コリー達に囲まれて

ブリーダーとして、コリー達と共に過ごす日々の記録です。画像や動画や記事の無断使用を禁じます。


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Category: 繁殖   Tags: ---

コリー:およそ375頭のコリー達

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手直ししています。まだまだ時間がかかりそうですが、リンクを貼って
おきます。

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タイトルの375頭のコリー達というのは概算ですが、今までに私が取り上げ
育てたコリーの子犬の数です。お産直前まで生きていたのに6頭すべて死産で
生まれた胎や母犬の毛の手入れや子犬のスペースの消臭にEM菌を使った
せいで新生児が全滅した2胎も含みますが、1胎児が平均5頭とみて75胎で
375頭です。

亡くなった3胎を除き、全て、ペットショップやブローカーを通さず、契約書を
取り交わし自分で販売あるいは里子譲渡してきました。自分自身で販売を
していますから、ペットショップを通したのと違って、オーナーさんから頻繁に
飼育相談を受けます。

オーナーさんのお悩みはある程度決まっています。「食べないんです」という
相談です。その原因はドッグフードのせいではありません。一緒に遊ぶ相手が
居なくなり、競って食べる兄弟犬が居なくなり、人間と一緒に歩くだけでは
運動量が足りていないからなのです。

コリーは昔からそうなので、うちだけでなく、何処の犬舎の繁殖犬であっても
同胎の兄弟から離れて1頭飼育になった場合、食べない、残すというのが
オーナーさんにとっての1番の悩みになります。

私がコリーを初めて購入したのは1990年の2月ですが、その1頭目の子も
食べなくて困りましたが、1年後に2頭目を同じ犬舎から購入した時点で悩みは
解消しました。妹分が来たことでよく走るようになり、特別なトッピングをしなくても
残さず食べるようになりました。

多くの犬飼いは、愛犬が食べないと美味しい物をトッピングして問題解決をしようと
します。私もどういう物をトッピングすれば食べるようになるかアドバイスをするの
ですが、根本的な解決になっていないのは自分でも分かっています。

うちに残した子犬は1日中、走り回れる運動場と遊び相手の子犬が居るので
プレミアムフードだけでもきれいに食べ切ってしまいます。でも新しいお宅に行って
運動量が落ちた子犬は譲渡から数ヶ月経つと、先住犬が居ない場合は、必ずと
言っていいほど食べ残すようになってきます。

他犬種ではあまりそういうことはないのかもしれませんが、コリーの1頭飼育の
場合には、本当に食べ残すというお悩みが多く、そのオーナーさん達がすることも
ほぼ同じです。美味しそうなお肉をトッピングする、オヤツを増やす、人の手で
食べさせる・・・これは悪循環の始まりです。

うちの繁殖犬は余所の犬舎のコリーに比べて非常に皮膚病が少ないので、完全な
手作り食にする必要はありません。栄養士や獣医を含む数十人以上のスタッフが
莫大な費用をかけて研究し尽くしたプレミアムフードは、たとえ乾燥したものであっても
マンガンとかマグネシウムなどの微量元素まで必要量を満たしている物なので、
子犬の成長期に欠かせぬ物を過不足なく含んでいますから、最低でも5割は優れた
プレミアム・フードを与えて欲しいと思います。栄養士でもない人間が微量元素まで
過不足なく作ることはできないですからね。ホルモンとか骨の発育に影響が出ると
怖いです。

人間の食べる食材、生で与える肉は犬にとっては御馳走です。美味しくて、喜んで
残さず食べると思いますが、過去にうちのお客さんで譲渡直後からありとあらゆる
贅沢な食材を子犬に与えた人が居るのですが(料理好きが嵩じてドッグカフェまで
作った人です)、子犬は胃腸の疲れで大変なことになってしまいました。

子犬の消化器官や内臓を支える筋肉は未熟です。未熟な内臓には消化しやすい
プレミアムフードを核にした食事を与える方が良いと私は思っています。
血統的に皮膚病を多発する犬舎の犬であれば、用心の為にできるだけ手作り食の
割合を増やす方が良いかもしれません。

