コリー達に囲まれて

ブリーダーとして、コリー達と共に過ごす日々の記録です。画像や動画や記事の無断使用を禁じます。


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コリー:下働き

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★下の方を書き直したり、書き足したりしています。2017年9月12日22:44

うちには昔から番犬は居たので、柴犬、ビーグル、ドーベルマン、雑種犬の
飼育経験はありましたが、初めてラフコリーを飼ったのは遅くて、自分で働く
ようになってからでした。
1990年の2月6日に初めてのラフコリーの子犬がペットショップ経由で関西の
B犬舎から届きました。そのノエルはとっても利口な子で、アメリカCHの娘の
ブルーマールでした。性質もユニークで、愛馬を事故で失い、失意のどん底に
居た私は、その子のおかげでラフコリーの虜になり、馬を失った悲しみが徐々に
薄れて行きました。

ノエルは、ショーにも出せるけど、家庭犬としても可愛がりたいという要望に
沿ったはずの子だったのですが、JCCのショー会場に行き、B犬舎グループの
犬達を見回すと、お呼びじゃないな・・・と思いました。

私には馬の経験があったので、後肢が弱くなるような育て方をしてはいません
でしたが、毛量の少なさはどうにもできませんでした。絹糸のような美しい被毛
だったのですが、どうにもこうにも少なくて、同じグループに居た人達には他犬種
みたいと言われたりしました。毛が増えるショードッグの飼育法と俗に言われる
ことは全てやってみましたが、生まれついての毛根の数や毛穴の太さを増やせる
はずもなく、すぐに諦めて、2頭目のコリーをはっきり「ショータイプのメス」として
注文しました。

1頭目のノエルは全くショーには向きませんでしたが、2頭目のショータイプの子の
遊び相手になってくれたので、300坪くらいあった塀で囲われた安全な隣りの空地で
ノエルとサリーの2頭で走らせていました。
当時はまだ父は仕事をしていて、今の運動場は資材置き場や庭になっていたので、
隣りの空地や砂浜に1日3回以上、雨の日も風の日も台風が近づいている日も
2頭引きで連れ出して思いっきり走らせていました。2頭で全速力のギャロップで
走ってくるので、体当たりされると跳ね飛ぶほどのスピードでしたが、それくらい
しないとショードッグの身体はできないと思います。

そうやって2頭目のショータイプのサリーの身体作りをしてからドッグショー会場に
出向いてグループに合流していたのですが、自分でショーマナーを入れたにも
関わらず、自分の犬のハンドリングはさせてもらえず、車で4~5時間運転して
早朝、ショー会場に着いてから休む間もなく何時間も訓練士の預かり犬達の
手入れをしました。

他の女性達も皆、同じでした。暗黙の了解でした。唯一、ブリーダーのお気に入りで
ハンドリングが上手な女性とトリマー資格を持っていた女性以外は、成人女性達は
皆、下働きでした。

男性の場合は、ベテランならハンドリングをさせてもらっていましたが、女性の場合
けっこう年数を積んでいる人もテニスウェアのようなナイロンタフタの上下を着て
スニーカーを履き、次々に指示されるコリーやシェルティ達をブルーシートに寝かせ
ブラッシングやパウダリングをするばかりでした。
それ以外では、自分の犬がベテランの男性メンバーにハンドリングされている時に、
リンクの反対側で犬の名前を呼んで、いわゆる呼び込みをするだけでした。

私は、3頭目の凪になってようやく数回、ハンドリングをさせてもらったのですが、
自分の犬以外でハンドリングを任されたのは、癖のある犬達だけでした。
私が訓練士に頼らず、自分で犬達にCDを入れたと聞いたブリーダーが、吠えて
ばかりいるコリーやその場でくるくる回るシェルティといった悪癖の付いた子を
「他の人に頼めないから」という理由で任されました。勝負には関係ない子達
でしたが、妙な行動をとって迷惑をかけないようにという配慮だったのだと思います。

B犬舎のショー会場での取り仕切り方は今も昔もそれほど変わっていないのだと
思うのですが、JKCに移籍し、ブランディやレックスやリズの里のブリーダーの
グループに合流して、リズのハンドリングをしてもらった時、そのあまりの違いに
驚きました。山梨のF犬舎では初心者もトリミングテーブルに自分の犬を載せて、
自分でグルーミングをして、その方法を丁寧にブリーダーから教えてもらえるのです。

私はB犬舎で何年も下働きしていましたから、パウダリングやブラッシングは嫌でも
上手になりましたが、チョークを使っての顔の化粧とか耳の堅い子はタングステンと
いう金属粉をワセリンで塗り込み倒すと言う事などは、アメリカの動画にも専門書にも
出ておらず、F犬舎で知りました。

