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コリー達に囲まれて

ブリーダーとして、コリー達と共に過ごす日々の記録です。画像や動画や記事の無断使用を禁じます。


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Category: 繁殖   Tags: ---

コリーの子犬:生後1日目と2日目の動画

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★リニューアルしたブログ「ラフ・コリーを御存じですか?」も更新しています★
http://blog.goo.ne.jp/awcollies06/
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お知らせ 

●2015年2月7日に出産しました。


●サブのブログの「ラフ・コリーを御存じですか?」を2月1日に更新しています。
http://blog.goo.ne.jp/awcollies06

●仮予約中の方々の見学は子犬が離乳してからにして下さい。

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2015年2月8日と9日に撮影した動画を合わせて3本、載せておきます。
4頭ともお腹がポンポコリンになるくらい、たっぷりと母乳を飲んでいます。
初産の若い母犬だと、コリーであっても乳質悪化の心配が無いので、その点は
楽ですが、私が用事で母子の傍を離れる時は、子犬達は段ボールに入れて
母犬のじぇじぇとは分けています。意外にもじぇじぇは子犬達と分けられることを
すんなりと受け入れ、やかましく吠えたりはしませんでした。
今の時期、子犬達の排泄物を母犬が食べるので、どうしても便が緩くなるため
頻繁にトイレに出してやり、その都度、足裏の消毒をしています。

乳質が良く、頭数も少なかったので、粘土細工やアクリルの絵や和紙の貼り絵に
取りかかることにしました。ある程度の数を作っておかねば、絵画や粘土や手芸の
投稿サイトに出せません。

昨日、いつものように母に老犬を誰かにあげて飼育頭数を減らせとか、色々と
言われたのですが、老いて介護が必要になった犬をあげることはできません。
老犬は全て自分で最期まで面倒をみます。

たとえ若い1歳の犬であったとしても、私は、余所のブリーダーや愛犬家のように
「差し上げます」という表現はしません。昔、見た掲示板ではホビーブリーダーが
老犬を販売していたり、3歳にもなる成犬を「差し上げます」と書いていたことも
ありました。

私の感覚としては、「差し上げる」と言えるのは、ほとんどの人達が購入したいと
思うような幼い健康な生後6ヶ月くらいまでの子犬で、血統書の名義欄が汚れて
いない場合だと思っているんです。

つまり、子犬の製造元とも言えるブリーダーの元を1度も出ておらず(名義欄が
きれいなまま)、十分に「売れる」価値のある犬なら「差し上げる」という表現でも
良いと思います。

私の場合は、1歳で無料で譲渡するなら、「どなたか無料の里子として飼って頂ける
方はいらっしゃいませんか?但し、譲渡の条件はあります」という表現をします。

輸入犬だとかタイトル所持の子なら、2歳以上でも有料での販売が可能だろうと
思いますし、プレゼント的に「差し上げる」でも良いかもと思います。
でも、そうでなければ、やっぱり「飼って頂く」という感覚でいたいと思います。

うちの母のように老犬を「あげる」なんて、厚かましくって言えません。いくら
滅多に居ない犬種だといっても、老犬です。たとえは悪いですが、着古して
ほつれが出てきそうな普段着の服を他人に「あげる」と言えないのと同じです。
輸入犬で名の通った名犬であれば、7歳以上の老犬であってもビンテージの
ジーンズのように高値で販売されることはありますけどね。

私は雑種の犬を自由に犬種名を付けて10万もの価格を付けて販売している
ペットショップや素人繁殖家の感覚は分かりません。私からすれば、ミックスは
値段を付けてはいけない犬です。血統書の発行ができませんからね。

血統書というのはダイアモンドなどの宝石なら鑑定書のようなものです。高く
買った経緯のある宝石を売ろうとしても、鑑定書が無ければ二束三文です。
犬もそれに近いんですよね。

犬を販売の対象にするべきじゃないと言っている人も多いのですが、そういう
人達は親犬の育成から管理、設備費、子犬の飼育費その他でどれほどの費用と
手間と時間がかかるのを分かっていないのです。

