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コリー達に囲まれて

ブリーダーとして、コリー達と共に過ごす日々の記録です。画像や動画や記事の無断使用を禁じます。


In 03 2017

09
Category: 飼育   Tags: ---

コリー:スカル、ストップ、マズル

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エアウーマン犬舎のサイトの中のハンドメイド作品の販売用のページを
手直ししています。まだまだ時間がかかりそうですが、リンクを貼って
おきます。

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CollieKeyHolderp300

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昔、コリー・エクスプレッションというアメリカのコリー専門誌を購読していた
時期があるのですが、今でも捨てずにとっていて、作品作りの参考にして
います。
コリーをコリーらしく作る決め手は頭で、それは実際の生きたコリーの美醜を
判断する場合も同じだと思います。

ドッグショーでの判断基準、つまりスタンダード(犬種標準)にどういった形が
望ましいのか載っていますが、NETでちゃんと文章として出していたのは
アメリカのコリークラブCCAです。

今日、久しぶりにCCAのサイトを見てみたら、理想の頭部がイラストから
画像に変わっていましたが、本当に美しくて、端正な頭部と顔だと思います。
たぶん、うちにあるコリーエクスプレションとかコリーアニュアルとかCCAの
会報のどこかに載っているコリーの画像だろうと思うのですが、名前は
分かりません。でも見たような記憶はあります。
http://www.collieclubofamerica.org/judges_education/head.html

私は、クレイ作品を作る時も羊毛フェルトの作品を作る時も、特定の犬に
似せねばならない場合以外は、このCCAのサイトに掲載されているコリーの
ような頭を作ろうとして頑張っています。

↓は初めて作ったクレイ人形です。頭部はCCAの有名犬の画像を参考にして
作りました。
ClayCollieBigBM150131p800-IMG_5838_20170309140550ae0.jpg


スカル(額)の延長線とマズル(鼻梁)の線は平行で、ストップ(眉間のへこみ)は
ごくごくわずかで(シェルティはコリーよりストップが深い)なければなりません。
でも実際のコリーは、CCAのサイトに載っている画像のコリーのようではなく
スカルの延長線はマズルと接してしまうのです。あるいはストップが深くて
武骨に見えたり、逆にストップが無くてつるんとして下手するとボルゾイやブル
テリアのようにマズルの上辺が下がり過ぎる場合が多いのです。

うちの繁殖犬ではジョイがかなり端正な頭部をしています。
JOYhead

うちの繁殖犬の場合は、種牡のカナダCHのヒューイ、JKC-CHのブランディ、
レックス(共に大元はアメリカの血統のみで出来ている子達です)のおかげで
かなり改善されています。
昨年亡くなったブランディ(同胎のトライはAM-CH、JKC-CH、JCCの
ベストコリーになっています)であっても、CCAのサイトのHEADの所に
載っている明るいセーブル(もしかしたらセーブルマールかも)のコリーほど
美しい頭部ではありませんでした。正面顔は負けていないと思うのですが、
横から見た時のマズルの先端の形状で画像のコリーに負けているかなと
思います。

CCA掲載画像のような頭部を持つコリーは、犬質の高い輸入犬か、そういった
レベルの高い輸入犬同士の交配でしか生まれないだろうと思います。
こういう頭部を目指して、やってはいけないダブルマールの繫殖に走ってしまった
有名ブリーダーがアメリカやカナダに何人もいたわけですが、そうまでしないと
なかなか安定してこういう頭部を獲得することができないということでしょうね。
美しいに越したことはないですが、遺伝病や遺伝的欠陥をかかえてまで繫殖を
するべきじゃないですし、そういう遺伝子を持った種オスは欲しくはありません。

左半身ができた御注文のセーブルのコリー人形と本日の子犬達です。

NFdollDogCollieSableYsama170309p900-IMG_2643.jpg

Jepups170309p900-IMG_2647.jpg


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◆犬のプロ達も読んでいるブログメディア Dog Actuallyに寄稿しているサイエンス・
ライターの尾形聡子さんが書いた2014年1月発行の本です。犬の毛色に関係する
遺伝子座を10シリーズに分け、それぞれについて難解な遺伝について分かりやすく
解説してくれています。マール(ダップル)やハルクインの繁殖をするブリーダーは
是非とも読んでおきたい本ですが、体色を決定する遺伝子が病気と関連する場合も
多々あり、その病気のせいで訓練が上手くゆかない場合もありますので、訓練の
専門家や愛犬家にとっても価値のある本です。
よくわかる 犬の遺伝学: 健全性から毛色まで、知って役立つ遺伝の法則
◆著名な心理学者スタンレー・コレンが書いた本です。多くの愛犬家達が抱く、
犬の精神面と社会生活を送る上で生じた疑問、例えば、犬は嫉妬をするか、
犬は鬱病になるか、犬が人間の傷口を舐めると傷は早く治るのか、なぜ狼爪が
あるのか・・・などの71の疑問に答えてくれています。
犬と人の生物学: 夢・うつ病・音楽・超能力
◆初心者が子犬に教える時におかしやすいミスなども書かれてあり、なかなか
読みごたえのある本だと思います。私は、このシリーズは全て持っていますが、
プロのトレーナーさんにも役に立つ本として販売されています。
ドッグ・トレーナーに必要な「子犬レッスン」テクニック: 子犬の気質を読みながら、犬の語学と社会化を適切に学ばせる (犬の行動シミュレーションガイド) (犬の行動シミュレーション・ガイド)
◆↓の本には画像入りで犬達のボディランゲージがたくさん載っています。なにも
ドッグトレーナーにならなくても、防衛のために役に立つ本だと思います。私は
このシリーズの4冊全て、購入済みです。サブタイトルには、「犬の話す言葉
(ボディ・ランゲージ)が、ひと目でわかるようになる!」と出ていますが、
フリーになった時の犬の動作や行動を見る機会が乏しい人にはお奨めの本です。
ドッグ・トレーナーに必要な「深読み・先読み」テクニック: 犬の行動シミュレーション・ガイド
◆犬の病気に関する本を御紹介しておきます。私は1996年の初版本を持って
いるので、買ってから19年も経っています。表紙は破れ紙も焼けているの
ですが、手放せません。新しい情報がNETでいくらでも手に入る今でも、
これだけは手放せません。それくらい犬の専門家であるブリーダーの私が
頼りにしている本です。
bookInunobyoukip700left90
動物病院でもこの本を置いているところは多いそうです。たぶん、飼主さんに
説明をするのにとても便利だからだと思います。イラストの方が、病巣がどんな
風になっているのか、周辺の臓器との関係はどうなのかというのを説明する際、
エコーやレントゲン写真よりも分かりやすいからだろうと思います。
イラストでみる犬の病気 (KS農学専門書)
◆↓は、畑正憲氏の本です。ほかの誰とも違う豊かな飼育経験と深い洞察力と
細胞レベルで動物を知る(東大理学部動物学科卒)ムツゴロウさんならではの
見解が非常に勉強になり、私にとっては、ムツゴロウさんの本は全て宝物です。
ムツゴロウ先生の犬と猫の気持ちがわかる本
amazon画像リンク作成ツール
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