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コリー達に囲まれて

ブリーダーとして、コリー達と共に過ごす日々の記録です。画像や動画や記事の無断使用を禁じます。


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Category: 飼育   Tags: ---

姉の春ちゃんに続き神楽も逝きました

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父の葬儀の後の手続きその他で忙しくしていて、ブログで御報告できて
いませんでしたが、6月18日にドッグダンスやフライボールに頑張っていて
10歳越してからも走ることができた驚異的な身体能力があった春ちゃんが
6月18日に13歳で亡くなりました。母の福の初産で生まれた子で、父は
レックス、福によく似た賢くてしっかり者の当犬舎自慢の娘でした。
御冥福をお祈りします。

神楽が9月12日頃から大好きなオヤツまで食べなくなり、神楽の
居た場所の新聞紙に薄茶色のしみがついていたので、おかしいと思い、
9月15日に母をデイサービスに送り出してから神楽を動物病院に連れて
行ったのですが、エコーで見ると子宮いっぱいに膿が溜まっていました。
子宮蓄膿症でした。

神楽は左耳と足の指間の治療で毎週、通っていて、たしか半年くらい前の
検査では何ともなかったと思うので、最近になって一気に膿が溜まって
しまったようです。躊躇する暇はなく、放置すれば死亡するのは分かって
いたので、即、入院手術となりました。
2~3日の入院になるかと思っていたら翌日の16日に動物病院から連絡が
入って、連れに来てくれとのことでした。

先生の説明によると2回の帝王切開のあとの癒着がひどくて、子宮と卵巣を
取り出すのに非常に苦労したそうです。帝王切開をすると必ず癒着は起きる
らしいのですが、神楽は特にひどかったようです。
退院時の体温が38度で、このまま投薬を続けて、26日に抜糸に来ればよいと
言われたのですが、16日の夜も次の病院の定休日の17日も何も口にしようと
しないので、18日の午前中に動物病院に連れてゆくと体温が40度を越して
いました。

抗生剤を注射してもらい帰宅、でも食べないのは相変わらずで時々悲鳴をあげ、
寝てばかりいるので、19日の土曜日、20日の日曜日と注射と点滴に動物病院に
通いましたが、20日に帰宅し、抱いてサークルに運んで神楽を寝かせておき、
車を玄関から駐車場に移し、神楽を運び出すために動かしていたケージ2つを
元の位置に戻してから神楽のところへ行くと、もう息をしていませんでした。
人工呼吸で心臓マッサージを試みましたが、息を吹き返しませんでした。

20日の朝の時点でいつ死んでもおかしくないような気がしたので、病院について
すぐ車の中で撮影をしておきましたが、それが生きている最後の画像になりました。

死因はジョイやうちの父もかかった敗血症です。ジョイは子宮蓄膿の手術中に
敗血症ショックを起こしましたが、運よく助かり1年3ヵ月後に13歳で亡くなりました。
父も最期を看取って下さった院長先生が過去の病院でのデータを見ながら、いつも
「よくこれで助かりましたね」とおっしゃっていましたが、衛生管理の悪い病院に入って
いる時(そこしか入れてもらえなかったので)、さあこれから施設に移ろうかという時に
救急搬送されて総合病院に逆戻り、でも助けてもらいました。

だから神楽もなんとか助かるかもと期待していたのですが、高熱が全く下がらず、
シリンジで黒糖を溶いた白湯や先生に薦められたポカリを飲ませたりしていたの
ですが、神楽の免疫は全身に回ってしまった子宮蓄膿の黴菌に打ち勝つことが
できませんでした。

あと3ヵ月早く、気付いて手術をしてもらっていたら術後の体力もあり、なんとか
助かったかもしれないと思いましたが、3ヵ月前と言えば、父が亡くなり葬儀で
バタバタしていて私は精神的にも時間的にもいっぱいいっぱいの時期だったので、
血膿が出るとか嘔吐するとか何も食べないとか、はっきりした症状がなければ、
気付いてはやれなかったでしょうねぇ。
閉塞性の子宮蓄膿であったのが災難で、可哀そうに悪い時期に子宮蓄膿に
なったのだと思います。いつも私の傍に居た子なので、こたえました。
12歳過ぎているので死んでも早すぎることは無いのですが、痛い手術を
うけたのだから、せめてあと1年、生かしてやりたかったです。私は遺体の
画像をNETに出さないので、↓の画像は生きていた9月15日、16日、
19日、20日のものです。