F犬舎のグルーミングを見る前、JKCのハンドリングの本の中に森先生が書いた
シェルティのショーグルーミングのページがあったのでそれが非常に役立ちました。
B犬舎でも顔の化粧をしていましたが、訓練士やトリマーさんが行っていたので、
自分には関係無い事だと思っていました。だから輸入品のピンブラシやコーム等は
B犬舎に居た頃から揃えていて、ブリーダーに何処で買ったピンブラシかと聞かれた
こともあるのですが、自分用のチョークやパウダーなどを揃えたのはJKCに入って
からです。

JKCの有名なプロハンドラーであっても、コリーやシェルティのショー・グルーミングが
出来る人は滅多に居ません。トリマーの資格を持っている人でも全くできない場合が
ほとんどで、私が1度だけ体調が悪い時にトリマーさんにショードッグのシャンプーを
頼んだことがあるのですが、スリッカーで抜ける物は全て抜き取る方法で手入れを
されたので、毛がすってんてんになって大弱りしました。

たとえ換毛期であっても、いじりすぎないようにして、抜けかけている毛を温存する
グルーミングがショーグルーミングです。豊かな毛量に見せねばならないので、
なんとか換毛を遅らせねばなりません。スリッカーでまだ毛根にくっ付いている毛を
引っこ抜いたのではショードッグは入賞する見込みが半減です。

骨格や歩様の方が重要だと私は思っていますし、それが本筋だと思いますが、
JCCのジャッジは昔から毛偏重の人が大半ではないかと思います。だから必死で
毛を残してからショーに臨まねば、勝てる見込みは限りなく少なくなると思います。
普通のトリマーさんにドッグショー出陳前の手入れを頼むと困ったことになります。

数年前、カリスマと言われたコリーシェルティ専門のようなハンドラーが検疫上の
違反で逮捕され、退いてしまったので、遂に生でグルーミングを見ることができず
それが残念ですが、今は、アメリカやカナダのショーブリーダーで手入れ法の動画を
公開してくれている人達も居るので、それである程度は学べます。

ですが、たとえ資格を持ったトリマーであっても、スタンダードを正しく解釈し、自分で
ハンドリングをすることができないようでは、ラフコリーという犬種には何が求められて
いるのかを正しく理解することはできません。多くの犬に触り、犬と共に走って走って、
身に付けるしかないのだと思います。自分がめかし込んでヒール履いてショー会場に
犬を出陳しに来ている人は、自分でド素人であると宣言しているようなものです。

JKCでは、有名プロに全てをゆだねてオーナーに徹している人はめかし込んで会場に
来ていることもありますが、自分でトリミングやハンドリングを真剣に学ぼうと言う人には
あり得ないことです。きらびやかに見えるJKCのプロハンドラーでも靴は走りやすい物を
履きます。ヒールを履くことなどありません。そして、そういったプロから運良く手ほどきを
うけることがあった時、自分がヒールを履いていたのでは教わることができません。
せっかくのチャンスを逃してしまいます。

最近はJCCの人もJKCのプロハンドラーに依頼することも多くなってきているようです。
プロハンドラーに犬を委ねる場合、自分じゃプロのつもりでいるのに、引いている犬が
側体歩を踏んでいても全く気付かぬハンドラーもいますし、ハンドラー選びがまた難しい
ですね。もうショーに出品することはないですが、ショードッグの飼育は面白いです。

犬種を問わず有名ブリーダーは、本当に素質のある犬は自分で所有するか、絶対に
犬をつぶさぬと確信できる人、運動管理がきっちりできて、毎週のようにショーに
出陳してくれるのが分かっている人でないと優れたショータイプは渡しません。
JKCだけでなくJCCでもショーで活躍して来たブリーダー達は、優秀なショータイプは
自分が持つか、あるいはごく一握りのドッグショーの経験豊富なお仲間に持たせます。
犬の代金は要らないから、その代わりにショードッグとして育て、必ず、毎週、ショーに
出陳してくれという条件を出して譲ることもあります。

そして、私の1頭目のコリーのように毛が少なかったり、首が短かったり、頭部が
洗練されてなかったり、骨量が無かったりと理由は様々ですが、二流、三流どころの
ショータイプを初心者や飼育経験が乏しい人や、余所のグループから移って来た人に
渡します。
ブリーダーと共に十数年、ショーを頑張ってきたような人じゃないと、本当に良い
ショードッグは渡してもらえません。当然と言えば当然です、せっかくの素質を
運動管理の悪さで潰されるのだけは避けたいからです。