でも、うちが余所から購入したレックスという種オスは7歳過ぎに肝臓を病んだのが
原因だろうと思うのですが、アトピーのようになり、犬の手作り食の本を買い集め、
数か月間、色々な食材を使い、100%手作りの食事を与えたのですが、ほとんどと
言っていいほど改善はしませんでした。

ただ、ジャスミンのように獣医さんに匙を投げられた免疫系疾患から手作り食で
2回も復帰している子も居るのですから、手作り食は良いものなのです。でも、
それだけで全てが解決したりはしないのです。

成長期の子犬は、身体を使ってよく運動すれば自然に食べるようになります。
まずは、運動量を何とかすることを考えて欲しいと思います。人間と一緒に歩く
お散歩だけでは成長期の子犬には不足なのです。

走り回れる運動場が無い場合は、室内でとても低い障害物を飛び越させるとか
持来遊びを教えて投げた物を走って持って来させるなどして、工夫して欲しいと
思います。高い障害は子犬の骨の負担になりますが、20cm程度だと適度な
刺激になり、骨の発育を促します。


うちには今、21頭の成犬がいます。この1年で相次いで老犬が4頭亡くなったので
21頭になりましたが、最多25頭を1人で世話していたわけです。今までに看取った
コリーの数も1ダースを越し、14頭になりました。
21頭もコリーが居ると、食事を配ったり、水入れの水を交換したり、排泄物を始末
するだけでもすぐに2時間くらい経ってしまいます。

1頭あたりの成犬にかけてやれる時間がわずかしか無いので、御飯を残さず食べて
1日中、好きに走り回れたとしても、あまり幸せじゃなかろうと思います。不幸せと
いうほどでもないですけど、1頭あたりにかけてやれる時間が少ない以上、幸せだと
言い切ることはできません。餌代を稼ぐために働かねばなりませんから、犬達には
諦めてもらうしかありません。

私が思う幸せなコリーの生活は、オーナーさんがしっかりと栄養面を考えた食事と
寝床を与えてくれ、訓練をきちんと入れてくれ、たっぷりと遊んでくれ、力いっぱい
走り回れる場所があり、走る仲間の犬が居る、そして、オーナーさんがどこへでも
連れて行ってくれ、回りの人達にも可愛がられ、毎日が愛情と知的興奮に満ちている
という生活です。

私がそういう幸せをコリー達に与えてやれたのは最初の3頭までです。それ以降は
頭数が多過ぎて、1頭にかけてやれる時間が激減したので、餌の質がアップしたり
運動場が広がったり、遊び仲間の犬達が増えていても1990年頃の2~3頭飼育の
コリー達ほど、幸せではないように思います。

ブログの表紙に載せている最初の2頭は訓練は全て自分で行い、2頭目はショーに
出す目的で入れた子だったので、色々な環境に慣らす為、飛行機、フェリー、自動車、
エレベーター、ブランコ、ありとあらゆる動く物に乗せました。乗っていないのは
エスカレーターだけです。毎日、近所の小学生が一緒に散歩に行こうと誘いに来て
いました。私は自宅で塾をやっていて、まだ繁殖をしてなかったので、目いっぱい
犬達に時間をかけてやることができました。乗馬クラブへも連れて行ったりして
いました。

牛舎やダチョウの飼育場にも連れてゆきました。自分の目的の為には県外に出る
ことはありませんでしたが、犬絡みでは色んな都道府県を回りました。
当時は、まだ犬の餌に対する情報はあまり無くて、サイエンス等も与えていたの
ですが、今いるコリー達よりはずっと幸せだっただろうと思います。

