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コリー達に囲まれて

ブリーダーとして、コリー達と共に過ごす日々の記録です。画像や動画や記事の無断使用を禁じます。


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Category: 飼育   Tags: ---

コリー:リハビリ動画と迷子情報

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★リニューアルしたブログ「ラフ・コリーを御存じですか?」も更新しています★
http://blog.goo.ne.jp/awcollies06/
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お知らせ 

●2015年2月7日に出産しました。


●サブのブログの「ラフ・コリーを御存じですか?」を3月11日に更新しました。
http://blog.goo.ne.jp/awcollies06

●仮予約中の方々の見学は子犬が離乳してからにして下さい。

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シェルティを預かっていて逃がしたそうで、拡散希望をしていらしゃいます。
http://wantasista.blog.fc2.com/blog-entry-100.html

こういう記事を読む度にオーナーさんがノーリードで遊ばせていて行方不明に
なったまま行方知れずのサンディの事、里親さんの不注意と怠慢で逃がして
交通事故で死亡したピリカの事を思い出してしまいます。人様の犬を預かる
人間は自分の犬以上の細心の注意と危機感を持って預からねばならないと
思います。逃げ出してからいかに素早く行動を起こすかにかかっています。

東京方面には居なくなった犬の匂いを辿って探し出してくれる訓練犬が居るの
ですが、地方には居ないみたいです。知人に嘱託警察犬を持っている人が
居れば、足跡追求の訓練を受けた犬に、犬を探してもらうのが最も確実で
速いのじゃないかと思います。

サンディの時に、オーナーさんにそのことをお知らせしたのですが、私に
怒られると思ったのか、迷子の知らせを私が受けとった時には既に数日が
経っていたので、訓練犬による捜索は匂いが飛んでしまっていて不可能でした。
この迷子のシェルティが、無事に生きて保護されますように。


1つ前の記事で、歩き始める時期が来ても後肢に麻痺があって歩けなかった
子犬を自己流のリハビリで歩けるようにできたと書きましたが、↓の麻痺の犬の
リハビリの動画を見ていて思い出したことがあります。

私は、子犬の途切れている神経回路が繋がるようにと思って、子犬の後肢を
曲げたり伸ばしたりして動かしたのですが、もうひとつ行ったことがありました。
子犬の脳に、自分の体重を自分の足裏で支えるという感覚を植え付ける為に、
子犬の脇の下を持って抱き上げ、後肢だけで立たせた状態で、子犬の身体を
上げたり下げたりしたのです。

麻痺して、ふにゃふにゃ状態の後肢を曲げ伸ばしし、麻痺した後肢の足裏に
全体重が乗るようにしました。犬の足裏にはたくさんの神経が通っているので、
子犬自身の身体の重みで、それを刺激しようと思いました。体重が1kg程度の
子犬だからできたのですが、それでも日に数十回も行うとけっこう大変でした。

↓の麻痺のある成犬のリハビリ動画では袋のような服を着せて身体を釣って
動かしたりしていますし、足の指の間にハサミを入れたりもしていますが、
それは体重を支える為に必要な指を開くという感覚が生まれるように、手近に
あったハサミを利用して刺激しているのだと思います。ボールペンであっても
鉛筆であっても別にかまわないのじゃないかと思います。



そして、↓の動画は、スイマーなんとかって名前のこの犬種に特有の遺伝病
らしいのですが、歩けない子犬が、創意工夫に満ちたリハビリで歩けるように
なっています。とても素晴らしいリハビリ方法だと思いました。

卵を入れるケースの上を歩かせるのも足裏に刺激を与える為だと思います。
要所要所に人工芝を敷いていますが、私が老犬の介護をする時、特に認知症の
老犬の介護をする時に、人工芝は欠かせません。
足元が不安定な犬であっても、人工芝なら自力で立てるんです。自分で立たせる、
自分で歩かせる、自分で何かをさせるというのが、筋肉の廃用萎縮を避ける為に
最も重要なことだと思います。可哀そう、可哀そうで、寝かせっぱなしなのが
最も良くないと思います。



↓の画像は昨日撮影のものです。昨日の午後、子犬達を初めて屋外に出し、
夕方には友人に屋外で子犬の撮影をしてもらっていますので、画像が届いたら、
オーナーさんには送信致します。
私が撮影した動画が4本あるのですが、それも今日の交配が済んだら、UP
しようと思います。

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◆犬のプロ達も読んでいるブログメディア Dog Actuallyに寄稿しているサイエンス・
ライターの尾形聡子さんが書いた2014年1月発行の本です。犬の毛色に関係する
遺伝子座を10シリーズに分け、それぞれについて難解な遺伝について分かりやすく
解説してくれています。マール(ダップル)やハルクインの繁殖をするブリーダーは
是非とも読んでおきたい本ですが、体色を決定する遺伝子が病気と関連する場合も
多々あり、その病気のせいで訓練が上手くゆかない場合もありますので、訓練の
専門家や愛犬家にとっても価値のある本です。