ブリーダーは、口では、「この子は良い子です。ショーで活躍できると思います」と
言いますが、それはリップサービスです。それは、ある意味、ショーの世界の常識だと
思います。B犬舎などもたしかショータイプは室内飼育はしないでくれと言っていたと
思います。後肢がX脚みたいになるからです。

そして、室内飼育のもう一つの弊害、いつでもどこでも自由気ままにさせていると、
いざという時に走らなくなるのです。それは馬の場合も同じで、競技会やドッグショーの
本番前の数日間は、ある程度の運動制限をして、犬や馬の走りたいという意欲を
高めてゆくのです。毎日毎日、鍛え込んできた犬や馬の運動を制限すると、放たれた
時の勢いはすごいです。
ですから、日頃の鍛錬が無い上に、日がな一日、室内でだらだらしている犬が
本番で素晴らしい動きを見せてくれるはずはないです。



昨日、顔の植毛だけ終えた猫の人形です。古くからのJKCのショー関係の
友人が昔、キャットショーをやっていたそうなのですが、私は、1度も猫の
ショーを見たことがありません。TVや動画では見ましたが、生で1度見たいなと
思います。作品作りの参考になりますから。骨格図はいっぱい集めているの
ですが、スタンダードを頭に入れた上で、動いているショータイプの猫たちを
見てみたいなと思います。

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◆犬のプロ達も読んでいるブログメディア Dog Actuallyに寄稿しているサイエンス・
ライターの尾形聡子さんが書いた2014年1月発行の本です。犬の毛色に関係する
遺伝子座を10シリーズに分け、それぞれについて難解な遺伝について分かりやすく
解説してくれています。マール(ダップル)やハルクインの繁殖をするブリーダーは
是非とも読んでおきたい本ですが、体色を決定する遺伝子が病気と関連する場合も
多々あり、その病気のせいで訓練が上手くゆかない場合もありますので、訓練の
専門家や愛犬家にとっても価値のある本です。
よくわかる 犬の遺伝学: 健全性から毛色まで、知って役立つ遺伝の法則
◆著名な心理学者スタンレー・コレンが書いた本です。多くの愛犬家達が抱く、
犬の精神面と社会生活を送る上で生じた疑問、例えば、犬は嫉妬をするか、
犬は鬱病になるか、犬が人間の傷口を舐めると傷は早く治るのか、なぜ狼爪が
あるのか・・・などの71の疑問に答えてくれています。
犬と人の生物学: 夢・うつ病・音楽・超能力
◆初心者が子犬に教える時におかしやすいミスなども書かれてあり、なかなか
読みごたえのある本だと思います。私は、このシリーズは全て持っていますが、
プロのトレーナーさんにも役に立つ本として販売されています。
ドッグ・トレーナーに必要な「子犬レッスン」テクニック: 子犬の気質を読みながら、犬の語学と社会化を適切に学ばせる (犬の行動シミュレーションガイド) (犬の行動シミュレーション・ガイド)
◆↓の本には画像入りで犬達のボディランゲージがたくさん載っています。なにも
ドッグトレーナーにならなくても、防衛のために役に立つ本だと思います。私は
このシリーズの4冊全て、購入済みです。サブタイトルには、「犬の話す言葉
(ボディ・ランゲージ)が、ひと目でわかるようになる!」と出ていますが、
フリーになった時の犬の動作や行動を見る機会が乏しい人にはお奨めの本です。
ドッグ・トレーナーに必要な「深読み・先読み」テクニック: 犬の行動シミュレーション・ガイド
◆犬の病気に関する本を御紹介しておきます。私は1996年の初版本を持って
いるので、買ってから19年も経っています。表紙は破れ紙も焼けているの
ですが、手放せません。新しい情報がNETでいくらでも手に入る今でも、
これだけは手放せません。それくらい犬の専門家であるブリーダーの私が
頼りにしている本です。
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動物病院でもこの本を置いているところは多いそうです。たぶん、飼主さんに
説明をするのにとても便利だからだと思います。イラストの方が、病巣がどんな
風になっているのか、周辺の臓器との関係はどうなのかというのを説明する際、
エコーやレントゲン写真よりも分かりやすいからだろうと思います。
イラストでみる犬の病気 (KS農学専門書)
◆↓は、畑正憲氏の本です。ほかの誰とも違う豊かな飼育経験と深い洞察力と
細胞レベルで動物を知る(東大理学部動物学科卒)ムツゴロウさんならではの
見解が非常に勉強になり、私にとっては、ムツゴロウさんの本は全て宝物です。
ムツゴロウ先生の犬と猫の気持ちがわかる本
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