ムツゴロウさんは自分で食べ物を犬に与えてなくても、犬達に愛されます。接した
犬達は心底、幸せそうな顔をしています。犬を細胞レベルから知り尽くしていて、
一緒に遊んでくれ、犬の心をがっちりつかんで離さないからだと思います。
犬の心の奥底を知るには訓練を自らが行わねばなりません。美味しい御飯だけでは、
深い部分を知る機会は持てません。

馬の世界では、いつも馬房掃除や餌やりをしてくれている厩務員さんが馬に一番
好かれ、従順に従ってもらえるわけではありません。騎乗して馬を調教する人間に
褒めてもらえる時が馬は幸せなのです。
作業犬種であるラフコリーも同じです。自分にまかされた仕事(訓練科目)があり、
それをこなすと一生懸命褒めてくれる飼主さんが居ること、それが一番コリーに
とって幸せなことだろうと思います。美味しい御飯はその次です。

もう亡くなったシェルティ達なのですが、うちの近くの知的障害のある男性に
飼われていて、野良仕事その他、いつも男性と連れ立って、ノーリードで農道を
歩いていました。余所の犬に吠えつくこともなく、男性が名前を呼ぶとすぐに
戻って行きました。知的障害のある方ですから、訓練本を読むことなどできないの
ですが、きちんと躾けができていました。

近所の人に可愛がられ社交的だったその男性といつも一緒に居ることで、犬達は
近所の人達とも接する機会が多かったので、何をすれば飼主さんや回りの人間が
喜び、何をすれば嫌がるかを犬が人を観察しながら覚えて行ったのだと思います。
知的障害のある男性ですから、餌もホームセンターに売っている安い物だったの
ですが、シェルティたちは従順で、とても幸せそうに見えました。

実は、私は、若い頃は自然食品店で無農薬の食料品を買い、健康に関する本を
買い集め、玄米食にしていた時期もあるのですが、あることをきっかけに考え方を
変えました。

友人のお母様が徹底した健康食で、またフランスのエルメスから招待状が来るような
女性実業家だったので、贅沢で良質な物ばかり食べていた方だったのですが、
癌で早くに70歳でお亡くなりになりました。

あれほど徹底して食品を選んでいて、仕事も充実して、楽しそうにエネルギッシュに
生きていた方が、なぜ?と思いました。その方の身体の細胞は、非常に良質な食品
だけで作られていたはずです。私のような人間とは摂取している食品の単価が
桁外れに違っていました。でも、早くに亡くなってしまったのです。

そのことがあってから、徹底的に、排除的に自然食にこだわっても意味がないように
思えました。ほどほどで良いのだと思いました。
私の叔父夫婦も叔母の考えで徹底的に自然食にこだわっていますが、2人とも癌に
なりました。食事は大切ですが、こだわり過ぎても、そのこだわりに見合うほどの健康は
得られないのかもしれません。私自身、こだわっていた頃より、いい加減な今の方が
体調不良は少ないのです。

今は、昔と違い、獣医師監修の犬の手作り食の本はたくさん売られていますし、うちの
お客さんでも昔から手作り食を与えている方々も多いのですが、食事偏重にならない
ようにお願いしたいのです。犬の心の幸せは何なのかを考えてみて欲しいのです。
美味しい物を与えているから、自分は犬にとって良い飼主なのだと慢心しないで
欲しいのです。貧しい餌を与えられていたのに、とても幸せだった知的障害の男性に
飼われていたシェルティ達のことを思い出して頂きたいのです。犬の心を満たす飼い方を
してやって欲しいと思います。

↓は生まれて初めての海水浴に連れて行ってもらったレオン君とハナンちゃん。
中年になっても初めてのことを体験させてもらえるレオン君、ハナンちゃんはとても
幸せだと思います。アジリティ、フライボール、フリスビーと色々なイベントに参加し
飼主さんと共に楽しく生きてきた子達ですが、この先は体力面で参加できるものが
減ると思いますが、他にも色々あると思うので、頑張ってチャレンジして欲しいです。

https://www.youtube.com/watch?v=ZClq49TzYNk



https://www.youtube.com/watch?v=zNmRCcDoKZc




ここ2~3日で頑張って仕上げたクレイ作品です。個別写真はまだ撮っていません。
個別画像を撮ったらサイトのSHOPに載せるか↓のハンドメイドサイトに載せます。
1点しか無い物もあるので、欲しい方は早めにメールしておいて下さい。

