてはいない。


強烈なキャラでメディアで引っ張りだこの久保田競氏の
奥様のカヨ子さんの教育方針は、非常に素晴らしいが、
あの夫婦は二人揃って生まれつきの知能が高く、また
集中力も勤勉さも持ち合わせた夫婦であり、その夫婦の
間に生まれた息子さん達も高い知能や忍耐強い性質を
“遺伝”としても“環境要因”としても両親から受け継いで
いるのだということを忘れてはいけない。


私は久保田競氏の著書は20年以上も前から愛読して
いて、かなりの冊数を持っているが、非常に面白くて
読みやすい。その競氏が所長を務めていた京都大学
霊長類研究所には、人間の言葉を理解し、自販機で
自分の好きなジュースを買うことのできるチンパンジー、
アイとアユム親子の詳細な記録が残っている。
先日は、そのアーカイブを再度、放送していた。


たしかにアイアユム親子は天才教育を受けたが、番組で
解説していた教授の言葉によると、チンパンジーの中の
水準としては、この親子の知能は普通ではないかという
ことだった。


ただ、非常に忍耐強く学習ゲームを繰り返すことできる
“性質”だったので、こういう知的に高度なことができる
ようになったのではないかと思うと、遺伝的な知能よりも
“遺伝的な性質”の大切さを述べていた。


だから、ただテクニックとして天才教育を取り入れること
よりも、忍耐強く、勤勉な性質の子になれるように育てる
方が良いのである。そして、子弟優遇措置のような楽して
得する生き方を親が子供に教えるべきじゃないと思う。


決して子供を叱ったり叩いたりせず、ひたすら自分の姿を
見せることで子供を教える習性のあるチンパンジーは、
忍耐強い母の性質を受け継ぎ、その勤勉さを見た子供
チンパンジーだけが天才として育っている。


久保田カヨ子式やその他の天才教育を模倣したとしても、
肝心の親譲りの忍耐力や勤勉さをもちあわせてなければ
ただの教育ゲームで終わってしまうだろう。


親の天才教育ゲームで育ったり、まるで裏口入学もどきの
卒業生子弟優遇措置で楽に入試に合格したセレブ系の
二世医者たちが、人並み外れた忍耐力や勤勉さを持って
いるかどうか疑わしい。


学習能力に秀でた子供に育てる為に、本当に求められる
ものは、右脳教育だとか、天才教育だとかいう以前に、
天才チンパンジー親子が持っていた、諦めず何度も何度も
問題に挑んでゆく勤勉さという性向なのだと思う。
それは、親自身がズルをしない生き方をし、その生き方を
“見せる”ことで、子供に受け継がれてゆくのだと思う。


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「迷子のコリー」「迷子 コリー」「迷い犬 コリー」
これらの言葉を書き続けることで、上位にヒットする
ことを願って。

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