コリー達に囲まれて

ブリーダーとして、コリー達と共に過ごす日々の記録です。画像や動画や記事の無断使用を禁じます。


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Category: 飼育   Tags: ---

認知症の老婆

ラフコリー専門ブリーダー
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2009年の初夏生の子犬の仮予約を受け付け中
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4日間の介護施設での研修の1日を昨日終えましたが、
たぶん他の人だったら大変だったというのだろうと思い
ますが、私にはけっこう面白かったです。
デイサービスの実習だったので、通いのお年寄りたちと
ゲームとか会話とか体操などをして過ごすくらいかなと
思っていました。


でも、研修希望を出した日が、たまたまお年寄り達と
介護スタッフの大半が、お花見イベントで遠出する日
だったので、少ないスタッフの方のお手伝いをすることに
なり、人手不足の為、普通は研修生にはやらせないで
あろう身体不自由のお年寄りの入浴介助を手伝わせて
頂くことになりました。


実は、研修生がもう一人、居たのですが、偶然、私が
スタッフから指名されてしまったので、90歳近い身体に
障害のあるお年寄りの車椅子での移動や身体の洗浄や
着替えといった貴重な体験をさせてもらう事ができました。


また、運よく、お花見に行かないお年寄りの中に怒りの
感情が爆発するタイプの認知症のお年寄りが居て、
他のお年寄りに迷惑をかけたり、スタッフを困らせている
様子をつぶさに見学でき、その怒り狂っているお年寄りと
しっかりお話もできたので、これも貴重な体験でした。


自力排泄のできない身体障害のお年寄りと怒りの感情を
爆発させるタイプのお年寄りの対応という2点が、私に
とっての不安材料だったので、研修初日にそれが経験
できたので、伝染病感染以外の怖いものがなくなり
ほっとしました。


抜けるように色の白い美しい肌の御老人も病気の為に
皮膚が黄色や紫になってしまうこと、腕も脚も健康な
普通体型の人間の腕や脚の3分の1ほどの細さに
なってしまうこと、車椅子でまっすぐに座っていられず、
ずり落ちてくるのを車椅子の背中側から引き上げる時に
授業で習った様な方法だと骨粗鬆症の為に肋骨が
折れる可能性があることなど、実地で教わりました。


思ったとおり、習うよりも慣れろの世界ですが、今まで
他人が怒りを爆発させている様子を間近で見たことが
無い人やお年寄り同士の会話を耳にする経験の乏しい
人には苦痛かもしれません。


研修を終えてロッカールームでレポートを書いている時、
仕事を終えてやってきたスタッフお二人の経験談を
伺いましたが、柔和な笑顔でお年寄りに接している
スタッフや驚くほど上手に認知症のお年寄りをなだめる
スタッフも、本音の部分では、かなりの精神的ストレスを
抱えているということも分かりました。


対象が自分より弱い立場の人間だから、自分自身の怒り、
イライラ、悲しみといった負の感情を抑え込まねばならない
ことや、「死にたい」と顔を会わせる度に口にする悲観的な
お年寄りとお付き合いすることで、感情的に滅入ってしまう
ことなどが原因だろうと思いました。実際に介護スタッフに
うつ病は多いそうです。


たぶん、慈愛の気持ちだけでやっていると辛いのだろうと
思います。私のようにある程度、生き物の死に慣れていて
死をすぐ隣りにあることとして捉えた上で、「不治の病だけど
死に至るまでの時の経過を楽しませてあげれば最良」という
考えになるのは難しいのだと思います。
ヘルパー資格取得の際に、そういう風に習うから、頭では
分かっているでしょうが、感情的には納得できないだろうと
思います。


他人の負の感情、特に怒りや嘆きをぶつけられることは
最大のストレスになります。
私の場合、父親が非常に感情的で、ひとたび癇癪を起すと、
暴力こそふるいませんでしたが、怒りの感情が半日も持続
する人なので、大変でした。


幼い頃に病気をしたり、早生まれだったりして、なかなか
学校には馴染めませんでしたが、家に引きこもると、父が
癇癪を起して母に当たるので、学校へ避難するしかない
状態だったのです。
「厭なこと」と「もっと厭なこと」の二者択一しかなく、「厭で
ないこと」は私には許されなかったのです。要するに、犬の
訓練方法の一種と同じようなものだったのです。


父は、他人に対しては、口は悪くても親切で楽しい人間
ですが、家族に対しては怒りの感情を抑えることは皆無で、
言葉で怒りの感情をぶちまけてきた人です。父の兄嫁や
母の弟妹といった非常に近い親族ですら、父が、母や私に
対して、八当たりとも言えることで口汚く罵っている現場に
居合わせた時には、驚いてしまって何も口をはさめなかった
くらいです。


そういう激情型人間に対応するには、その場を逃げ出す
のが一番得策ですが、家族にはそれができません。
そうなると対応する方法は2つしかありません。
母や妹のように自分に非が無くても、ひたすら聞き流して
逆らわない方法か、私のように、ある限界まで我慢した後、
圧倒的な迫力で相手の非を責め一気にやり込めてしまう
方法です。


私は、テーブルをどんどん叩き、喚き散らして怒りの感情を
ぶちまけ、興奮状態の老婆を見ても、驚きもしなければ、
ストレスを感じることもありませんでした。
「なんだ、うちの父親の方がくどいし、怒り方が激しいわ」と
思いました。


認知症の人に罵倒されたって腹は立ちません。頭が
壊れてきているのです。病気なんですから。
正気の人間に何時間も連続して罵られるストレスに比べ
なんと楽なことか。若い頃は、激怒型の父親を持った事を
恨みましたが、お陰様で、今後は、他の人達に比べれば、
気分的に楽に認知症の人の介護ができそうです。


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