ClayAcce170804p900-IMG_4127.jpg

↓の個別画像は、私が自分用に作ったブレスレットです。

ClayAcce170804p800-IMG_4125.jpg


●↓は私の作品を載せているハンドメイドサイトです。

https://minne.com/awcollieskb

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◆犬のプロ達も読んでいるブログメディア Dog Actuallyに寄稿しているサイエンス・
ライターの尾形聡子さんが書いた2014年1月発行の本です。犬の毛色に関係する
遺伝子座を10シリーズに分け、それぞれについて難解な遺伝について分かりやすく
解説してくれています。マール(ダップル)やハルクインの繁殖をするブリーダーは
是非とも読んでおきたい本ですが、体色を決定する遺伝子が病気と関連する場合も
多々あり、その病気のせいで訓練が上手くゆかない場合もありますので、訓練の
専門家や愛犬家にとっても価値のある本です。
よくわかる 犬の遺伝学: 健全性から毛色まで、知って役立つ遺伝の法則
◆著名な心理学者スタンレー・コレンが書いた本です。多くの愛犬家達が抱く、
犬の精神面と社会生活を送る上で生じた疑問、例えば、犬は嫉妬をするか、
犬は鬱病になるか、犬が人間の傷口を舐めると傷は早く治るのか、なぜ狼爪が
あるのか・・・などの71の疑問に答えてくれています。
犬と人の生物学: 夢・うつ病・音楽・超能力
◆初心者が子犬に教える時におかしやすいミスなども書かれてあり、なかなか
読みごたえのある本だと思います。私は、このシリーズは全て持っていますが、
プロのトレーナーさんにも役に立つ本として販売されています。
ドッグ・トレーナーに必要な「子犬レッスン」テクニック: 子犬の気質を読みながら、犬の語学と社会化を適切に学ばせる (犬の行動シミュレーションガイド) (犬の行動シミュレーション・ガイド)
◆↓の本には画像入りで犬達のボディランゲージがたくさん載っています。なにも
ドッグトレーナーにならなくても、防衛のために役に立つ本だと思います。私は
このシリーズの4冊全て、購入済みです。サブタイトルには、「犬の話す言葉
(ボディ・ランゲージ)が、ひと目でわかるようになる!」と出ていますが、
フリーになった時の犬の動作や行動を見る機会が乏しい人にはお奨めの本です。
ドッグ・トレーナーに必要な「深読み・先読み」テクニック: 犬の行動シミュレーション・ガイド
◆犬の病気に関する本を御紹介しておきます。私は1996年の初版本を持って
いるので、買ってから19年も経っています。表紙は破れ紙も焼けているの
ですが、手放せません。新しい情報がNETでいくらでも手に入る今でも、
これだけは手放せません。それくらい犬の専門家であるブリーダーの私が
頼りにしている本です。
bookInunobyoukip700left90
動物病院でもこの本を置いているところは多いそうです。たぶん、飼主さんに
説明をするのにとても便利だからだと思います。イラストの方が、病巣がどんな
風になっているのか、周辺の臓器との関係はどうなのかというのを説明する際、
エコーやレントゲン写真よりも分かりやすいからだろうと思います。
イラストでみる犬の病気 (KS農学専門書)
◆↓は、畑正憲氏の本です。ほかの誰とも違う豊かな飼育経験と深い洞察力と
細胞レベルで動物を知る(東大理学部動物学科卒)ムツゴロウさんならではの
見解が非常に勉強になり、私にとっては、ムツゴロウさんの本は全て宝物です。
ムツゴロウ先生の犬と猫の気持ちがわかる本
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迷子のコリーの詳細情報



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