コリー達に囲まれて

ブリーダーとして、コリー達と共に過ごす日々の記録です。画像や動画や記事の無断使用を禁じます。


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Category: 飼育   Tags: ---

職安の老婆

ラフコリー専門ブリーダー
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2009年の6月生の子犬の仮予約を受付け中
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たしか村上龍の最新のエッセイだったと思うのですが、
「無趣味の薦め」というタイトルに興味を持って、本屋で
立ち読みをしました。
冒頭の部分を読んだくらいなので、正確なところはよく
分かりませんが、仕事を極めてゆく事が苦労はしても、
もっとも大きな達成感がある面白い趣味なので、仕事の
他には無趣味である方がよい・・・と言う風な内容だった
ように思います。


私は、何度かDIARYやブログで書いたと思いますが、
趣味は何かと言われれば、結局、どんなことであれ、
お金を稼げるようになるまで頑張ることが、私の趣味
なのです。たとえ、時給が100円に満たなくても、
自分の仕事に対して誰かが対価を払ってくれるように
なるまでつきつめてゆくのが趣味なのです。だから、
村上龍氏の言うところの無趣味と言えなくもないのです。


中学入学と同時に習い始めた華道は大学生になって
師範免状を取りましたが、職業としては他に興味が
移ってしまい、一円も稼げずに終わったので、自分的
にはちょっとな~と言う感じです。親には無駄なお金を
使わせました。


大学生の2年生の頃から大手出版社でアルバイトと
いうか一応セミプロ扱いで、インテリアのスタイリストの
助手として働きました。
夜間の学生ではなかったので昼間は九段(地名です)の
出版社と渋谷の大学との往復でかなりきつかったですが、
高校の時から憧れていた仕事につけて楽しかったのも
事実です。
この手の仕事にはコネが無いとつけないので、日頃から
そういう仕事がしたいと言って回ることが非常に大切だと
知りました。ラッキーでした。


でも、運よく就けた仕事ですが、この仕事は3年ほどで
止めました。理由は、オフィスを持ち独立開業できる人は
ほんのわずかで、ほとんどは使い捨てられてゆくなと
感じたのもひとつですが、降ってわいた結婚話に興味が
移ったからのような気もします。


結婚前に一旦実家に戻り、その間には和裁を習い始め
浴衣とウールの着物を縫ったことがありますが、これは
職業的に続けるのは自分には無理なこととあっさり放棄
しました。時間もかかることなので、あまり深入りせずに
済んでよかったかもしれません。


その後も仕事を持つ事にはこだわり、あれこれやって
みたのですが、結局、離婚後に始めた学習塾と犬の
繁殖だけが残っています。
短期アルバイトも入れれば、訪問販売とか事務職とか
レジ打ちとかお手伝いさんのようなこともやりました。
変わったところでは、友人の弟に頼まれ、漫画原稿の
背景の黒い部分にドットのあるシートのようなものを
形どうりにカットして貼るという仕事もしました。父親
建設業の手伝いで建材運びや加工の手伝いをした
こともありました。


そして、あさってにはヘルパー2級としての契約を結ぶ
ことになりました。資格を取るのにお金もかかったし、
妹が務めている会社に薦めてもらったので、責任を
持って仕事をしなければとは思うのですが、長く続ける
ことができるかどうか分かりません。


なんとなく気が重いのです。ヘルパー資格を取るための
講義や実習は楽しかったのですが、なぜだか仕事として
始めねばならないとなると、なんとなく気が重いのです。
理由は自分でもよく分かりません。レジの時と同じように
制服を着なければならない仕事だからなのか・・・
時給はレジの2倍から場合によっては2.5倍にまでなり、
繁殖の仕事よりもずっと稼げるはずなのですが、この気の
重さは何なのか・・・


