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コリー達に囲まれて

ブリーダーとして、コリー達と共に過ごす日々の記録です。画像や動画や記事の無断使用を禁じます。


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Category: 繁殖   Tags: ---

コリー:ヒートの出血確認

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★リニューアルしたブログ「ラフ・コリーを御存じですか?」も更新しています★
http://blog.goo.ne.jp/awcollies06/
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●2015年5月下旬に出産予定あります。


●サブのブログの「ラフ・コリーを御存じですか?」を5月17日に更新しました。
http://blog.goo.ne.jp/awcollies06

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お知らせ:九州方面で猫達にパルボ感染症が広がっているそうです。
伝染病はあっという間に広がりますので、中四国も関西も油断はできないと
思います。犬と猫の異種間伝染もあるのじゃないかと思いますので
猫を飼っているお宅や猫と接する可能性のある犬飼いの方々には
一読をお奨めします。
http://ameblo.jp/omuta-animal/entry-12022634866.html

●「ラフコリーを御存じですか?」のブログを更新しました。

先ほど、ヒートが近いメス達のうち、最も若い真の出血を確認しました。
交配は1回したことがありますが、出産経験はないので、受胎してくれれば
初産になります。お乳の質は良いだろうと思いますが、イタズラがひどい子
なので、その点では用心が要ります。まだ、どの種オスをかけるか決めて
いません。他のメスが何日遅れでヒートが始まるかによって、相手を決めて
行こうと思います。

今年の夏も暑くなりそうで受胎の可能性があるのは6月初旬までかなという
気がしますし、これからヒートが始まるのは5歳以上のメスがほとんどなので、
出血開始が遅れ6月下旬以降になった場合は交配を諦めようと思います。

コリーはお産そのものは、他犬種と比べてそれほど難しくないのですが、
受胎率が非常に低いこと、かなり早い段階で乳質が悪化して人工哺乳に
切り替えねばならない場合が多いこと、マイナーな犬種なのでブリーダーが
住んでいる地域によっては非常に販売が困難であること、子犬の体色と
首の白い毛の分量によって譲渡先の決まりやすさに大きな違いがあること、
吠える犬種なので譲渡先を間違うと厄介なことになること等が困難な点です。

掲示板や雑誌に広告を載せればすぐに売れるとか、チャンピオンの子供
だから売れるなんて思っていたら大間違いです。可愛い可愛いと思っている
うちにみるみる大きくなり、一般の方々が欲しいと思う時期を過ぎてしまいます。
コリーのブリーダーをしていて何が大変かというと、受胎率の低さと販売の
難しさ、そして集団で吠える声です。

うちの場合、特にメスの方がよく吠えるのですが、その中でも特に警戒心が
強くて郵便局のバイクなどが来た時にけたたましく吠えるのが3頭居るので、
その3頭は同時に運動場へ出さないようにしています。私が一緒に運動場に
出てる時なら止めれるので、3頭全て出しても良いのですが、家の中で作業を
している時にはすぐに止めに行けないので、3頭のうちの1頭か2頭だけ出して
残りは家の中のケージに入れ、数時間おきに交代をさせています。
もっと暑くなり、窓を閉め切りエアコンをかけるようになれば、声が漏れないので
良いのですが、今の季節は、たとえケージに入れても、窓を開け放しているので
ケージ内で吠えれば声が漏れます。ですから今が管理面でも最も気を使う時期
ですね。

昨日、スイートピーが開花しましたが、軽くショックを受けました。植えたのは
赤いスイートピーから採った種だったのに、咲いた花は縁にわずかに赤色が
入っているだけの白いスイートピーだったんです。

Sweetpea150516-1

Sweetpea150516-2


NETで調べたら、お店で赤いスイートピーの種を買ってきて植えたのに、
白い花が咲いたと記事を載せている人もいました。
http://nekonekodaisuki.blog47.fc2.com/blog-entry-175.html

植物の交配についても調べたのですが、どうも赤い花の雌しべに白い花の
花粉がついて受粉、それから受精し(詳しくは受粉と受精は違うのだそうです)
画像のような花が咲いた可能性が高いです。真っ赤なスイートピーが咲いている
ところを見たかったので非常に残念ですが、今年は種を収穫し、来年は拾ったの
ではなく、売っている赤いスイートピーの種を2つの種苗店で買い(赤い種を
買って白い花が咲いた人も居るので)、再び、赤いスイートピー栽培にチャレンジ
してみたいと思います。


↓の画像は、先日、郵送したミミリンちゃん人形とミミリンちゃんとの御対面の
画像です。チャリオッツ君に見せたら吠えたそうです。

Mimirinchan&Clay

Charikun&Clay


ミミリンちゃんも16歳と言う高齢で痩せているそうですが、うちの13歳を越した
メガも最近、よく食べるのに体重が減って来ました。今まで見送った子たちも
亡くなる1年前くらいから急激に体重が落ちていったような気がします。

