ラフコリー専門ブリーダーAIRWOMAN COLLIEShttp://airwoman.if.tv/
http://airwoman.if.tv/puppies.html=========================
2012年1月中旬に出産予定の胎の
子犬の仮予約を受付中です。
「子犬情報」のページを御覧の上、お問合わせ
下さい。「
子犬情報」
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(お知らせ)
友人に画像掲載の許可を頂いたので、治療中の画像と
治ってからの画像を掲載しております。また、訂正個所も
あり、記事の追記もしております。
ここしばらく不受胎続きだったジョイが1月12日中に
出産すると思いますので、頂いたメールへのお返事が
遅れる可能性がありますので、御了承下さい。
なお、ヒートが続けざまに起きそうな気配です。色々な
体色の子犬が産まれる予定です。子犬のお問合わせは
子犬情報のページを御覧の上でメールにてお願いします。
出産前後は24時間以内にお返事を差し上げれないこと、
また、電話に出れないことがある点を御理解下さい。
うちの繁殖犬に関して緊急の事態が生じた場合は
お電話、または携帯にて御連絡下さい。
TEL:089-994-0994
携帯:090-6882-1393
=========================1月4日に掲載した記事を読んだコリー飼いの友人から
貴重な情報を頂きました。その人のコリーは、たしか
山梨県の今はもう引退なさっているJCC会員の繁殖した
コリーなのですが、一昨年、家を建て直す際に熱海の別荘で
生活をしていらっしゃった時にコリーが全身を痒がるように
なったそうです。
熱海の市内、市外の数軒の動物病院を訪れても治らず、また
熱海から東京まで通い、数軒の動物病院で診てもらっても
改善は見られませんでした。
その後、自宅が建って、都内に戻り、あちこちの病院へ
出向き、ある病院では甲状腺ホルモンが悪いと言われて
治療をしても改善せず、「アトピーがあるからねぇ」と
いうことで薬をたくさん処方されたそうです。
でも、高額な治療費を払っても、目に見える効果は無く、
脱毛は日増しにひどくなって、丸裸のような可哀想な
状態になりました。
●↓は発症時の友人宅のコリー:痛ましいですね。

ところが、一般の人が申込んでも受け付けてもらえないの
ですが、獣医師の紹介状があれば、二次診療として診療を
してくれるというASCという名の皮膚治療を主軸に据えた
専門の病院で診てもらったところ、皮膚がみるみるうちに
良くなり、もとのようなふさふさの毛に戻ったそうです。
●↓は治療が功を奏してふさふさになった友人宅のコリー

友人の話では、どこの病院でも皮膚細胞の採取をして
検査をしてくれたのですが、原因は特定できなかった
そうです。それがASCの検査の結果、なんと友人の
コリーは疥癬をうつされていたことが分かったのです。
熱海にはタヌキやハクビシンや猿などの野生動物が多い
そうです。タヌキの疥癬に関しては、ニュースで話題に
なることがありますが、熱海市に限ったことではなく、
どの地方にも、タヌキやハクビシンは出没します。
ですので、山間部のドッグランにお出かけした方は、
皮膚細胞検査で発見されないケースもあるのですから、
治らない皮膚病の場合、疥癬も疑って、かかりつけの
先生に頼んで、ASCでの精密な検査をしてもらうと
良いのではないかと思います。
ASCでは、使用する抗生物質1つにしても、その個体に
効果の無いものは使用しないそうです。「効かないから
もう1週間使ってみましょう」などと呑気なアドバイスを
することはないそうです。
どんな疾患も細胞を採取して培養して増やし、効果の期待
できるものを処方してくれるそうです。また個体の安全を
考慮して、色々なステップ、色々な方法を選択することを
提案してくれるそうです。
疥癬の治療は、特効薬としてコリーには厳禁であるイベル
メクチンが一般的には用いられますが、ASCでは疥癬に
ついても検査して、適合する薬を見つけてくれるそうです。
また、アトピー等の免疫系や内臓が原因の皮膚病についても
スペシャリストが週1回来て診てくれるそうです。
また、難治性の皮膚病の動物を飼っている飼主さんの抱く、
