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お知らせ
エアウーマン犬舎のサイトの中のハンドメイド作品の販売用のページを
手直ししています。まだまだ時間がかかりそうですが、リンクを貼って
おきます。http://airwoman.if.tv/Handmade16.html
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13日に霊園の人にラプターの遺体を迎えに来てもらったのですが、
送り出す時にはいつもお経をあげてくれるので、私は犬の年齢だけ
オリンを叩いて、お祈りをします。
前回のメガの時は14歳と11ヵ月だったので切り上げて15回叩き、
ラプターは9歳3ヶ月だったので切り捨てて9回叩きました。
メガはラプターの1.5倍くらい生きたのです。人間もですが、50代で
死ぬ人もあれば、100歳越しても元気な人がいます。運なのでしょうか。
ラプターは、昨年暮れに亡くなった父の兄と同じで骨が大き過ぎて骨壺に
入り切らず、いつものサイズより大きな骨壺になりました。
メガの骨壺と並べているのですが、うちは骨壺だらけです。外に御影石で
作ったお墓がありますが、その中には私がブリーダーとして独立する前から
飼っていたコリー達や初代台メスとか種オスの骨壺が入っています。
他の子たちの骨壺は下駄箱をひとつお骨収納に当てているので、その中に
います。下駄箱の高さが丁度具合が良いのです。それにひっそりした場所で、
埃もかからないので具合が良いのです。今犬舎に居る全てのコリー達の
お骨を収めるだけのスペースは十分にあります。
私の靴は別の細長い下駄箱に入れたり、出しっぱなしにしています。
昨晩、子犬の個別撮影をしてもらい、その後で友人に画像処理アプリの
使い方を指南してもらって、LINE用のスタンプを作る練習をしました。
今日は、NETで実際の画像サイズを調べてみて、そのサイズで作り直しを
してみました。できたのは6個ですから、必須の40個には程遠いですね。
Facebookに少し試作品スタンプを載せましたが、ここにも載せておきます。
それとFacebookに載せた記事もコピペしておきます。


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昨日のバレンタインデーは2013年に亡くなった
ターシャの誕生日でした。
ターシャは2000年の2月14日生で、うちに残した
台メスでは、エアウーマンの犬舎号が付く最初の台メス
でした。
ターシャの前に4頭のコリーのメスを飼っていましたが、
最初の2頭は他のブリーダーの犬舎号(B犬舎)を持つ
犬達で、3頭目の凪は最初の2頭と同じB犬舎の繫殖では
ありましたが、その犬舎が九州の犬舎から購入した台メスに
輸入したAM-CHをかけて生まれた犬でした。
4頭目のコリーがミリオンで、犬舎号はB犬舎にして
あったのですが、うちで生まれた子です。(私はゴースト・
ブリーダー状態でしたので)
ターシャはB犬舎繁殖の凪に、私が購入したカナダCHを
かけて生まれた、私のエアウーマンという犬舎号をもつ
初代の台メスです(数日早く生まれた千の方が初代と
言えなくもないのですが、千の血統はうちに残してないので
ターシャを初代と数えます)。
ブリーダーが集まると、「どこそこのラインは・・・」
という話になることが多いのですが、自分のところの血統が
「ライン」と呼べるようになるには、6代すべてに自分の
犬舎号が付いていなければならないのだそうです。
それくらい継続しなければ、その犬舎の特徴が固定しない、
つまり他所の血統の繋ぎ合わせの借り物状態ということです。
で、数えてみたのです。今いるうちのコリー達の血統書の
先祖にどれくらい自分の犬舎号が付く犬がいるのか。
2000年生のターシャを初代と数えると、2015年の
5月に生まれたドリナでやっと4代目なのです。
ドリナの先祖の3代祖すべてにエアウーマンの屋号が付く
犬達が入っています。
父方:太郎、福、ターシャ
母方:レモン、ジョイ
他所の犬舎号のつく先祖は
父方:レックス、ヒューイ
母方:ブランディ、レックス、リズ
15年もかかってやっと自家繁殖4世代です。
私は、ドリナの孫が生まれた時点でやっと自分のラインを
語ることができるらしいのです。自分で交配し、取り上げ、
