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ブリーダーとして、コリー達と共に過ごす日々の記録です。画像や動画や記事の無断使用を禁じます。


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Category: 飼育   Tags: ---

コリー:あかり死亡13歳11ヵ月

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CollieKeyHolderp300

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あかりが8月8日あたりから、ほとんど食べなくなり、ササミすら食べなく
なったので、死期が近づいているなと思っていたのですが、10日には
寝た切りになり、2時間おきに身体の向きを変えてやり、黒糖をお湯で
溶いたものをシリンジで飲ませていましたが、13:18分に身体の向きを
変えてやった時には舌がダラリとはみ出ていたので、10日中か11日に
亡くなるだろうと思いました。

8月11日に御近所にお住まいで私の中学時代の数学の先生だった方の
告別式に出ることになったので、できれば告別式に出る前に霊園に遺体を
預けたいと思いました。私の留守中に死亡することがないようにと願っていたら、
10日の夜に母から告別式についてTELが入り、話している最中にサークルの
中にあかりの様子を見に行ったら大きく口を開いて息を吸い込んだ後、心臓が
止まりました。亡くなる子全て最後の一瞬に大きく息を吸い込みます。そして
こと切れます。
私は遺体の画像は公開しませんので、危篤状態で撮った画像を載せます。
13:26分、生きている最後の姿を収めておこうと思って撮りました。もう剝製の
ような外観です。喘ぎ喘ぎ浅い息をしているだけでした。

あかり180810-13時26分寝たきり危篤p900-IMG_7626

死亡したのは8月10日の20:15です。回りに散らばっているのは、あかりが
ばらまいたドッグフードです。人工芝の下にもいっぱい溜まっていたのですが、
寝た切りになった時点で、亡くなった後で片づければよいと思って放置してます。
死亡を確認してすぐにペット霊園にTELしたら、幸い、夜でも電話に出てくれ、
あかりの遺体を11日の午前8:30に引き取りに来てもらい、告別式から帰宅
した後でお骨を届けてもらうことにしました。この季節、急がねば一気に腐敗が
進みます。

朝の犬舎仕事をいつもより早い時間帯に済ませ、あかりの手入れも済ませ
駐車場で霊園の車が来るのを待っていたのに、8:50になっても来ません。
おかしいなと思って霊園にTELしたら、もう出ているとのことだったので、待って
いたら、車が来ました。いつもお世話になっている70代くらいの男性職員さんが
やって来るなり、「ここ何年も来てないので、道が分からなくて」と言いました。

えっ?去年の5回の火葬のうち、少なくとも2回は来ているし、毎年、少なくとも
1回はうちに来ているのに、なんで?もしかして認知症?と思ったので、その人が
あかりの遺体を積み込み、車を出した後で、霊園にTELして、御本人には直接
言えないとは思いますが、間違いなく認知症の傾向が見られるので、交通事故
しないように気を付けてあげて下さいと言っておきました。少し息がアルコール
臭かったのですが、たとえ前の晩の酒が残っていたとしても、道が分からないのは
尋常ではありません。年に数回であったとしても何十年も通った道、しかもとても
分かりやすい場所にあるうちへの道順を忘れるなんて、普通ではあり得ません。

昨年、2回は来ているのに、しかも来れば往復です。「何年も来ていない」と言う
だけでなく、「金額はいくらでしたか?」と私に尋ねるしまつ。いつもなら積んでいる
お経を唱える為の祭壇も積んでないし、おまけに遺体を入れる紙製の棺桶を積み
忘れて来ているのです。
霊園に戻る途中で逆送して事故り、あかりの遺体をボロボロにするのじゃないかと
心配しましたが、夕方にちゃんと骨壺に入って戻って来ました。

うちの母だけじゃなく、周囲の人には認知症と気付かれないまま暮らしていて、
人の命を預かる仕事に就いている人が多いのは怖いです。霊園のドライバーは
運ぶのが遺体だからまだマシとしても、幼稚園の送迎バスの運転手さんが高齢の
ケースは珍しくないです。

私が告別式に出た方の奥様も認知症で、一昨年あたり、免許返納のことで親族で
揉めたらしいのですが、なんとか人身事故を起こす前に運転を止めさせることが
できたようです。
認知症の症状が出ている本人には自覚はないので、長年運転してきた場合には
返納を嫌がるでしょうが、うちの父のように早々と返納した方が安心です。
その代り家族は送迎で多忙になりますが。

あかりは、9月13日が来れば満14歳でした。2歳で、犬としてはとても珍しい
卵巣癌を患い、スイカのようにお腹が膨れ上がり、メスを入れられない状態で、
破裂して死亡する可能性があるので、手術に立ち会ってくれと言われ、ずっと
傍で手術の様子を見ていました。メスを入れられないので巨大なシリンジで
少しずつ溜まった液を抜いていき、ある程度萎んでからメスを入れたら卵巣癌で
あると分かり、卵巣も子宮も全摘したので、あかりは1回しか産んでいません。

卵巣癌は非常に転移が多いと言われたのにも関わらず、14歳目前まで再発もせず
他の病気もせず、元気に暮らしてこれたのは幸運でした。最後の数ヶ月は認知症で
名前を呼ばれても反応しませんでしたが、8月8日までは好きな物は食べて、自力で
9日まで歩いていました。一般の御家庭の犬のようにかまってもらえるわけでは
ないので、幸せいっぱいとは言えませんが、2歳で死んでいたかもしれないのに
よくぞ13歳11ヶ月まで生き延びたなという感じです。

