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コリー達に囲まれて

ブリーダーとして、コリー達と共に過ごす日々の記録です。画像や動画や記事の無断使用を禁じます。


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Category: 飼育   Tags: ---

コリーの子犬:蚊取り線香

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残暑厳しい時期にメス達のヒートが次々に始まっているので、オス同士が喧嘩を
しないようにグループ分けに気を使っています。穏やかな気性のコリーであっても
ヒートが絡めば、流血の喧嘩になります。外野のコリー達もお祭り騒ぎで喧嘩に
参加してきますので、喧嘩になりそうな気の強い犬同士は、メスがヒート中の時は
初めから一緒にしないようにしています。

ある犬種を数頭飼ってみて、その性質や知能や身体的特徴がよく理解できたと
思っても、20頭以上の集団になった時、またヒート中のメスが複数の未去勢の
オス達と一緒になった時、オスは豹変するということを覚えておいた方が良いです。

亡くなったカナダCHのヒューイは本当に優しい穏やかな子でしたが、メスのヒートの
時にメスに乗ろうとしたのを引き離したら、たまたま足元に居たシェルティのビビに
八つ当たりして咬みつき、額の骨が見えるほどの大怪我をさせたことがあります。

繁殖に関しては、交配経験のある種オスは、どうしても本能的な強い欲求を抑える
ことができないのです。メスは出血が始まる数週間前から匂いが変わるので、オスを
刺激します。そういう状態のメスがドッグランにはいっぱい居ると思います。飼主さんは
気付いていないだけで、喧嘩の種はいっぱい転がっているのです。

犬を観察する時、人は視覚的にそして聴覚的に判断しますが、犬は嗅覚的に
判断しています。
妊娠が近いことを教えてくれるのも種オス達です。数日後に出産を控えたメスには
オス達はこぞってマウンティングをしようとします。そういうことは犬の繁殖本にも
出ていません。

また、犬が欲求を抑え込まれた時に他の犬に八つ当たりをするということも本には
書かれていないと思います。私は、運動場で犬達を観察していて、そのことを
知りました。私が誤って傍に居た犬の尾を踏んだ時、踏まれた子は、他の犬が
自分の尾を踏んだと勘違いをして、その犬に怒って噛みつきました。

また、甥っ子が小学生だった時、子犬を抱っこして運動場を歩いていたら、甥っ子に
貼りつくようにしていたターシャとビビの2頭のうち、コリーのターシャの足を踏んで
しまいました。そうしたら、ターシャは、甥っ子ではなく傍のビビを噛みました。

これは勘違いなのか、それとも、人間に攻撃してはいけないから、八つ当たりで傍の
犬を噛んだという転化行動なのかはっきりとは分かりません。でも、攻撃される理由の
無い犬が理不尽に攻撃されることは、犬の集団の中ではけっこう頻繁に起きることで、
当然、喧嘩の種になります。人間の世界同様、犬の世界でも、誤解や誤爆は日常的に
起きることなんです。

動画は、昨日の夕方、17:30過ぎに撮りました。お手入れができておらず、浮いた
アンダーコートが盛り上がっている犬も居てお見苦しいのですが、載せました。
なかなか成犬達の手入れの時間が取れず、手入れをする時は、一気に6~7頭
まとめてやったりして、後で手首が痛くなったりするのですが、昨日、雅胎の第3子の
健康診断に行って来ましたし、今日の午前中に2回目の混合ワクチンを往診して
もらって接種するので、それが済んだら、成犬の毛抜きに取り掛かれます。
本当はもっと早く接種する予定だったのですが、下痢する子が出たり、獣医さんの
予定と上手く合わなかったりして大幅に遅れてしまったのです。

本当は昨日のうちに手入れをやってしまいたかったのですが、昼食を父母宅で
妹も含めて4人で食べていた時、愛媛県でもデング熱の感染者が見つかったと
ニュースで報じたので、慌てて、年内分の蚊取り線香を買いに出かけたので、
時間が無くなりました。

毎年、9月に入るとホームセンターの蚊取り線香の在庫が無くなってきますし、
デング熱患者が見つかったとなれば、人間用だけでなくペット用の蚊取り線香も
品薄になるはずだと判断して、ホームセンター3ヵ所をはしごして、年内分の蚊取り
線香を買い集めました。うちでは1日に大判の蚊取り線香を18本使うので、1缶は
3日くらいしかもたないのです。箱のと缶のと合わせて、20くらいは買いました。
これで10月末くらいまではもちます。11月も必要なので、それはまた買い足す
ことになりますが、とりあえずは安心です。

それにしても数日間、代々木公園の周辺に滞在し、たった1日、ジョギングをした
人間が1人居るだけで、県内が大騒動になるのですから、感染症は恐ろしいです。
報道はされていませんが、私が先日の記事に載せたインドの赤十字の医師が
書いた新聞記事では、犬もデング熱に感染して、症状を表さないサイレント・
キャリアーになり、その犬を刺した蚊が人間を刺すことで爆発的に広がる場合が
あるのだそうですから、自分だけでなく、犬達も蚊に刺されないようにしてやる方が
人間の為にもなるんです。

フィラリア予防薬でフィラリアを予防できたとしても、デング熱の予防はできないと
思うんです。回虫や条虫の駆除はできますけど、デング熱はたしかウィルスだから、
フィラリア予防薬で駆除はできないと思います。愛媛県のようにデング熱の患者が
見つかった地域では、犬の為に蚊取り線香をつけてやる方が良いと思います。
蚊の移動する距離は短いとは言いますけど、用心しておく方が良いでしょうね。



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