へその緒を切って、哺乳して育て上げ、365日を共に
過ごして年月を重ね、老後を看取った上での6世代が、
ブリーダーが自分のラインを語る為に必要なのです。
長い長い道のりです。
6代すべてに自分の犬舎号の犬達が入った時点で
ようやく自分の犬舎の特徴が出来上がるのです。誰が見ても、
あそこの犬舎の繁殖犬だね・・・と分かる犬になるのだ
そうです。==========================
最初のノエルとサリーの2頭は犬舎に後継ぎを残していないので、
余所の犬舎号が付く凪から数えれば、うちは5世代になりますが、
自分の犬舎号の犬だけで数えれば、最も世代数を重ねているのが
2015年に生まれたドリナで、凪の娘のターシャから数えて4世代目に
なるのです。
一昨日だったか、NHKの「プロフェッショナル 仕事の流儀」という
人気番組のスペシャルバージョンとして、人間ではなく馬が取り上げ
られて、「職業:競走馬 オグリキャップ 仕事の流儀」といのがあったの
ですが、非常に面白かったです。
サラブレッドは犬以上に血統が重視されますが、オグリキャップは2流の
血統から中央競馬会に躍り出てトップに登り詰めた唯一の怪物ホースです。
犬で言えば突然変異的に素晴らしいショードッグが生まれたようなものです。
が、そういう馬や犬には悲しいかな、強い遺伝力は無くて、優れた資質は
1代こっきりと言う場合が多いのです。確実に子孫に優れた形質を伝えて
行くためには、ある程度、血の濃い組合せも入れながら、遺伝的形質を
固めてゆかねばなりません。固めすぎたら免疫力が落ちたりする弊害も
あるのですが、アウトクロスだけでは、確固たる遺伝子は子孫に伝わらなく
なります。
私が自分の犬舎号で繁殖を始めた頃、凪とミリオンの2頭の台メスに
カナダCHのヒューイの血をブレンドすることで自家繁殖初代のターシャや
千を授かり、その後、余所の犬舎のAM-CHやJKC-CHに交配してもらい
繫殖用のオスメスを増やして行きました。その数年後から、県外へ台メスを
交配に送ることは止めて、購入したブランディやレックスやリズの血を混ぜて、
自家繁殖だけで今に至ります。余所へ送るのは止めたのは、美しさよりも
健全性を重視し、コフ等の疾病の感染を恐れたからです。
自分の犬舎号の付く初代のターシャや千から、どういう風に犬達が変化を
して来たかというと、余所の犬舎号の付く凪が持っていた気性の荒さや
ミリオンが持っていた後肢の弱さは出なくなりました。最も改良したかった
顔については、ヒューイ、レックス、ブランディ達、余所から購入した種オスの
おかげで改善したのですが、知力面では、もともと持っていた凪やミリオンの
血統の功績が大きいように思います。
凪は気が荒い面がありましたが、運動性能、訓練性能はずば抜けていました。
ボーダーもどきと言われていたくらいです。
でも、ラフコリーの理想的な性質からは遠いのだろうと思います。
360頭以上のコリーの子犬達を取り上げて来て思う事、やっぱり健康で、
賢く、美しく、性質が明朗でおおらか、表情が豊かで品も良く、そして
共に暮らして面白い子が一番良いのです。美しくても、弱かったり、情緒面が
豊かでなかったりすると、共に暮らして楽しい子にはなりません。
最初に健全性ありきだと思います。美貌はその次ですね。
美貌もオグリキャップの脚力や心肺能力と同じく、1代こっきりということも
けっこうあるんです。高校時代の友人で誰もが振り返るような美人が居たの
ですが、御両親も妹さんも普通の顔でした。
うちの御近所にそれはそれは可愛らしい中学生の女の子が居たのですが、
その子の場合も両親は普通の顔、お姉ちゃんの中学生も普通の顔でした。
そして、うちの場合、3姉妹なのですが、「お母さん1人で産んだみたいに
3人とも母に似ていて父には似ていない」と言われました。理由はちゃんと
あるのです。私の母はイトコ結婚で生まれて(犬で言えばラインブリード)、
遺伝力が強いので、どうしても母方の形質の方が伝わりやすいのです。
1代こっきりの名馬や名犬や美人に出くわすのは、夢があって楽しいです。
でも、次世代に伝わらない。が、面白いもので、父犬、母犬が、まあまあの
美犬だけど、飛びぬけたというほどではない場合でも、生まれた子犬が
父方、母方の両方の2代前から名犬の血を引いていた場合、かなり美しい
子が生まれることがあるんですね。何度も経験しました。ブランディの血が
父方、母方の祖父に入っている場合、飛びぬけて可愛い子が生まれる場合が
