コリー達に囲まれて

ブリーダーとして、コリー達と共に過ごす日々の記録です。画像や動画や記事の無断使用を禁じます。


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Category: 犬の本   Tags: ---

コリー:戦場をかける犬

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先日、御紹介した本「レックス 戦場をかける犬」が昨日届いたので、
読み始めたのですが、予想どうり、非常に面白いです。まだ完読しては
いませんが、戦地で軍用犬が置かれる暑さ、臭さ、騒音などの環境の
劣悪さ、過酷さは想像以上でした。そして、その最悪の環境の中でも
喜々としてプラスティック爆弾捜索の任務を遂行する犬の訓練性能と
勇気とハンドラーとの信頼関係は、すばらしいと思いました。



このハンサムな軍用犬のレックス軍曹(犬を扱うハンドラーである軍犬兵
よりも犬の方がワンランク、位が上になるのだそうです)は、灼熱の地に
あっても、爆弾探しが楽しくてしかたないのだそうです。

その楽しさの原動力になっているのは、ほんのひと時のハンドラーとの
ボール遊びや御褒美なのです。本物の爆弾がいっぱい埋められた道で
探せと命じる時に、ちらとポケットのボールを見せるのだそうです。
普段はクールでクレイジーな犬だそうですから、ボールを見ると興奮が
収まらないくらいに、持来遊びが好きなのでしょうね。

そして、レックス軍曹は、イラクの部隊では、皆に、なんてハンサムな
犬だと言われ、「セクシー、レックス」と言われていたそうです。私が
思ったようなことをアメリカ人兵士たちも皆、思っていたのですね。
犬の美しさというのも万国共通のようです。

そして、意外でしょうが、これほどの優秀な犬であっても、抑えがたい
本能というものがあり、野犬などに出くわすと制止が効かず吠えるので
口輪が必要なのだそうです。そして、知らない人間が撫でようとすると
威嚇をし、拒絶をします。

まだ、50ページくらいしか読んでいませんが、このあと、何が飛び出すか
とても楽しみです。


自らの命を賭け、戦地での爆弾探知により多くの人命を救うという使役犬と
しての最高峰とも言える任務に就いたレックス軍曹は、天性の素質もあったし、
ハンドラーにも恵まれたのでしょうが、訓練を楽しむことができた犬で
あったということ、そうなるように育てられたということが、偉大な功績を
残せた要因なのではないかと思います。

訓練を「楽しめる」のが最も大切なことだというのは、レックス軍曹のような
最高レベルの使役犬ではなくても言えることです。

先日、画像をUPしたメイと太郎の息子の文大(ブンタ)君は、アジリティで
何度も国際試合に出ているトレーナー御夫婦が経営する茨城の永田ドッグ
スクールで、オーナーさんと一緒にアジリティを習っていますが、奥様の方の
先生が、非常に文大君の素質を評価してくれていて、多少リップサービスは
あると思うのですが、
「この子は天才の資質がある」とおっしゃり、「この子は何も怖がらない」と
驚いていらっしゃるのだそうです。
http://www.nagata-dog.com/

これがシェパードやボーダー・コリーならば、ハイ、そうですかで終わるの
ですが、不慣れな事に対して怖がりなコリーですからね。特筆すべきこと
なんです。

私は、文大君たちを育てる時、目が開いてすぐから色々なおもちゃを与え、
足裏の感覚が発達するように色々な敷物を敷き、アジリティに似せた遊具を
いくつも飼育スペースに置いて育ててきました。

それに加え、オーナーさんには、介助犬の幼犬時の馴致訓練のように犬用の
スリングに入れて抱っこしたまま、家事を行い、人間の生活を見せるように
お願いしており、文大君が重たくなって抱っこできなくなるまで、忠実に
実行して下さいましたので、その影響が非常に大きいと思います。

父母犬は、うちで特に頭の良い犬同士の組合せですし、母のメイは身体能力が
高くて、幼い頃から高い所に登るのが大好きな子でしたし、父の太郎も物怖じ
しないタイプです。

全てのことがドッグスポーツ向きのコリーになるのに有利に働いたのだと
思うのですが、文大君は、訓練が楽しくってしかたないのだそうです。

楽しい楽しいと思って望むから、情動を伴う記憶は素早く脳にインプット
されるので、すぐにマスターして褒められる。褒められると嬉しいから
またすぐに覚える・・という好循環になっているのだと思いますね。

永田ドッグスクールでは御褒美にはビスケットやレバーではなくドライの
フードを用いるそうです。私は、何度も書いていますが、犬を訓練するのに
食べ物を使うことを忌み嫌うのはオカシイと思います。世界の名だたる
トレーナーたちは上手に食べ物を使って、高等なことを教えています。
ハリウッドの歴代ラッシー達の中にも、ボール遊びよりも食べ物の方が
有効であったコリーもいたそうです。食べ物を使うのがいけないのでは
なくて、使うタイミングのミスや乱用や無意味な与え方がいけないのです。

御褒美のオヤツでもボールでもなんでも良いので、犬が心から楽しいとか
嬉しいと思えるものを用いて、訓練してみて下さい。そして、レオンちゃん、
ハナンちゃん、文大君のように、アジリティやフライボールといったドッグ
スポーツの競技に楽しくエントリーできるコリーが、もっと増えてくると
いいなと思います。

競技とか、任務とか、一見厳しくて辛そうなものを犬と共に行う方が、
家でのんびり過ごして可愛がっている以上に、犬と飼主さんとの心の
繋がりは強固になるんですよ。

戦友とか登山家同士の方が、夫婦以上に気持ちが通い合っていたりするのと
同じで、危機感や緊張感の中で、命がけで共に戦い、助け合ってきた者
同士には、真に強い精神的な結びつきが生まれるんです。その結びつきが
あるから、軍用犬レックスとダウリング上等兵のように互いの命を委ねる
ことまで、できるようになるのだろうと思います。

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