よくわかる 犬の遺伝学: 健全性から毛色まで、知って役立つ遺伝の法則


◆著名な心理学者スタンレー・コレンが書いた本です。多くの愛犬家達が抱く、
犬の精神面と社会生活を送る上で生じた疑問、例えば、犬は嫉妬をするか、
犬は鬱病になるか、犬が人間の傷口を舐めると傷は早く治るのか、なぜ狼爪が
あるのか・・・などの71の疑問に答えてくれています。


犬と人の生物学: 夢・うつ病・音楽・超能力


◆初心者が子犬に教える時におかしやすいミスなども書かれてあり、なかなか
読みごたえのある本だと思います。私は、このシリーズは全て持っていますが、
プロのトレーナーさんにも役に立つ本として販売されています。


ドッグ・トレーナーに必要な「子犬レッスン」テクニック: 子犬の気質を読みながら、犬の語学と社会化を適切に学ばせる (犬の行動シミュレーションガイド) (犬の行動シミュレーション・ガイド)


◆↓の本には画像入りで犬達のボディランゲージがたくさん載っています。なにも
ドッグトレーナーにならなくても、防衛のために役に立つ本だと思います。私は
このシリーズの4冊全て、購入済みです。サブタイトルには、「犬の話す言葉
(ボディ・ランゲージ)が、ひと目でわかるようになる!」と出ていますが、
フリーになった時の犬の動作や行動を見る機会が乏しい人にはお奨めの本です。


ドッグ・トレーナーに必要な「深読み・先読み」テクニック: 犬の行動シミュレーション・ガイド

◆犬の病気に関する本を御紹介しておきます。私は1996年の初版本を持って
いるので、買ってから17年も経っています。表紙は破れ紙も焼けているの
ですが、手放せません。新しい情報がNETでいくらでも手に入る今でも、
これだけは手放せません。それくらい犬の専門家であるブリーダーの私が
頼りにしている本です。


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動物病院でもこの本を置いているところは多いそうです。たぶん、飼主さんに
説明をするのにとても便利だからだと思います。イラストの方が、病巣がどんな
風になっているのか、周辺の臓器との関係はどうなのかというのを説明する際、
エコーやレントゲン写真よりも分かりやすいからだろうと思います。

今年の3月に13歳で亡くなったターシャが、たしか10歳頃に子宮蓄膿症で
大出血をした時、すぐこの本で確認しておき動物病院へ駆けつけ、即、手術に
なりました。コリーに限らず、老犬を飼っている方には持っておいて損の無い
本です。先日、ミリオンの徘徊動画が放送されたフジTVの「とくダネ」で、
言っていたのですが、日本で飼われている犬のたしか56%だか57%以上
だかが7歳以上の老犬なのだそうです。どんなに健全な子であっても、老齢に
なれば白内障など様々な老化現象が出てきます。

そういう時、傍らにこの本があれば安心だと思います。このシリーズは猫用のも
あります。私が広告を載せているムツゴロウさんの本もですが、出版されてから
これほど長い年月が経っても、出版当時のカバーで売られているのですから、
よほど評判の良い本なのだと思いますね。中古品もあるようですが、この本を
手放すのは飼犬が死んで不要になったからだろうと思います。犬がそばに居る
限りは、この本を売りに出したりはできないと思うんです。稀に見る価値ある
本です。サイズは22.5×30cm、ソフトカバーでオールイラスト入りです。


イラストでみる犬の病気 (KS農学専門書)

◆↓は、畑正憲氏の本です。ほかの誰とも違う豊かな飼育経験と深い洞察力と
細胞レベルで動物を知る(東大理学部動物学科卒)ムツゴロウさんならではの
見解が非常に勉強になり、私にとっては、ムツゴロウさんの本は全て宝物です。

ムツゴロウ先生の犬と猫の気持ちがわかる本

◆↓は写真集となっていますが、私は、写真以上にムツゴロウさんの書いている
犬や馬やその他の動物に関する記述の方が好きです。この本が発売されてすぐに
購入しました。今、読み返してみても、はは~ん、そういうことだったのか、と
新たな発見がありますね。こういう本は、永遠に廃版にならないで欲しいです。

ムツゴロウとゆかいな仲間たち―畑正憲珠玉の写真集 (9)

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★★★他のブログ2つも時々、更新しています。↓のトップページよりお入り下さい。
エアウーマン犬舎 http://airwoman.if.tv/
迷子のコリーの詳細情報



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