精神的なダメージに対してのカウンセリングもして下さる
らしいのです。
治療費はかなり高額だそうですが、あちこちたらい回しに
なって、犬は治らず、飼い主さんはストレスを募らせて
結果として高額な治療費につくよりは、最初から治せる
病院にかかる方が安くつくと思います。
http://www.asc.jp/index.htmlhttp://www.asc.jp/dermatology/top.html登録医リスト
http://www.asc.jp/pwg/list-page.htmlなお、私が最近読んだ本に非常に興味深いことが載って
いました。人間の幼児のアトピーの専門医で、大きな
効果を挙げてきた医師が書いた本なのですが、一般的に
良いと思われていた植物油、特にリノール酸といった
植物油がアトピーには悪いのだそうです。
http://books.rakuten.co.jp/rb/%E6%B2%B9%E3%82%92%E6%96%AD%E3%81%A6%E3%81%B0%E3%82%A2%E3%83%88%E3%83%94-%E3%81%AF%E3%81%93%E3%81%93%E3%81%BE%E3%81%A7%E6%B2%BB%E3%82%8B-%E6%B0%B8%E7%94%B0%E8%89%AF%E9%9A%86-9784837921707/item/3716161/そして、目からうろこだったのはステロイドについての
見解でした。
私は、今まで、副作用が怖くて、ステロイドを使うのが
嫌だったのですが、その専門医の先生によると、適当な
段階で適当な量を集中的に投与することで、患者の痒みを
抑え、かゆみを抑えることで、患者が睡眠を得られるので
十分な睡眠によって体力や治癒力が回復し、健康な皮膚が
再生して改善が早まるのだそうです。ですから、適当な
使い方をすることでステロイドは大きな効果をもたらす
そうです。
当てずっぽうに「もう1週間使ってみましょう」といった
風では困りますが、正しい診断を下せる医師による正しい
投与ならば、ステロイドは効果的だと思います。
この本に出ていましたが、普通に行われているアレルギー
検査で出た結果は、正しいとは限らないそうです。しかも
原因と思われる植物油に関する検査項目は無く、ハウス
ダストがアレルゲンだと書かれていても、治ってくれば
ハウスダストも平気になってくるし、アレルゲンだという
結果が出た食物だって食べれるようになるのだそうです。
そういえば、うちの亡くなったコナンはアレルギー検査で
アレルギー擬陽性だと出た鶏肉を沢山食べていましたが
全く皮膚に炎症は出ませんでした。そして、完全除去食を
食べていたレックスは全く改善しませんでした。
あんまりアレルゲンの除去だけに躍起になると食べさせる
物が無くなってきて、飼主さんにはものすごいストレスに
なるので、まずは油脂の取り過ぎに用心しつつ(コリーは
他の犬種で大丈夫な量の油脂含有率であっても状態が悪く
なります)、摂取した量の油脂やタンパク質を消化しきれる
だけの十分な運動をさせた上で、ASCのような専門医に
かかることをお薦めします。
人間のお散歩に付き合うだけではカロリー・オーバーになり
本に書いているように過剰な脂肪分が皮脂腺を通って皮膚の
表面に出てゆき、そこで沢山の痒み物質を発生させることに
なります。ゴールデン・レトリバーなどでよく見られる
「ホット・スポット」が、これにあたると思われます。
2~4歳頃の現役ショードッグだった時のレックスも肩口に
ホットスポットを作っていましたが、ショーが無い時期に
軽いフードに戻すと消えていました。
毛を出したいからと高カロリー食をショードッグに与える
ショー愛好家が多いですが、犬の脂質代謝能力によっては、
引退した数年後には、なんらかの皮膚疾患が出る可能性が
あるのだということを知っておいて下さい。
手に入りやすいとか、毛吹きが良いとか体幅がでるなどの
理由でユカヌバやサイエンスを使うコリー飼いが、かなり
いますが、ほとんどの場合、皮膚を悪くしているように
思います。今回御紹介した友人宅のコリーもブリーダーの
薦めでユカヌバを使っていたそうです。
他の犬種にとって良いフードであっても、コリーのような
犬種には合わないことが多いです。うちへコリーの子犬の