世の中には働かなくても親の遺産や他人の財産でリッチな暮らしができる人間も
居て、そういう人種でブリーダーをしている人も居るのですが、だからと言って、
その人が健全な繁殖をしているとは限らないし、ひどいアカラスになっていたことの
ある犬を平気で繁殖に使っていたりします。

「お金儲けじゃないホビーブリーダーです」と言っている人が、法外な金額で子犬を
売っていることだってかなりあるんですよね。Dog Actuallyの記事等を読むと
ホビーブリーダーが最上であるかのように書いていますけど、私は、ろくでもない
ホビーブリーダーを何人も知っています。

うちなどよりもずっと高額で子犬を販売し、自分の繁殖したメスで手元に残した子を
見た目が美しいCHだからという理由で、病歴のあるオスに交配しようとしたりするん
ですからね。そういう人って、
「私は趣味で繁殖をしていてお金儲けじゃありませんから」と言って、有料譲渡した
繁殖犬が幼くして病気になっても責任逃れをしたりするんです。

業界の中に深く入って当事者たちに取材をしたのでなければ分からないということは
あります。権威があったり、信頼されているサイトや本であっても、そういう取材を
徹底的に行っているわけじゃないです。欧米と日本とはまた違っている場合があると
思います。

日本の場合、人口密度や住宅事情や人種的な気質や犬種の好みを考えれば、
欧米のように、ブリーダーの元を訪れ、予約して待つという購入方法を徹底する
ことは不可能で、その方法だと需要に供給が追い付かないのだと思います。
現在は多過ぎると思いますが、必要悪であってもパピーミルとかペットショップ
というものがなければ、多くの人が欲しい犬種の子犬を手に入れることができなく
なり、できたとしても供給数不足で価格が跳ね上がる可能性があると思います。

対面販売の義務付けなどしなくても、多過ぎるペットショップの数を減らす努力を
公的機関がするべきなんですよ。ある程度は必要なので、良い業者を選択する
方法を検討すべきであり、まともなことをやってきた地方に住むブリーダーたちを
締め付けるだけの対面販売の義務付けなどは撤廃すべきなんです。コリーの
ようなマイナーな大型犬はこの悪法のせいで益々飼育頭数は減ってゆくでしょう。

私も繁殖ができるのは、あと5~6年でしょうから、そのあとは犬猫などの動物の
粘土細工と絵とぬいぐるみ等の販売に切り替え、可能なら、また海外からの犬の
グッズの輸入販売も再開してみたいと思います。妹が作っているコリーの抱き枕も
妹が作るだけでは需要に供給が追い付かないので、子犬の譲渡が終わったら、
妹に教わって私も縫ってみようかと思っています。買ったまま仕舞い込んでいる
新品のミシンを使ってやらねば可哀そうですしね。









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◆犬のプロ達も読んでいるブログメディア Dog Actuallyに寄稿しているサイエンス・
ライターの尾形聡子さんが書いた2014年1月発行の本です。犬の毛色に関係する
遺伝子座を10シリーズに分け、それぞれについて難解な遺伝について分かりやすく
解説してくれています。マール(ダップル)やハルクインの繁殖をするブリーダーは
是非とも読んでおきたい本ですが、体色を決定する遺伝子が病気と関連する場合も
多々あり、その病気のせいで訓練が上手くゆかない場合もありますので、訓練の
専門家や愛犬家にとっても価値のある本です。


よくわかる 犬の遺伝学: 健全性から毛色まで、知って役立つ遺伝の法則


◆著名な心理学者スタンレー・コレンが書いた本です。多くの愛犬家達が抱く、
犬の精神面と社会生活を送る上で生じた疑問、例えば、犬は嫉妬をするか、
犬は鬱病になるか、犬が人間の傷口を舐めると傷は早く治るのか、なぜ狼爪が
あるのか・・・などの71の疑問に答えてくれています。


