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コリー達に囲まれて

ブリーダーとして、コリー達と共に過ごす日々の記録です。画像や動画や記事の無断使用を禁じます。


In 09 2017

23
Category: 飼育   Tags: ---

リズ:巨大食道症&誤嚥性肺炎

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ここ数日、非常に忙しく、ブログの更新ができませんでした。
現在、リズが危篤に近い状態です。
点滴や投薬をしています。投薬は錠剤を飲めないので粉末にしてもらい
黒糖と合わせお湯で溶いてシリンジで飲ませたり、ニュートリカルに混ぜ込み
舐めさせたりしています。
いつ亡くなってもおかしくない非常に危険な状態です。

数日前から発熱に気付いていたのですが、運悪く、9月19日の発熱に
気付いた日の夕方に近所のお婆さんが誤嚥性肺炎で亡くなったので、
通夜と葬儀の打ち合わせに行って来いと母からTELが入りました。
今年は小組合長という地域の役員なので断ることができません。
仕方なく出向いて通夜と告別式の段取りをしました。

翌日の9月20日は父母を大きな病院へ乗せて行き、妹と待ち合わせ
2人で車椅子を押したり、書類を出したりしなければならない日だったので
朝から午後1時過ぎまで病院に居て、帰宅して少し仮眠を取ってから
喪服に着替えて通夜の受付に出かけました。17時半からの受付だったの
ですが、小組合長は他の人より早くに行かねばなりません。

珍しいことに自宅での通夜と告別式でした。9月19日の打ち合わせの時から、
エアコン無し、扇風機無し、蚊がいっぱい飛んでいる家だったので、覚悟して
出かけました。
受付場所には蚊取り線香を置いてくれていたので助かりましたが、気温が
下がったとはいえ、湿度が高い日だったので、不快感が高かったです。

結局17:15頃から18:30頃まで受け付けをし、大急ぎで帰宅して着替え、
癲癇のモモの投薬をしてから、地域の定例会議に出席しました。
それが19:30から20:40過ぎ頃までかかり、帰宅して、犬達の遅い夕食を
配って回り、翌日の告別式の受付が午前7:30からで、それまでに犬達の
世話をしておかねばならないので、早く寝なければなりません。

犬達に夕食を配った後、遅い時間に自分の夕食を取り、リズの様子を確認して
おいたのですが、相変わらずリズは食べ物を口に入れてもすぐに出してしまい、
人工芝の上にばらまいていました。動物病院へ連れてゆきたいと思っても
告別式を済ませるまでは、行くことができませんでした。

7月21日告別式当日、5時半くらいに起きて、犬達のトイレ出し、排泄物の片づけ、
飲み水交換、蚊取り線香設置、リズの人工芝マットの交換などを行い、汗が少し
引くのをまってからメイクして喪服に着替え、モモの投薬をしてから7時過ぎに家を
出ました。
受け付けは7:30から10:00頃までが午前の部、午後は12:30からで告別式が
始まる13:30になってからも遅れてくる人が居るので、ずっと受付で待機して
いました。

葬儀の全ての手伝いが終わり、解散したのが18:30過ぎで、帰宅してモモの
投薬をしました。低気圧だったので発作が起きることを想定して、水入れなどは
どかしてあったのですが、幸い、発作は起きていませんでした。モモの投薬後、
リズの様子を見に行ったら、かなり弱っている様子だったのですが、動物病院は
締まっている時間でした。

22日の金曜日の朝早くに動物病院に行きたかったのですが、葬儀のせいで
遅れた書類配布(定例会議で配られた物)を組内15軒のお宅に配って回らねば
ならず、雨の中カッパを着て、自転車で配って回り、そのあとで動物病院へ予約を
入れ、午前の診療時間が終わるギリギリになってリズを連れてゆくことができました。

1月の胃捻転の手術の担当医の先生に診てもらったのですが、すぐにこれは
かなり弱っていますねと言われました。私の薬の飲ませ方が悪くて誤嚥性の
肺炎になったのではないかと思うと伝え、レントゲン、血液検査などを行いました。

