コリー達に囲まれて

ブリーダーとして、コリー達と共に過ごす日々の記録です。画像や動画や記事の無断使用を禁じます。


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Category: 飼育   Tags: ---

コリー:動物の悪癖

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サークルをフェンスに留めていたナスカン2つの片方がちゃんと留まって
なかったみたいで、マコトが抜け出して、成犬達のケージのある部屋に
入り込み、買ったばかりの扇風機とサーキュレーターの電気コードを
齧っていました。幸い、中のワイヤーが見えるところまで深くは噛んで
なかったので、絶縁テープで補修して使うことにしました。メガみたいに
軽く感電していたら二度としなくなるのでしょうが、していないものだから
噛み心地が気に入っていて、この先、何度でもやるはずですから要注意です。

犬は絶対、反省なんてしませんから、一度ついた悪癖は、生涯付いて回ります。
完璧に取り去ることはできないので、極力、その悪癖が現れないような状況を
作るようにするとか、別のことに意識を向けさせるとか、メガの軽い感電の
ように犬自らが二度としたくなくなるような怖い思いをさせるしかないんです。

人間ならば説得して治る場合もありますが、動物ですから、そういうわけには
ゆきません。マコトはこの先、2度と電気コードが見える場所ではフリーに
しないようにするか、わざとフリーにして激辛の練りがらしや練りワサビを
塗り込んだ電気コードを噛むように仕向けて、懲りさせるしか方法がありません。
この前ダメにされた扇風機のコードを切り取って思いっきり辛子かタバスコに
浸してからそばに置いてみようかな。

幼い頃に軽く車に当たった経験のある犬や猫は放っておいても車には用心を
しますが、そうじゃない犬や猫には車の怖さは分かりません。どんなに訓練を
積んだ犬であってもです。

犬は、人間が、して欲しくないなと思うことをしてくれる生きものです。

私がまだコリーの2頭飼育だった頃、バイパスの造成地がずっと続いていて、
ノーリードにしても大丈夫で、呼び戻しも効いたので、2頭をノーリードにして
散歩していたのですが、ノエルという非常に賢い子が自分勝手に探索にでかけ
呼んでも戻って来なくなりました。

最初は連れ戻しに私から犬の方へ行っていたのですが、ある時、ふと思いついて
自分から草むらに姿を隠しました。そして、ノエルの様子を見ていたのですが、
数分経って、周囲に私の姿が無いのに気付いて、大慌てで、あちこち探して
走り回っていました。

懲りたかなと思って、立ち上がるとダッシュでやってきて、抱きついてきたの
ですが、その後、しばらくは呼べばすぐ戻る状態でしたが、やがては慣れっこに
なってきて、また戻らなくなるに違いないと思ったので、ノエルをノーリードで
好きにさせるのは囲いのある場所だけにしました。

犬は反省しないし、一度懲りても慣れれば、またやるんです。二度とやらなく
なるのは、交通事故や感電のような命に関わる怖い思いをした時だけでしょうね。

やって欲しくないことをやらせまいとして叱ると逆効果です。動物は、自分が
楽しい方、楽な方、嬉しい方へと向かいます。福ちゃんみたいにケージから
脱走するのが好きな子は、抜け出てどこかへ行きたいのではなく、ただ抜ける
ことを楽しんでいるので、沢山のナスカンでケージの扉を留めて抜け出せなく
するか、ケージに美味しい牛骨をしばりつけておくしか、脱走を止めさせる
方法が無いです。(福は扉が開いていると、自分から好んでケージに入って
寝ます)


昔、馬術の競技に出たりしていた頃、余所のクラブの馬で、競技本番になると
障碍の直前でピタッと止まり、騎手が拍車を入れても鞭を入れても微動だにせず
ひたすらホイッスルが鳴って失格の合図を告げるのを待っている非常に利口な
馬が居ました。しんどいから飛びたく無かったんですね。鞭や拍車の痛みを
耐えていれば、ホイッスルが鳴り失格になって、飛ばずにお家に帰れるのだと
知っているのです。

競技って、かなり暑い時期にもやっていたので、走ったり飛んだりするのが
嫌だったのでしょう。でも、失格のホイッスルが鳴れば、そのあとは喜んで
飛ぶのですから、単にあまのじゃく的に騎手の意思に従いたくなかっただけ
なのかもしれません。福の脱走ゲームのように拒否ゲームを楽しんでいたの
かもしれません

私はコリーを飼い始めた時、非常に馬や猫に近い性質だと思いました。この
拒否癖の付いた馬の騎手は大変、苦労したはずですが、その後、その馬の
拒否癖が治ったかどうかは分かりませんが、コリーでも、こうした事は起こる
可能性が高いと思いますね。気質が馬や猫と似ていますから。
コリーの上級訓練が難しい理由はここにあると私は思っています。ボーダーや
ラブのようなイケイケタイプの犬種しか飼っていない人には、理解ができない
部分です。

動物の訓練や調教で思うように行かない時は本当に落ち込みます。お手やマテの
レベルではそういったことは起こりませんが、審査会や競技会に出すレベルに
なると人間の方が滅入ってしまうということはよくあります。結局、いかに
動物の心理を読み解くかということにかかってきます。

もし拒否癖の付いた馬を私が持っていたら、どうやって直すかな・・・
私だったら、人に頼んで、普段の練習で、障碍をひとつ飛ぶ度にホイッスルを
鳴らしてもらい、拒否癖の付いた馬の頭の中にできあがっている「ホイッスル」
イコール「ジャンプはオシマイ」という繋がりを断ち切りますね。飛ぶたびに
ホイッスルが鳴って、その都度、激しく褒めるようにしていれば、馬の頭の中で
ホイッスルは、障碍飛越を止めれる合図では無く、飛んで褒めてもらうための
合図に変わるはずですから。

動物が困った悪癖を身に着け、それを楽しんでいるようであれば、動物の頭の
中にできあがった、悪癖と喜びとを繋ぐ等式を壊さねばなりません。
犬は常に自分にとって楽な方、楽しい方を選ぶ生き物です。人間にとっては
ひどく不都合だけど犬にとっては楽で楽しいことは、やめさせようとすれば
するほど、犬はやってしまうものなので、その悪癖を行わずにいれば、悪癖
以上に楽しいことが与えられる、嬉しいことが待っていると思いこませるしか
方法がないでしょうね。
問題が心理面のことであれば、練習を積めば積むほど逆効果になったりするん
ですねぇ。そのあたりが、難しくもあり、面白くもあるところです。


7月6日に撮っておいた動画と7日に撮っておいた動画です。この子たちは
まだ悪癖と言えるほどのものは身についていませんが、身に着けさせるのは
簡単です。利口なほど、良いことも悪いこともすぐに身に着けますよ。
良いことはすぐに身に着けるけど、悪いことは身に着けない犬なんてのは
いません。そんなに人間に都合よくはできていませんから。犬が自分の
意思に従順に従うことを当たり前だと思わないことですね。従ってくれて、
ありがとう、へぇ、こんなこともできるんだ、すごいね・・・と初心に戻り
接してみれば、案外うまくいったりします。









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