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コリー達に囲まれて

ブリーダーとして、コリー達と共に過ごす日々の記録です。画像や動画や記事の無断使用を禁じます。


In 08 2021

27
Category: 飼育   Tags: ---

犬舎にマムシ

8月19日未明、ものすごく遅くなったの
ですが、フィラリア予防薬のミルベマイシンを
入れたチーズをのせた食事を与えねば
ならなかったので、真っ暗な中、首から
パナソニックのライトを下げ、左手に
ステンレス食器の5段重ねを持ち、運動場を
横切ってオス5頭を入れている屋内運動場の
前まで行きました。

すると、ドアの前に見たことのない赤茶色で
ホースくらいの直径で35cmくらいの蛇が
トグロを巻いていました。
すぐにマムシの子供ではないかと思い、
火挟みを取りに戻り、掴もうとしましたが
するりと抜けて水溜りに入りました。

マムシは飛び付いてくると聞いていたので
用心しながら再度掴んで左側2mくらいに
放り投げ、すぐドアを開けてオス達に
予防薬が入った食事を配り、またマムシが
居る運動場へ戻り、水入れを運び、空いた
食器を回収しました。

明るいLEDとはいえ首下げライトの
小さな明かりだったので
マムシかどうか確信が持てず、その後、
画像検索して、シマヘビの生まれたての
赤ちゃんはマムシの子供とそっくりだとか
マムシは体色変化を起こし、独特の柄が
見えない黒マムシになることもあるし、
白マムシというのもいるのが分かりました。

マムシは卵胎生で9月が出産時期であるのは
知っていましたし、農家の人に殺された
大人のマムシは2回間近で見たので
柄もよく覚えていますが、子供の蛇は
見たことがないので、親しくしている
中学の同級生のお兄さんで、何度も
マムシの駆除をしている人に相談して
色、大きさ、動きなどを伝えたら、
おそらくマムシでしょうと言われました。

マムシは無毒の蛇より骨が弱く、
よく言われるように1mも飛ぶことは
出来ず、30cmも動いたら止まるから
その時に長い棒で頭を狙い首が千切れるくらい
叩いて潰さないとダメだと言われました。
マムシは死んだふりをするから動かなく
なったからと油断したらいけないとも
言われました。

早速、Amazonでスネークキャッチャー、
性能の良いマキタの草刈り機、ゴーグル、
フェイスガード、ヘッドライトを注文し、
地元のホームセンターでクワにつける
長い木の棒と特別に長い火バサミと
先がギザギザで軽量で扱いやすいクワを買い、
運動場のあちこちに置きました。
草刈り機は犬達が触れると危険なので
母宅の雨が当たらない場所に置いて
おきました。

マムシに遭遇した2日後、妹夫婦が
やって来て、妹の旦那が草刈り機を
組み立て、運動場以外でマムシが
出るかもしれない場所の草刈りを
してくれ、私と妹は25日に母を
整形外科に連れて行く為に私の車に
空の車椅子を使って積み込む練習を
汗だくでやりました。手順が複雑で
何度か練習してやっとできるように
なりました。

心配だった車椅子問題は片付いたの
ですが、マムシ問題は片付いておらず
妹夫婦が来た翌朝、私が遭遇した場所とは
反対側の屋内運動場の引き戸の前の
犬達の排泄物の一時置き場の横の
隙間から頭を出しているのに気付き
ました。

すぐスマホで撮影しようとしたのですが、
隙間に引っ込んでしまい、10分くらい
待ちましたが出てきませんでした。
私が放り投げた後、工房の壁沿いか
オス達が居る屋内運動場の中を通って
やって来たのでしょう。

こうなると何処に出るか分からないので
やっと長雨が収まりましたが、工房の
2階の猫の脱出予防ガードをつけてる
サッシを網戸にして、こもった熱気を
抜くこともできません。子供の蛇なので
網戸とサッシの間の数ミリでも入って
来るかもしれないからです。

犬は人間よりマムシの毒に耐性が
ありますが、人間は咬まれれば死ぬ
確率が高いですし、昨日、工房の
エアコンクリーニングに来てくれた
業者さんが実家が山奥でそこで餌付け
していた猫の1匹が全身が腫れて
死んでいたのを見たことがあると
言っていました。猫は果敢に蛇に
向かってゆきますが、犬よりずっと
小さいので咬まれれば死んでしまうの
だろうと思います。

猫達の遊び場所の段ボール部屋で
10cmくらいのムカデがひっくり返って
死んでいたことがあり、たぶん猫達に
やられたのだろうと思っているのですが、
マムシには、遭遇させないように
しなければなりません。
運動場に出る時は、分厚いラバーの
長靴を履くようにしましたし、夜は
ライトは首下げライトとヘッドライトを
付けて、投光器で運動場を照らしながら
餌を運ぶようにしました。

県内の収まりかけていたコロナ感染者が
急増し、ワクチン2回接種はしても
安心はできません。暑くてマスクは
辛いですし、早くマムシが出ない冬に
なって欲しいです。


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訃報3つ

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母親のことや仕事で忙殺されて、ブログの更新ができませんでしたが、
なんとか車椅子の母を最期までおいてくれる施設が見つかり、ほっとしたので
アレルギー鼻炎の発作が出て(今年に入ってから、30年ぶりで発作に
悩まされています)、体調は良くないのですが、これ以上、遅らせる
わけにもゆかないので、悲しいお知らせですが、繁殖犬3頭が亡くなった
ことを記しておきます。

7月14日に東北のレオン君が13歳5ヵ月で亡くなりました。
亡くなった当日も御飯を平らげ、眠るようになくなったのだそうです。
レオン君、最後まで本当に親孝行で良い子でしたね。