予想したように誤嚥性肺炎だったのですが、その原因とも思われるのは、私の
薬の飲ませ方(何も食べようとしないので舌の奥に錠剤を載せて、鼻先を上げて
鼻の穴を塞ぐ方法)が原因というよりも巨大食道症という病気が原因みたいでした。
初めて聞いた病名でかなり珍しく、改善は望めないみたいです。

獣医さんには「徹底的に検査をして原因を特定しますか?」と聞かれましたが、
私は、「もう長くはないと思うので、食べたくても食べれない食物を亡くなる前に
少しでも食べれるようにしてやって頂ければ、それでよいです」と伝えました。

リズは、2017年1月15日胃捻転を発症し、手術で一命を取りとめたものの
2017年8月中旬よりほとんど食べなくなり受診しました。レントゲンやエコーで
胃や腸がほとんど動いていないのが分かり投薬を開始していました。

一時期、ちゃんと食べるようになっていたのですが、2017年9月下旬より、また
食べなくなり、一度口に入れた物をすぐに口から出してしまい、人工芝に食べ物が
散乱していました。

21日の夜に、普段は与えない豚肉のウィンナーを口元に持って行ったら積極的に
口に入れるのですが、飲み下せないようでした。食べようとしても食べれず、それで
トッピングやふやかしたフードが散乱していたのでした。これが嘔吐だったようです。

巨大食道症の嘔吐は普通の嘔吐とは違い、オエッとならず、食べてもそのまますぐに
押し戻されるような感じです。食道が伸びきって食べ物を胃へと送り出せない状態で
原因は先天的なものと後天的なものがありますが、胃捻転の手術の時も胃腸が
動いていないと分かった時のレントゲンでも巨大化した食道は写ってなかったので
リズの場合は後天的なものだと思います。

9月19日頃から鼻先が乾いているので発熱があるのは分かりましたが、咳も徐々に
ひどくなって行きました。介護ベストを着せて運動場に出してやってもすぐにへたって
しまい、これはダメだと思いました。
病院へ行くのに車まで歩くのも辛そうだったので抱いて運び、病院に着いてからも
抱いて院内に運びました。痩せて20kg弱なのですが、狭い場所を抱いて動くのは
腰に来ます。通夜と告別式で疲れていて腰も痛かったので、たぶん明日あたり、また
腰痛が悪化すると思います。

私の体調も良くないので、午前2時半になりますから、もう寝ます。6時に起きて、
犬舎の仕事を片づけてから動物病院へ行きます。祝日ですが、午前中は開けて
いるので、心配だから診せに来てくれと獣医さんには言われています。
22日の夜に粉薬を黒糖とお湯で溶いてシリンジで飲ませたあと、病院で出して
もらった退院サポートというとろとろの缶詰フードを少しだけ食べさせて、食べた後
少しの間、顔を上げさせ、無理に上体を高くさせ、食べた物が食道から胃へ流れる
ようにしました。
巨大食道症というのは食道が伸びきった状態なので食べた物を胃へ送り出すことが
できないので、なんとか胃に下がって行くようにという苦肉の策です。

生きている姿を収めておこうと思って短い動画を撮りました。胃捻転から生還した
ことだけでも運が良かったのかもしれません。あとは大きな苦しみが無い状態で
見送ってやれればなと思います。
伸びきったゴムが戻らないのと同じで、伸びきった食道が元に戻るとは思えず
退院サポートやニュートリカルや点滴で数日もたせたとしても、快復は見込めない
だろうと思います。9月24日にまた地域の奉仕作業で朝から出かけねばならず
その時に亡くなることが無いようにだけ祈っています。

http://www.petjpr.com/column/news-bin/Detail.cgi?rgst=00000351&CatgM=8

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これだけは手放せません。それくらい犬の専門家であるブリーダーの私が
頼りにしている本です。
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動物病院でもこの本を置いているところは多いそうです。たぶん、飼主さんに
説明をするのにとても便利だからだと思います。イラストの方が、病巣がどんな
風になっているのか、周辺の臓器との関係はどうなのかというのを説明する際、
エコーやレントゲン写真よりも分かりやすいからだろうと思います。
イラストでみる犬の病気 (KS農学専門書)
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細胞レベルで動物を知る(東大理学部動物学科卒)ムツゴロウさんならではの
見解が非常に勉強になり、私にとっては、ムツゴロウさんの本は全て宝物です。
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