IMG_9633.jpg

IMG_9653.jpg

神楽200919通院帰途IMG_9692p1000

神楽2009201142通院ラスト到着(生きている最後の画像)IMG_9715p1000


若い頃に友人に撮ってもらった神楽の画像をフェイスブックのアイコンに使っているの
ですが、その画像には面白い話があります。うちの繁殖犬のオーナーさんがお怪我で
入院して、リハビリをする際、担当の看護師さんが、患者さんがリハビリを頑張れる
ようにとの配慮で、NETでコリーの画像を探し回り、集めた沢山の画像の中から
最もコリーらしいと思ったと言って選んで、リハビリのノートの表紙用に印刷したのが
神楽の画像だったのです。患者さんの飼っているコリーと同じ犬舎出身のコリーを
意図して探したわけじゃなく、犬舎名など全く御存じなくて、たまたま選んだのが
神楽の画像だったのです。
表情が分かりづらいトライなのに神楽はいつも微笑んでいるような表情をしていて
オヤツを与える時は本当に嬉しそうな顔をしていました。亡くなる前の8日間は全く
食べれなかったので、棺の中には大好きなオヤツをいっぱい入れておきました。

IMG_9724.jpg

017_20200923170500049.jpg


21日に霊園の人に迎えに来てもらい、骨壺を届けてもらいましたが。翌日の22日に
ほっとする間もなく、母が立てないと言い出し、私や妹たちが何度言っても、電話の
子機をほったらかしているので、私の携帯には何の連絡もなく、私が睡眠導入剤を
持って行った時には寝具から服から全て汚したあとでした。それらを片付け洗濯して
足りない介護グッズを買いに行きましたが、今朝は少し楽になったようで、自分で
杖をついてゆっくり壁伝いに歩くことができていました。

数年前に立てなくなり、やはり寝具を汚した時、すぐにケアマネさんに連絡して
介護ベッドをレンタルし、ポータブルトイレを購入しておいたのが役に立ちました。
母はポータブルトイレを買ったことについて文句たらたらでしたが、買っておいて
正解でしたし、買い替えた車も介護車両にしておいて正解でした。

最近作った作品を載せておきます。

IMG_9511.jpg

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IMG_9728.jpg


●大手ハンドメイドサイトの中の私の作品のページです。
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◆犬のプロ達も読んでいるブログメディア Dog Actuallyに寄稿しているサイエンス・
ライターの尾形聡子さんが書いた2014年1月発行の本です。犬の毛色に関係する
遺伝子座を10シリーズに分け、それぞれについて難解な遺伝について分かりやすく
解説してくれています。マール(ダップル)やハルクインの繁殖をするブリーダーは
是非とも読んでおきたい本ですが、体色を決定する遺伝子が病気と関連する場合も
多々あり、その病気のせいで訓練が上手くゆかない場合もありますので、訓練の
専門家や愛犬家にとっても価値のある本です。
よくわかる 犬の遺伝学: 健全性から毛色まで、知って役立つ遺伝の法則
◆著名な心理学者スタンレー・コレンが書いた本です。多くの愛犬家達が抱く、
犬の精神面と社会生活を送る上で生じた疑問、例えば、犬は嫉妬をするか、
犬は鬱病になるか、犬が人間の傷口を舐めると傷は早く治るのか、なぜ狼爪が
あるのか・・・などの71の疑問に答えてくれています。
犬と人の生物学: 夢・うつ病・音楽・超能力
◆初心者が子犬に教える時におかしやすいミスなども書かれてあり、なかなか
読みごたえのある本だと思います。私は、このシリーズは全て持っていますが、
プロのトレーナーさんにも役に立つ本として販売されています。
ドッグ・トレーナーに必要な「子犬レッスン」テクニック: 子犬の気質を読みながら、犬の語学と社会化を適切に学ばせる (犬の行動シミュレーションガイド) (犬の行動シミュレーション・ガイド)
◆↓の本には画像入りで犬達のボディランゲージがたくさん載っています。なにも
ドッグトレーナーにならなくても、防衛のために役に立つ本だと思います。私は
このシリーズの4冊全て、購入済みです。サブタイトルには、「犬の話す言葉
(ボディ・ランゲージ)が、ひと目でわかるようになる!」と出ていますが、
フリーになった時の犬の動作や行動を見る機会が乏しい人にはお奨めの本です。
ドッグ・トレーナーに必要な「深読み・先読み」テクニック: 犬の行動シミュレーション・ガイド
◆犬の病気に関する本を御紹介しておきます。私は1996年の初版本を持って
いるので、買ってから19年も経っています。表紙は破れ紙も焼けているの
ですが、手放せません。新しい情報がNETでいくらでも手に入る今でも、
これだけは手放せません。それくらい犬の専門家であるブリーダーの私が
頼りにしている本です。
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動物病院でもこの本を置いているところは多いそうです。たぶん、飼主さんに
説明をするのにとても便利だからだと思います。イラストの方が、病巣がどんな
風になっているのか、周辺の臓器との関係はどうなのかというのを説明する際、
エコーやレントゲン写真よりも分かりやすいからだろうと思います。
イラストでみる犬の病気 (KS農学専門書)

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