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7月5日に頂いたメールで、メガの娘のれんちゃんが4月2日に15歳目前で
死亡したと御連絡を頂きました。病気知らずの子で、御家族に大切にされて
いましたが、母犬も祖母犬も同じくらいの年齢で亡くなっているので、
遺伝的な寿命の限界には勝てなかったということでしょう。
御冥福をお祈りします。

7月15日に、リズの娘の奏ちゃんが13歳8ヵ月で亡くなったそうです。
この子もずっと元気で、介護期間も短く、親孝行でした。獣医さんの
御家族でしたので、至れり尽くせりの飼育環境だったのですが、
やはり母犬と同じくらいで亡くなったので、遺伝的な寿命だったのかなと
思います。

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そして、今、うちでは13歳を越した癌持ちのカムイが足腰弱ってしまい
時々立てないことがあるので、コンクリートスペースから室内のサークルに
移して、24時間エアコン冷房下にいます。サークルの中には屋外用の
人工芝を敷いていますので、普通なら立てない状態でもふらふらしながら
自分の脚で立つことができます。

ただ、空を向いてひゃんひゃん鳴くことやぐるぐる回ろうとして
へたり込むことが多いので、おそらく認知症を発症していると思われます。
癌はあるものの痛みを訴えてはいないので、特別においしい物を
トッピングして与えています。美味しいはずのニュートロのシュプレモの
ドライフードもあまり食べたがりません。それでワッフルとか卵焼きとか
ささみなどを与えています。
もう限られた命しかないので、食べたい物だけ食べてくれればそれでよしと
しています。

同い年のレモンも癌が見つかっていますが、こちらも痛みは無いようで
最近は御飯もあまり残さないので、レモンの場合も室内で好きにさせて
います。幸い、レモンはまだ認知症にはなっておらず、耳も聞こえている
ようです。
14頭のコリーのうちほとんどがシニアですから、老犬ホームのような
様相を呈しております。


最近、御注文で作った8号帆布のトートバッグ兼バックパック2点と
11号帆布のキッズ用のバックパックの画像を載せておきます。
昨日、ニュースで言っていたのですが、小学生女児の1番人気の
ランドセルの色がピンクを抜いてパープルになったのだそうです。
御注文下さったのは幼稚園児の男の子用なのですが、きっと同じ幼稚園に
通う女の子たちに羨ましがられるでしょうね。

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↓は試作を兼ねた自分用のバックパックです。アメリカの生地問屋の
サイトで一目ぼれしたユニコーンの生地と倉敷帆布の8号で作っています。

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IMG_8610.jpg


●大手ハンドメイドサイトの中の私の作品のページです。
https://minne.com/awcollieskb

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◆犬のプロ達も読んでいるブログメディア Dog Actuallyに寄稿しているサイエンス・
ライターの尾形聡子さんが書いた2014年1月発行の本です。犬の毛色に関係する
遺伝子座を10シリーズに分け、それぞれについて難解な遺伝について分かりやすく
解説してくれています。マール(ダップル)やハルクインの繁殖をするブリーダーは
是非とも読んでおきたい本ですが、体色を決定する遺伝子が病気と関連する場合も
多々あり、その病気のせいで訓練が上手くゆかない場合もありますので、訓練の
専門家や愛犬家にとっても価値のある本です。
よくわかる 犬の遺伝学: 健全性から毛色まで、知って役立つ遺伝の法則
◆著名な心理学者スタンレー・コレンが書いた本です。多くの愛犬家達が抱く、
犬の精神面と社会生活を送る上で生じた疑問、例えば、犬は嫉妬をするか、
犬は鬱病になるか、犬が人間の傷口を舐めると傷は早く治るのか、なぜ狼爪が
あるのか・・・などの71の疑問に答えてくれています。
犬と人の生物学: 夢・うつ病・音楽・超能力
◆初心者が子犬に教える時におかしやすいミスなども書かれてあり、なかなか
読みごたえのある本だと思います。私は、このシリーズは全て持っていますが、
プロのトレーナーさんにも役に立つ本として販売されています。
ドッグ・トレーナーに必要な「子犬レッスン」テクニック: 子犬の気質を読みながら、犬の語学と社会化を適切に学ばせる (犬の行動シミュレーションガイド) (犬の行動シミュレーション・ガイド)
◆↓の本には画像入りで犬達のボディランゲージがたくさん載っています。なにも
ドッグトレーナーにならなくても、防衛のために役に立つ本だと思います。私は
このシリーズの4冊全て、購入済みです。サブタイトルには、「犬の話す言葉
(ボディ・ランゲージ)が、ひと目でわかるようになる!」と出ていますが、
フリーになった時の犬の動作や行動を見る機会が乏しい人にはお奨めの本です。
ドッグ・トレーナーに必要な「深読み・先読み」テクニック: 犬の行動シミュレーション・ガイド
◆犬の病気に関する本を御紹介しておきます。私は1996年の初版本を持って
いるので、買ってから19年も経っています。表紙は破れ紙も焼けているの
ですが、手放せません。新しい情報がNETでいくらでも手に入る今でも、
これだけは手放せません。それくらい犬の専門家であるブリーダーの私が
頼りにしている本です。
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動物病院でもこの本を置いているところは多いそうです。たぶん、飼主さんに
説明をするのにとても便利だからだと思います。イラストの方が、病巣がどんな
風になっているのか、周辺の臓器との関係はどうなのかというのを説明する際、
エコーやレントゲン写真よりも分かりやすいからだろうと思います。
イラストでみる犬の病気 (KS農学専門書)

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★★★他のブログ2つも時々、更新しています。↓のトップページよりお入り下さい。
エアウーマン犬舎 http://airwoman.if.tv/
迷子のコリーの詳細情報



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