犬と人の生物学: 夢・うつ病・音楽・超能力


◆初心者が子犬に教える時におかしやすいミスなども書かれてあり、なかなか
読みごたえのある本だと思います。私は、このシリーズは全て持っていますが、
プロのトレーナーさんにも役に立つ本として販売されています。


ドッグ・トレーナーに必要な「子犬レッスン」テクニック: 子犬の気質を読みながら、犬の語学と社会化を適切に学ばせる (犬の行動シミュレーションガイド) (犬の行動シミュレーション・ガイド)


◆↓の本には画像入りで犬達のボディランゲージがたくさん載っています。なにも
ドッグトレーナーにならなくても、防衛のために役に立つ本だと思います。私は
このシリーズの4冊全て、購入済みです。サブタイトルには、「犬の話す言葉
(ボディ・ランゲージ)が、ひと目でわかるようになる!」と出ていますが、
フリーになった時の犬の動作や行動を見る機会が乏しい人にはお奨めの本です。


ドッグ・トレーナーに必要な「深読み・先読み」テクニック: 犬の行動シミュレーション・ガイド

◆犬の病気に関する本を御紹介しておきます。私は1996年の初版本を持って
いるので、買ってから17年も経っています。表紙は破れ紙も焼けているの
ですが、手放せません。新しい情報がNETでいくらでも手に入る今でも、
これだけは手放せません。それくらい犬の専門家であるブリーダーの私が
頼りにしている本です。


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動物病院でもこの本を置いているところは多いそうです。たぶん、飼主さんに
説明をするのにとても便利だからだと思います。イラストの方が、病巣がどんな
風になっているのか、周辺の臓器との関係はどうなのかというのを説明する際、
エコーやレントゲン写真よりも分かりやすいからだろうと思います。

今年の3月に13歳で亡くなったターシャが、たしか10歳頃に子宮蓄膿症で
大出血をした時、すぐこの本で確認しておき動物病院へ駆けつけ、即、手術に
なりました。コリーに限らず、老犬を飼っている方には持っておいて損の無い
本です。先日、ミリオンの徘徊動画が放送されたフジTVの「とくダネ」で、
言っていたのですが、日本で飼われている犬のたしか56%だか57%以上
だかが7歳以上の老犬なのだそうです。どんなに健全な子であっても、老齢に
なれば白内障など様々な老化現象が出てきます。

そういう時、傍らにこの本があれば安心だと思います。このシリーズは猫用のも
あります。私が広告を載せているムツゴロウさんの本もですが、出版されてから
これほど長い年月が経っても、出版当時のカバーで売られているのですから、
よほど評判の良い本なのだと思いますね。中古品もあるようですが、この本を
手放すのは飼犬が死んで不要になったからだろうと思います。犬がそばに居る
限りは、この本を売りに出したりはできないと思うんです。稀に見る価値ある
本です。サイズは22.5×30cm、ソフトカバーでオールイラスト入りです。


イラストでみる犬の病気 (KS農学専門書)

◆↓は、畑正憲氏の本です。ほかの誰とも違う豊かな飼育経験と深い洞察力と
細胞レベルで動物を知る(東大理学部動物学科卒)ムツゴロウさんならではの
見解が非常に勉強になり、私にとっては、ムツゴロウさんの本は全て宝物です。

ムツゴロウ先生の犬と猫の気持ちがわかる本

◆↓は写真集となっていますが、私は、写真以上にムツゴロウさんの書いている
犬や馬やその他の動物に関する記述の方が好きです。この本が発売されてすぐに
購入しました。今、読み返してみても、はは~ん、そういうことだったのか、と
新たな発見がありますね。こういう本は、永遠に廃版にならないで欲しいです。

ムツゴロウとゆかいな仲間たち―畑正憲珠玉の写真集 (9)

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★★★他のブログ2つも時々、更新しています。↓のトップページよりお入り下さい。
エアウーマン犬舎 http://airwoman.if.tv/
迷子のコリーの詳細情報




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