凪とハナンの命日

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今日はボーダーもどきと言われていた凪と猛獣と言われていて、凪の
再来のようだったハナンちゃんの命日です。
残暑厳しい時期が来ると２頭のことを思い出します。普通のコリーとは
かけ離れたキャラの子達でしたが、面白くて良い子達でした。
フェイスブックの外国の話ですが、犬を川遊びに連れて行ったところ、その日の
うちに具合が悪くなって亡くなったそうです。川や海の水の中には怖い菌が
混じっていることもあるので、生まれて初めての海水浴に行った後で急に
具合が悪くなったハナンちゃんの体内にも何か海の菌が入り込んだのでは
なかろうかと思うことがあり、いまだに残念でなりません。

去年よりもエアコンの効いた室内に入れっぱなしにする老犬たちが増えたせいで
今年２回目のエアコンの分解掃除を頼まねばならなくなりました。
毎日、フィルターを掃除していても足裏や毛の間についた泥の微粒子がエアコンに
吸い込まれて奥の方にへばりつくので、業者さんに頼んで分解して洗浄して
もらうしか方法がありません。
あと２か月はつけっぱなしになるし、効きが悪い状態で羊毛フェルトの注文が
入れば、しんどいのは私なので、２回目の洗浄をお願いしました。

工房の方のエアコンの効きはよいので、布小物の制作には支障ありません。
昨日は２つのお散歩バッグを仕上げて、３つ目のを外袋だけ仕上げ、途中まで
作ってあったワイヤー口金のポーチを1つ仕上げました。
道楽でやっているわけではなく、父母の介護で繁殖もパートに出かけることも
できなくなったので、自宅で高価な輸入生地を使って制作して販売しているの
ですから、作れば作るほど赤字になるようでは販売品にはできません。

今、販売している２０ｃｍ幅のファスナーポーチも実は、材料費を差し引いて、
ハンドメイドサイトへの手数料を払えば、パートの時給の最低賃金にも達しないので、
在庫分を売り切ったら他の物にシフトします。
布作品の販売を始めた最初だったから間口を広くする為に価格を低めに設定して
いたのですが、正直、限られた時間で制作して売り上げを出すにはしんどいので、
まあまあの利益の出る作品の方に重きを置きたいと思っています。

今日も父の入院先の病院に行かねばならないですし、犬達の世話もあるので
完成したお散歩バッグの発送と3つ目のお散歩バッグの仕上げと作りかけの
ボーダーコリー生地のワイヤー口金ポーチを仕上げておしまいでしょう。
母のデイサービスの日だけは父の入院先に行かなくて良いので、工房の仕事が
はかどります。

昨日仕上げた柴犬のポーチは、表側の前と後ろに柴犬＆寿司柄の輸入生地、
内側にお箸の柄の輸入生地を使っていますし、金具も１００均のではなく有名な
金具屋さんの高いのを使っていますし、柴犬柄の中の巻き寿司っぽくも見える
黒い大きな水玉の生地は老舗の布地屋さんの綿麻生地です。要するに材料費が
相当にかかっているので、それなりの値段をつけねば自分が損をすることに
なりますし、かといって高過ぎれば在庫を抱えることになるので難しいところです。

昔、うちには柴犬が居たし、可愛い形のポーチだし、使い勝手が良いので自分で
使っても良いのですが、どうしたものか・・・
日本では買えない生地で、世界に１つとか２つの物ですから、強気の価格設定でも
いいのかもしれませんが、どうしようかなぁ・・・もっと考えてみます。








↓はバッグを作った後に残ったコリーの顔の一部が切れていたり、縫い代分の
生地が取れなくて使い物にならない部分を細いテープを使うことでアームカバーに
した物です。きれいな顔のコリーの絵なので捨てるに忍びなかったのでですが、
作るのは手間でした。







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◆犬のプロ達も読んでいるブログメディア Ｄｏｇ　Ａｃｔｕａｌｌｙに寄稿しているサイエンス・
ライターの尾形聡子さんが書いた２０１４年１月発行の本です。犬の毛色に関係する
遺伝子座を１０シリーズに分け、それぞれについて難解な遺伝について分かりやすく
解説してくれています。マール（ダップル）やハルクインの繁殖をするブリーダーは
是非とも読んでおきたい本ですが、体色を決定する遺伝子が病気と関連する場合も
多々あり、その病気のせいで訓練が上手くゆかない場合もありますので、訓練の
専門家や愛犬家にとっても価値のある本です。

◆著名な心理学者スタンレー・コレンが書いた本です。多くの愛犬家達が抱く、
犬の精神面と社会生活を送る上で生じた疑問、例えば、犬は嫉妬をするか、
犬は鬱病になるか、犬が人間の傷口を舐めると傷は早く治るのか、なぜ狼爪が
あるのか・・・などの７１の疑問に答えてくれています。

◆初心者が子犬に教える時におかしやすいミスなども書かれてあり、なかなか
読みごたえのある本だと思います。私は、このシリーズは全て持っていますが、
プロのトレーナーさんにも役に立つ本として販売されています。

◆↓の本には画像入りで犬達のボディランゲージがたくさん載っています。なにも
ドッグトレーナーにならなくても、防衛のために役に立つ本だと思います。私は
このシリーズの４冊全て、購入済みです。サブタイトルには、「犬の話す言葉
（ボディ・ランゲージ）が、ひと目でわかるようになる！」と出ていますが、
フリーになった時の犬の動作や行動を見る機会が乏しい人にはお奨めの本です。

◆犬の病気に関する本を御紹介しておきます。私は１９９６年の初版本を持って
いるので、買ってから１９年も経っています。表紙は破れ紙も焼けているの
ですが、手放せません。新しい情報がＮＥＴでいくらでも手に入る今でも、
これだけは手放せません。それくらい犬の専門家であるブリーダーの私が
頼りにしている本です。

動物病院でもこの本を置いているところは多いそうです。たぶん、飼主さんに
説明をするのにとても便利だからだと思います。イラストの方が、病巣がどんな
風になっているのか、周辺の臓器との関係はどうなのかというのを説明する際、
エコーやレントゲン写真よりも分かりやすいからだろうと思います。

◆↓は、畑正憲氏の本です。ほかの誰とも違う豊かな飼育経験と深い洞察力と
細胞レベルで動物を知る（東大理学部動物学科卒）ムツゴロウさんならではの
見解が非常に勉強になり、私にとっては、ムツゴロウさんの本は全て宝物です。


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