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コリー達に囲まれて

ブリーダーとして、コリー達と共に過ごす日々の記録です。画像や動画や記事の無断使用を禁じます。


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Category: 飼育   Tags: ---

コリー:新生児の命を守る横板

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2013年1月15日生と2月27日生の子犬のお申込みを受付中です。
「子犬情報」のページを御覧の上、お問合わせ下さい

子犬情報

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あと1~2週間で、あっちでもこっちでもコリーの赤ちゃんが誕生することに
なるのでしょうね。りっぱな産室を用意していらっしゃる方も多いと思いますが、
産箱で一番重要なのは何なのか、御存じでしょうか?

重要な点は2つありますが、子犬の命を守るために最も重要なのは、地面から
13cm前後の高さで、内側に張り出した横板なのです。この板があるから
母犬が壁にもたれても隅っこに居る子犬が圧迫死をせずに命が助かるのです。

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小型や中型犬の場合には、大型犬ほど圧迫死の危険性は高くないですが、
大型以上の犬種では、横板があるか無いかで危険度は大きく異なります。
私の友人の大型犬のブリーダーさん達は皆さん、手作りの横板付きの産箱を
使っていらっしゃいます。たとえ穏やかで、急に立ち上がって子犬を踏む
心配の無い母犬であってもです。授乳で疲れた母犬が熟睡している間に
圧迫死が起きることを知っているからです。

そして、横板の次に重要なのは、人間が世話をしやすい高さなんです。うちは
犬の大きさや部屋のスペースの点で不可能なのですが、本当は、産箱全体を
地面から60cm以上に上げてしまうことができれば、それが世話する人間には
最も楽なのです。腰痛を起こさずにすみます。

3fSM130503p1000cut



子犬が育ってみれば分かりますが、生後40日も過ぎれば、一斉にウンチを
されれば、秒単位が勝負になります。1~2秒遅れれば、全ての子犬がウンチを
踏んで走り回り、床中がウンチだらけです。悠長にドアをくぐっている時間的
余裕はありません。
だから、さっと中に入れるように、うちでは一番低い8面サークルを用意して、
またいで入って、ウンチを拾うようにしています。子犬のウンチは柔らかいので
成犬のように踏まれても拾えるような硬さじゃないんです。子犬達が踏んで
走りまわれば、床も子犬もウンチでべとべとです。

それに、8面サークルの120cm四方なんて、子犬が育てばすぐに狭くなって
くるので、大型犬の場合には、継足しが可能なドアの無い8面サークルやパネルの
組み立て式のものがお奨めです。
うちも最近、よじ登って脱走しそうなので、高さを補うためのパネルをアマゾンで
購入しましたが、近所のホームセンターの半額でした。リッチェルというメーカーの
パネルです。

「Whelping box」で検索すると色々とヒットしますが、ブリーダー専門の
Whelping boxには、必ず、内側に張り出す横板が取り付けてあります。
自分で工夫して、板の代わりに直径5cmくらいのパイプを取り付けている人も
いました。ジャッキアップする人もいましたが、可能なのは中型犬までですね。

http://en.wikipedia.org/wiki/Whelping_box

http://www.breederbase.com/

http://www.youtube.com/watch?v=FW98-nbgeOw

http://www.youtube.com/watch?v=N4wu_nC7Tnk


↓はUPできていなかった5月3日撮影のシャンプー前の室内での動画です。









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