問合わせをしてくる方々に伺った話でも、前に飼っていた
コリーが皮膚が悪かったというので、銘柄を尋ねてみると、
サイエンス・ヒルズやユカヌバのフードだったという事が
かなりありました。
トライの毛の赤茶けや目のアイラインのにじみなども脂質の
摂取過多、あるいは代謝能力の低下が原因です。
御自分の健康上の理由で運動量を増やせない飼主さんは
少ない運動量であっても摂取した脂質やタンパク質を全て
消費し切れるような少な目の量のフードにすることです。
ドッグフードを減らしても、牛皮ガムやジャーキーなどの
オヤツをバンバン与えていれば、脂質過剰になるので、
その点も考慮に入れて下さい。
参考までに書いておくと、うちの犬達は、日中、ずっと
屋外で走り回っていますが、1日に2食で、オスの場合
1回のフードの量は200ccカップで測って、2杯と
4分の1程度ですが、痩せ過ぎて困っています。
タンパク質は若い犬は高めにしていますが、中年の場合は
24%、脂質は12~13%くらいにしています。これは
冬場の場合で、夏はもっと軽いフードにします。
お手入れは、私の多忙のせいで不十分ですが、それでも
皮膚疾患の犬は1頭も居ません。
一般の御家庭で、朝晩、人と一緒に歩くだけのコリーの
場合は、うちよりずっと少ない量で良いと思います。
実は、最近、うちのお客さんで訓練所へ若いコリーを
預けた方がいらっしゃるのですが、そのコリーが、ダニ
その他をもらってきてしまったようです。
犬が多く集まる場所、訓練所、ショー・ハンドラー宅、
ドッグランといった場所への出入りは、疥癬やダニを
うつされる可能性が高いということも知っていて下さい。
ワクチンさえ接種しておけば安心・・・ということは、
決してありません。
■↓は記事とは関係ないですが、うちの繁殖犬(向かって
左端のトライ、レモンの息子)であるゴウ君の飼主さんに
頂いた画像です。中央のブルーマールの男の子はゴウ君の
親戚さんだったので、どことなく似ていますね。右端の
お年寄りの男の子もブルーマールの子と同じで、余所の
犬舎の繁殖犬ですが、皮膚の状態が良くてふさふさですね。

年を取ると免疫力が落ち、皮膚の自浄作用が衰え、同時に
体臭も強くなります。シャンプーの濯ぎ不足や、シャンプー
自体が合わない、あるいはフードが合わない等、その原因は
様々です。
うちでは子犬にはアボダームのシャンプーを使っていますし、
成犬にはアボダームのシャンプーとかナンバーワン・オール
システムズのシャンプーを使っています。病院で処方される
フケ取りシャンプーって高い割に効果がないような気がして
好きじゃないんです。ノミ取りのシャンプーも使いません。
もっぱら↑の2種類ですが、特に問題は無いです。屋外の
土の運動場で長時間過ごすコリー達が多いので、かなり
汚れます。犬用のシャンプーは人間用よりも高いですから
私は1回目は自分用のシャンプー(ラックスとか資生堂の
椿とか)で洗ってから、2回目と場合によっては3回目を
上記のシャンプーで洗います。
リンスはアボダームのシャンプーの場合は使いません。
#1オールシステムズの場合も、皮脂の分泌の活発な
若いコリーには胸の毛と前肢の裏の毛くらいにしか使って
いませんし、老犬の場合は、自分用のリンスを少しだけ
使うこともありますが、使わない方が多いです。
ほとんどのシャンプーやリンスにはシリコンが入っていて
弊害があるとも言われていますので、使い過ぎない方が
良かろうと思います。
私は、昔、健康のためにと石鹸で髪を洗い、お酢でリンスを
するということをしていた時期があるのですが、石鹸カスが
髪について、それを取り除くのが大変だったので匂い消しに
お酢を使ったりしていますが、人にも犬達にも石鹸&酢での
お手入れはお薦めしません。
楽にでき無駄な出費をしなくて済むのが、犬達の健康維持に
おける理想です。
私が使っているシャンプー2種類のうちアボダームの方は、
うちのお客さんであるNEKIAさんが余所よりお安く
提供して下さっています。
http://item.rakuten.co.jp/nekia/c/0000000306/=======================
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