多いのです。
自分の犬舎号の入る犬だけで6世代も重ねていないので、うちのラインが
どうのこうのと語れる立場じゃないのかもしれないのですが、コリーに多いと
言われるアカラス等の皮膚の疾患も滅多に出ず、癌も少なく、最初の台メス達が
持っていた欠点も無くなってしまったので、繁殖の方向性としては間違っては
なかったのだろうと思います。
ほぼ全ての犬を犬舎に置いて看取っているので、常時金欠で、ドッグショーに行く
余裕など無いのですが、先日、アメリカ在住のコリー飼いの方にうちの繁殖犬の
ハル君ならアメリカでメジャーポイントが取れるとお褒め頂いたので、それで十分
満足しています。
良い輸入犬ばかり揃えていても、虐待のような扱いをするショーブリーダーには
なりたくないです。介護もせず9歳にもなる老犬を里子に出すブリーダーにも
なりたくないです。
犬の一生のうちの2~5歳くらいは、ショーや繁殖で活躍する年齢ですが、
最も世話が楽ちんな年齢でもあります。
世話が大変なのは、1歳までと老後です。老犬が居ない犬舎は、ただの
ショーマニアです。介護経験の全く無いショーブリーダーもコリーの世界には
何人も居ます。
揺りかごから墓場まで面倒みなけりゃ、その犬種の専門家だとは言えないと
思います。ショードッグの管理者だとは言えても、ブリーダーだとは言えないと
思います。
2月11日と13日に撮影していた子犬達です。昨日、木枠を取り除きました。
ミルクも徐々に減らしてフードの方を増やし、代わりに水入れを設置しましたが、
ちゃんとお水も飲めるようになりました。可愛い盛りです。

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◆犬のプロ達も読んでいるブログメディア Dog Actuallyに寄稿しているサイエンス・ライターの尾形聡子さんが書いた2014年1月発行の本です。犬の毛色に関係する
遺伝子座を10シリーズに分け、それぞれについて難解な遺伝について分かりやすく
解説してくれています。マール(ダップル)やハルクインの繁殖をするブリーダーは
是非とも読んでおきたい本ですが、体色を決定する遺伝子が病気と関連する場合も
多々あり、その病気のせいで訓練が上手くゆかない場合もありますので、訓練の
専門家や愛犬家にとっても価値のある本です。
◆著名な心理学者スタンレー・コレンが書いた本です。多くの愛犬家達が抱く、犬の精神面と社会生活を送る上で生じた疑問、例えば、犬は嫉妬をするか、
犬は鬱病になるか、犬が人間の傷口を舐めると傷は早く治るのか、なぜ狼爪が
あるのか・・・などの71の疑問に答えてくれています。
◆初心者が子犬に教える時におかしやすいミスなども書かれてあり、なかなか読みごたえのある本だと思います。私は、このシリーズは全て持っていますが、
プロのトレーナーさんにも役に立つ本として販売されています。
◆↓の本には画像入りで犬達のボディランゲージがたくさん載っています。なにもドッグトレーナーにならなくても、防衛のために役に立つ本だと思います。私は
このシリーズの4冊全て、購入済みです。サブタイトルには、「犬の話す言葉
(ボディ・ランゲージ)が、ひと目でわかるようになる!」と出ていますが、
フリーになった時の犬の動作や行動を見る機会が乏しい人にはお奨めの本です。
◆犬の病気に関する本を御紹介しておきます。私は1996年の初版本を持っているので、買ってから19年も経っています。表紙は破れ紙も焼けているの
ですが、手放せません。新しい情報がNETでいくらでも手に入る今でも、
これだけは手放せません。それくらい犬の専門家であるブリーダーの私が
頼りにしている本です。
動物病院でもこの本を置いているところは多いそうです。たぶん、飼主さんに説明をするのにとても便利だからだと思います。イラストの方が、病巣がどんな
風になっているのか、周辺の臓器との関係はどうなのかというのを説明する際、
エコーやレントゲン写真よりも分かりやすいからだろうと思います。
◆↓は、畑正憲氏の本です。ほかの誰とも違う豊かな飼育経験と深い洞察力と細胞レベルで動物を知る(東大理学部動物学科卒)ムツゴロウさんならではの
見解が非常に勉強になり、私にとっては、ムツゴロウさんの本は全て宝物です。


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