あかりの若い頃の画像です。きれいな金茶色のコートでした。母は、ターシャ、父は
余所の犬舎所有のAM-CHだったのですが、可哀想にその犬は脱走して森の中で
行方不明になったままだと聞いています。恐らく亡くなっています。
8月7日が成犬譲渡して3ヶ月で脱走して5歳で交通事故死したピリカの命日だったの
ですが、あかりの父犬もかなり若かったのだと思います。ピリカの同胎犬のサンディ君も
オーナーさんが逃がして行方不明、おそらく死亡していると思うのですが、本来ならば
10歳以上生きれたはずの健康な子が夭折するのは、ブリーダーとして本当に辛いです。

017_20180812153215a8a.jpg

088モザイク

トライは昨年亡くなったリズ、ブルーマールはレックス、皆、亡くなってしまいました。
お盆の13日がレックスの命日です。

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あかりが亡くなった8月10日は千がレックスとの交配でコリーとしては異例の
5歳半の初産で産んだ4頭の子犬達の誕生日でした。ただ、残念ながら13歳の
お誕生日を迎えることができたのは、1頭だけでした。昨年、千葉に居たトライの
オスのレオン君が亡くなり、今年にはレオン君と一緒に暮らしていたマルロー君も
亡くなり、山口県に居たトライのメスのシンハちゃんも亡くなりました。
唯一、生き残ったのが、4頭中1頭だけぼんやりするタイプの癲癇発作を起こす
ことのあるクララちゃんでした。1番弱い子が最後まで残りました。クララちゃんは
3月には寝たきりになりそうになったそうですが、まだ自力で歩いています。
頑張れ、クララちゃん。

クララちゃん180810p700-IMG_7633

クララちゃん180810p900-IMG_7636


↓は山口県のシンハちゃん、13歳まで生きれなくて残念でしたね。

シンハ180719-3

シンハ180719-6


昨年亡くなったトライのレオン君と今年亡くなったマルロー君。御家族に
これ以上は無いと言うくらいの介護をして頂きました。

DSCF0066.jpg


↓は若い頃のマルロー君に似せて作った羊毛フェルトのストラップです。台風による
遅延もなく、ちょうどお誕生日に届いたそうです。

NFstrapマルロー君180809p900-IMG_7617

NFstrapマルロー君180809p900-IMG_7622


↓は今、作っている半立体の羊毛フェルトのニャンコブローチです。4つ仕上げたら
出品しようかと思っています。父母のことや、あかりのことがあって、夜中にしか
作業ができませんでした。あかりの世話が無くなったので、時々立てないことのある
福ちゃんが寝たきりになるまでは、少しは制作の時間が取れるかなと思います。

NFbroochdollCats180810p900-IMG_7628.jpg


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◆犬のプロ達も読んでいるブログメディア Dog Actuallyに寄稿しているサイエンス・
ライターの尾形聡子さんが書いた2014年1月発行の本です。犬の毛色に関係する
遺伝子座を10シリーズに分け、それぞれについて難解な遺伝について分かりやすく
解説してくれています。マール(ダップル)やハルクインの繁殖をするブリーダーは
是非とも読んでおきたい本ですが、体色を決定する遺伝子が病気と関連する場合も
多々あり、その病気のせいで訓練が上手くゆかない場合もありますので、訓練の
専門家や愛犬家にとっても価値のある本です。
よくわかる 犬の遺伝学: 健全性から毛色まで、知って役立つ遺伝の法則
◆著名な心理学者スタンレー・コレンが書いた本です。多くの愛犬家達が抱く、
犬の精神面と社会生活を送る上で生じた疑問、例えば、犬は嫉妬をするか、
犬は鬱病になるか、犬が人間の傷口を舐めると傷は早く治るのか、なぜ狼爪が
あるのか・・・などの71の疑問に答えてくれています。
犬と人の生物学: 夢・うつ病・音楽・超能力
◆初心者が子犬に教える時におかしやすいミスなども書かれてあり、なかなか
読みごたえのある本だと思います。私は、このシリーズは全て持っていますが、
プロのトレーナーさんにも役に立つ本として販売されています。
ドッグ・トレーナーに必要な「子犬レッスン」テクニック: 子犬の気質を読みながら、犬の語学と社会化を適切に学ばせる (犬の行動シミュレーションガイド) (犬の行動シミュレーション・ガイド)
◆↓の本には画像入りで犬達のボディランゲージがたくさん載っています。なにも
ドッグトレーナーにならなくても、防衛のために役に立つ本だと思います。私は
このシリーズの4冊全て、購入済みです。サブタイトルには、「犬の話す言葉
(ボディ・ランゲージ)が、ひと目でわかるようになる!」と出ていますが、
フリーになった時の犬の動作や行動を見る機会が乏しい人にはお奨めの本です。
ドッグ・トレーナーに必要な「深読み・先読み」テクニック: 犬の行動シミュレーション・ガイド
◆犬の病気に関する本を御紹介しておきます。私は1996年の初版本を持って
いるので、買ってから19年も経っています。表紙は破れ紙も焼けているの
ですが、手放せません。新しい情報がNETでいくらでも手に入る今でも、
これだけは手放せません。それくらい犬の専門家であるブリーダーの私が
頼りにしている本です。
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動物病院でもこの本を置いているところは多いそうです。たぶん、飼主さんに
説明をするのにとても便利だからだと思います。イラストの方が、病巣がどんな
風になっているのか、周辺の臓器との関係はどうなのかというのを説明する際、
エコーやレントゲン写真よりも分かりやすいからだろうと思います。
イラストでみる犬の病気 (KS農学専門書)
◆↓は、畑正憲氏の本です。ほかの誰とも違う豊かな飼育経験と深い洞察力と
細胞レベルで動物を知る(東大理学部動物学科卒)ムツゴロウさんならではの
見解が非常に勉強になり、私にとっては、ムツゴロウさんの本は全て宝物です。
ムツゴロウ先生の犬と猫の気持ちがわかる本
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