おそらくフードの食べる量を増やしてもそれほど変わらないと思います。年齢の
せいで吸収力が落ちたのだと思います。仕方ないことなのですが、胃腸に負担に
ならずに栄養分を吸収できるよう、糖質の多いお菓子などをフードにトッピング
しようと思っています。黒糖や蜂蜜や小豆を使った和菓子が良かろうと思います。
何も無ければ黒砂糖をぱらぱらとトッピングしたいので、今度、スーパーに行ったら
買ってこなくては。

癲癇発作を起こす子の場合も日頃から糖質を与えておく方が発作を起こした時に
脳へのダメージが少ないです。そして、中高年のコリーは胃拡張や胃捻転と同じく
膵炎の心配をしなければなりませんが、糖質の方が脂質を増やして太らせるよりも
膵炎を起こす可能性が低いので、貧血などがあって太らせたいコリーの場合は、
脂質の多い食品ではなく和菓子などを利用して太らせるようにした方が良いです。


今、フェイスブックでワクチンについて拡散希望として記事を書いている人が居て、
私のフェイスブックでもシェアしているのですが、動物病院で狂犬病予防ワクチンと
混合ワクチンとを同時に接種して、元気だった愛犬が死亡したのだそうです。

動物病院関係者でないと見ることはできませんが、ワクチンの取扱い説明書には
他のワクチンと同時に接種しないようにと書かれているそうです。
2つ同時の接種は犬や猫に大きな負担をかけますし、もしワクチンの副作用が
起きた場合に、どちらに対しての副作用なのか特定できなくなり、正しい処置が
できなくなるからというのも理由です。

ワクチン接種のことを安易に考えていたオーナーさんにも責任がありますが、
いくらオーナーさんに頼まれたとしても、2つのワクチンを同時に打つとか、
ワクチンとフィラリア予防薬の投与を同日に行うとか、フロントラインと同じ日に
ワクチン接種をするとか、そういうのは、あまりに配慮が欠けていると思います。

うちでは子犬の譲渡時にそういうことは全て口頭と書面でお伝えしていますし、
サイトにも詳しく載せています。これだけ犬の飼育に関する情報が氾濫していても
見るべきものを見ていない人がいかに多く、そういう人達が過去に何頭も犬を
飼育して来て、自分は経験豊富だと思っているとしたら、非常に怖いことですね。


人間の場合も同じだと思いますが、日々、技術や学問が進歩し、新しい発見が
あるのですから、積極的に情報を集めていなければ、自分が犬に良かれと思って
やったことが犬を苦しめ、最悪、死に至らせる場合もあります。

ソテツの実が猛毒であるとか、キシリトールキャンディで犬が死ぬとか、正露丸は
犬や猫が飲めば死ぬことがあるとか、チョコレートが犬には有毒であるとかって
ことを知らない愛犬家はまだまだ沢山居ます。

犬や猫が安全に生きてゆくことは、飼う人の性格や環境によっては、それほど
簡単なことではないですね。

↓は今朝のスイートピーと去年拾った萎れた花と種です。花は種がついていた
枝から千切りました。
なんというか赤い花からほとんど白の花が咲くのは、純血種の子犬を期待して
いたのに、知らない間に他犬種が乗っていて雑種の子犬が生まれたのと同じ
ですね。
犬種や性別によってきちんと飼育場所を分けているペットショップ以外では
よくあることですが、そういう場合、純血種の母犬に合わせて血統書を偽造
します。だから子犬が育つとあれ?となります。悪質なショップ関係では、さほど
珍しいことではないんです。
平均的なショップでも、とりあえず純血種の子犬だけど、血統書に書かれた
父犬と違う犬が本当の父だったということはけっこうあります。1頭のメスが
同犬種の2頭の父犬の子供を同時に宿す場合もあります。
これもペットショップ業界では驚くほどのことではありませんね。

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◆著者の神経学者が一風変わっている人みたいで、内容は大真面目ですが、
科学的実験を行うための苦労話が可笑しいのです。
著者は、自分が犬達を愛するように自分の犬達が自分を愛してくれているのか
病院のMRIを使って、脳の働き方を知ろうとするのですが、非常に大きな音が
鳴り響き、強力な磁場が発生するMRIの検査台に犬を乗せなければなりません。
著者は、犬自らが進んで検査台に乗ることにこだわり、あの手この手で慣らそうと
したり、教えようとしたりするのですが、その様子が滑稽で微笑ましいのです。
人間の検査で使っているMRIのトンネルの中が、犬の誘導のためのソーセージ
だらけになったそうです。まだ読み始めたばかりなのですが、今年の2月28日に
出版された新しい本で、この科学者のMRI実験で、画期的なことが明確になった
そうです。その科学的発見にも興味を引かれますが、読み物的にも面白そうです。