気の重さから逃げたいためもあって、文章書きに没頭し、
昨日、65ページの短編小説を書きあげ、今日、綴じて
郵送します。


2週間後には久々の出産ですから、そろそろ準備もして
おかねばなりません。ジャスミンのお腹の子犬は順調に
育っているようです。出産前後はヘルパーの仕事も文章
の方もお休みしますが、子犬を取り上げた後は、7月が
締め切りのエッセイと、9月が締め切りの短編小説と
同じく9月が締め切りの童話の原稿を仕上げます。
全てだいたいのプロットはできていますし、既に何枚か
書いています。


ヘルパーは資格を取りましたが、職業として定着するか
どうかは自分の気持ちと経済状況次第。でも、文章の
方は、犬の繁殖と同じで、仮にプロになれたとしても、
限られたほんのわずかの人しか副業無しでは生活して
ゆけない貧乏職なのです。ただ、好きな仕事なのです。


犬の方は、収入がなければ飼育費は出てゆく一方で
赤字は累積ですが、文章の方は、1年に数回、わずかの
原稿料が入るくらいだとしても大きな出費はないのです。


ただ、勉強用に読む為の本は月に何十冊も何百冊も
必要です。文庫本なら500円くらいなので、100冊でも
5万円ですが、そんなに読む時間はないので、ひと月に
30冊だとしても15000円で済むので犬の繁殖業に
比べれば、経費は安いものです。職業を身につける
為の学習費としても安いものです。


それなのに、昨今は、読まずに書きたい、他人の本は
全く読まずにただ小説を書きたがる人間が多く、それを
カラオケ作家志望というのだそうです。
特に団塊の世代の男性が、自分と同じ年代の男性が
都合よく若い美人と出会い、相手から望まれて恋愛に
なるという、あり得ない夢物語のような安直な話を書き、
しかも文章力が全く無い、読むに堪えないという作品が
非常に多いのだそうです。


文章、しかもつじつま合わせをかちっとしなければならない
小説を書くのは非常に頭を使うことで、ブログの文章を書く
よりもずっと大変なので、ボケ予防にはよいと思いますが、
書きたい分野の小説で、名作と言われる作品を何十冊も
読み込み、それなりの手法を学んでからでないと応募作の
下読みをする編集者に気の毒というものでしょう。


恋愛や夫婦をテーマにし、「私は」と書き出す私小説は、
実話だと誤解を招くことが多いので、私は親が健在な
うちは書こうとは思わないのですが、世の中にはそういう
小説を書きたい人が圧倒的に多いのだと思います。


有名な文学賞を取って作家になるということは、宝くじに
当たるよりも難しいことなので、小さな懸賞に応募しながら
年間、どのくらいの賞品をゲットできるかということを目標に
頑張ってみようかなと思っています。


でも、最終的に原稿用紙1枚が1000円でもいいので、
文章でお金を稼げるようになりたいと思っています。
趣味ではなく、仕事のレベルにまで持ってゆく、それが
私の究極の趣味ですから。


そして寝たきりになるまで働き続けるのが目標です。
定年のない仕事は、文章を書く仕事くらいなものです。
90歳になってもできる仕事、それが物書きなのです。
ヘルパーの最高齢は70歳くらいなものです。繁殖は
それすら難しいでしょう。


先日見たニュースですが、東京でハローワークに通う
80歳の女性を紹介していました。パソコンが使えないと
雇ってもらえないからとパソコン教室にも通っているのだ
そうです。なんと80歳です。


感銘を受けました。たしかに独り暮らしの老婆が職安に
通うというのは悲劇的な状況です。国の年金政策の
お粗末さゆえですが、その老夫人の気力はすごいと
思いました。80歳で職安に通う勇気を思えば、50歳を
過ぎたくらいならば、いくらでも頑張れると思います。
本当に、あの職安の老婦人に感謝したいと思います。
そして、あの人が仕事に就けるよう、ひそかに祈りたいと
思います。


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「迷子のコリー」「迷子 コリー」「迷い犬 コリー」
これらの言葉を書き続けることで、上位にヒットする
ことを願って。

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