BookMRI150324

犬の気持ちを科学する


◆犬のプロ達も読んでいるブログメディア Dog Actuallyに寄稿しているサイエンス・
ライターの尾形聡子さんが書いた2014年1月発行の本です。犬の毛色に関係する
遺伝子座を10シリーズに分け、それぞれについて難解な遺伝について分かりやすく
解説してくれています。マール(ダップル)やハルクインの繁殖をするブリーダーは
是非とも読んでおきたい本ですが、体色を決定する遺伝子が病気と関連する場合も
多々あり、その病気のせいで訓練が上手くゆかない場合もありますので、訓練の
専門家や愛犬家にとっても価値のある本です。


よくわかる 犬の遺伝学: 健全性から毛色まで、知って役立つ遺伝の法則


◆著名な心理学者スタンレー・コレンが書いた本です。多くの愛犬家達が抱く、
犬の精神面と社会生活を送る上で生じた疑問、例えば、犬は嫉妬をするか、
犬は鬱病になるか、犬が人間の傷口を舐めると傷は早く治るのか、なぜ狼爪が
あるのか・・・などの71の疑問に答えてくれています。


犬と人の生物学: 夢・うつ病・音楽・超能力


◆初心者が子犬に教える時におかしやすいミスなども書かれてあり、なかなか
読みごたえのある本だと思います。私は、このシリーズは全て持っていますが、
プロのトレーナーさんにも役に立つ本として販売されています。


ドッグ・トレーナーに必要な「子犬レッスン」テクニック: 子犬の気質を読みながら、犬の語学と社会化を適切に学ばせる (犬の行動シミュレーションガイド) (犬の行動シミュレーション・ガイド)


◆↓の本には画像入りで犬達のボディランゲージがたくさん載っています。なにも
ドッグトレーナーにならなくても、防衛のために役に立つ本だと思います。私は
このシリーズの4冊全て、購入済みです。サブタイトルには、「犬の話す言葉
(ボディ・ランゲージ)が、ひと目でわかるようになる!」と出ていますが、
フリーになった時の犬の動作や行動を見る機会が乏しい人にはお奨めの本です。


ドッグ・トレーナーに必要な「深読み・先読み」テクニック: 犬の行動シミュレーション・ガイド

◆犬の病気に関する本を御紹介しておきます。私は1996年の初版本を持って
いるので、買ってから17年も経っています。表紙は破れ紙も焼けているの
ですが、手放せません。新しい情報がNETでいくらでも手に入る今でも、
これだけは手放せません。それくらい犬の専門家であるブリーダーの私が
頼りにしている本です。


bookInunobyoukip700left90

動物病院でもこの本を置いているところは多いそうです。たぶん、飼主さんに
説明をするのにとても便利だからだと思います。イラストの方が、病巣がどんな
風になっているのか、周辺の臓器との関係はどうなのかというのを説明する際、
エコーやレントゲン写真よりも分かりやすいからだろうと思います。

今年の3月に13歳で亡くなったターシャが、たしか10歳頃に子宮蓄膿症で
大出血をした時、すぐこの本で確認しておき動物病院へ駆けつけ、即、手術に
なりました。コリーに限らず、老犬を飼っている方には持っておいて損の無い
本です。先日、ミリオンの徘徊動画が放送されたフジTVの「とくダネ」で、
言っていたのですが、日本で飼われている犬のたしか56%だか57%以上
だかが7歳以上の老犬なのだそうです。どんなに健全な子であっても、老齢に
なれば白内障など様々な老化現象が出てきます。

そういう時、傍らにこの本があれば安心だと思います。このシリーズは猫用のも
あります。私が広告を載せているムツゴロウさんの本もですが、出版されてから
これほど長い年月が経っても、出版当時のカバーで売られているのですから、
よほど評判の良い本なのだと思いますね。中古品もあるようですが、この本を
手放すのは飼犬が死んで不要になったからだろうと思います。犬がそばに居る
限りは、この本を売りに出したりはできないと思うんです。稀に見る価値ある
本です。サイズは22.5×30cm、ソフトカバーでオールイラスト入りです。


イラストでみる犬の病気 (KS農学専門書)

◆↓は、畑正憲氏の本です。ほかの誰とも違う豊かな飼育経験と深い洞察力と
細胞レベルで動物を知る(東大理学部動物学科卒)ムツゴロウさんならではの
見解が非常に勉強になり、私にとっては、ムツゴロウさんの本は全て宝物です。

ムツゴロウ先生の犬と猫の気持ちがわかる本

◆↓は写真集となっていますが、私は、写真以上にムツゴロウさんの書いている
犬や馬やその他の動物に関する記述の方が好きです。この本が発売されてすぐに
購入しました。今、読み返してみても、はは~ん、そういうことだったのか、と
新たな発見がありますね。こういう本は、永遠に廃版にならないで欲しいです。

ムツゴロウとゆかいな仲間たち―畑正憲珠玉の写真集 (9)

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★★★他のブログ2つも時々、更新しています。↓のトップページよりお入り下さい。
エアウーマン犬舎 http://airwoman.if.tv/
迷子のコリーの詳細情報



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