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コリー達に囲まれて

ブリーダーとして、コリー達と共に過ごす日々の記録です。画像や動画や記事の無断使用を禁じます。


In 12 2016

22
Category: 飼育   Tags: ---

コリー:ボルゾイとアフガンハウンド

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手直ししています。まだまだ時間がかかりそうですが、リンクを貼って
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水曜日は月に1度の大きな病院へ行く日だったので、父母を乗せてゆき
診察が済むまで付いていて、帰りも車に乗せて帰りました。今回は末の妹が
バイクで手伝いに来てくれたので、車椅子の父を妹が押したり、私が押したり
しながら4人で院内をあちこち移動し、結局、会計を済ませ、薬を受け取り
病院を出たのが12時半過ぎでした。9時半くらいに病院へ着いたので
3時間かかりました。薬ができるのを待つだけで1時間ですから、大きな
病院の診察は大変です。

病院での待ち時間に妹にスマホに入れたボルゾイの羊毛フェルト人形の
完成写真を見せたら、本物かと思ったと言っていました。今度、ボルゾイを
飼っていたことのあるイトコに会ったら見せてみようと思います。

NFdollBorzoi

先日の親戚の葬儀で、そのイトコに会った時、ボルゾイはまだ生きているのかと
聞いたら、今年、12歳で亡くなったそうです。寝たきりになり、動物病院で縟瘡で
破れた皮膚を縫ってもらえないかと頼んだけれども脆い皮膚を縫うことはできないと
数ヵ所の動物病院で断られたので、自分で縫ったら、一時良くなったのだと言って
いました。
その話を聞いてびっくり仰天しましたが、昔から非常に器用で中学生の頃に家に
ある有り合わせの物で長さが1mもある海賊船のような帆船を作っていたくらい
なので、男でも、帆を作るのに布を縫ったりした経験はあるのだとは思いますが、
犬の縟瘡周辺のぐちゅぐちゅの皮膚を縫うとは恐れ入りましたという感じです。

そのボルゾイのメスは私は1~2度会ったことがあり、おとなしい子でしたが、
イトコに対しては非常に従順で、麻酔なしでボロボロになって抜けそうな歯を
イトコが自分でペンチで抜くことができたのだそうです。抜歯は一瞬だから
麻酔なしでも大丈夫でしょうが、縟瘡を縫った時は、どうだったのか・・・
麻酔は一般家庭なのでできませんから、痛み止めか何かを飲ませて縫ったと
言っていたように思います。ボルゾイは狼猟に使うような勇猛果敢な面のある
犬種なのに、そんな風に痛みに耐えて飼主に身をゆだねることができる子が
居るのには驚きました。

下の方に載せている人形は、左半身だけの植毛が終わった状態のアフガン
ハウンドです。アフガンハウンドは、ボルゾイより7~8cmくらい体高が低い
犬種ですが、人形を作るにあたり、トリミングについて色々と調べました。

でも、NETに出ている情報は非常に少なくアフガン飼いの人が「トリミングの
情報が少なくて困る」と書いてあるブログがあったくらいなので、本当に少ない
のだと思います。
ドッグショーに行っていた時、もっとよく見ておけば良かったと反省しました。
ドッグショーでは最も華やかな犬種で、ラフコリー以外で、いつも見ていた
犬種なのに、自分が飼うとか人形を作るとか夢にも思ってなかったので、
どこをどうカットするのか、まるっきり見ていませんでした。

それでかなりの時間をかけてNETでアフガンハウンドの画像を収集しました。
集めていて、とても気に入った黒いアフガンハウンドの画像があるのですが、
その非常に麗しい犬をハンドリングしているのがタンクトップにオレンジ色の
半ズボン姿でちょっとお腹の出た白人のオッサンだったので、誰かに預けて
ショーに出しているアフガンハウンドなのかなと思っていたのです。

ところが、お立ち台に乗った素晴らしいアフガンハウンドの画像を何十枚も
NETで集めたのに、どうしてもそのオッサンの黒いアフガンハウンドが気に
なります。それで、そのアフガンを基本に据えて人形の土台を作りました。

そして、色々と検索しているうちに、また、その黒いアフガンを見つけました。
なんとお腹の出たオッサンが連れていたのはオーストラリアでCMに出る
ような超有名な犬で、フェイスブックでも大変な人気のTEAというコール
ネームのメス犬だったのです。そして、オレンジ色の半ズボンのオッサンは
これまた超有名なハンドラーさんだったのです。

タキシード姿のハンドラーが連れたショードッグ達の画像よりも半ズボンの
オッサンの連れたアフガンの画像を選んだ自分の目に狂いは無かったと
嬉しくなりました。
ちなみにその時点で私はアフガンのスタンダード(犬種標準)は読んでいません。

私のようなアフガンを飼ったこともないド素人が見ても、ハンドラーの恰好が
普段着であっても、めかし込んだショードッグ達よりも美しく見える犬というのは
本当に凄いなと思いました。
アフガンTEA

↓にお立ち台にのったTEAちゃんが出ています。惚れ惚れする美しさです。
http://youpouch.com/2016/10/28/392246/

↓はTEAちゃんと他の数頭のアフガンハウンドのショータイプを参考に
作っている人形です。まだ四肢と右半身は全然できていません。体色は
私が生まれて初めて見たアフガンハウンドの色にしてみました。

中学生の時、後ろからなにやらカツラを被った女性のような奇妙な犬が
付いてくると思ったら、この体色のアフガンハウンドでした。初めて見た
アフガンハウンドの姿は、初めてブルテリアの写真を見た時同様の衝撃
でした。衝撃の種類は違いますけどね。

NFdollAfgahn

ひげは生やしていません。たぶんショードッグは切るでしょうから。
NFdollAfgahnFace

額からだけでなく、耳からも長い毛が生えているのを表現しました。
NFdollAfgahnEar



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◆犬のプロ達も読んでいるブログメディア Dog Actuallyに寄稿しているサイエンス・
ライターの尾形聡子さんが書いた2014年1月発行の本です。犬の毛色に関係する
遺伝子座を10シリーズに分け、それぞれについて難解な遺伝について分かりやすく
解説してくれています。マール(ダップル)やハルクインの繁殖をするブリーダーは
是非とも読んでおきたい本ですが、体色を決定する遺伝子が病気と関連する場合も
多々あり、その病気のせいで訓練が上手くゆかない場合もありますので、訓練の
専門家や愛犬家にとっても価値のある本です。
よくわかる 犬の遺伝学: 健全性から毛色まで、知って役立つ遺伝の法則
◆著名な心理学者スタンレー・コレンが書いた本です。多くの愛犬家達が抱く、
犬の精神面と社会生活を送る上で生じた疑問、例えば、犬は嫉妬をするか、
犬は鬱病になるか、犬が人間の傷口を舐めると傷は早く治るのか、なぜ狼爪が
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犬と人の生物学: 夢・うつ病・音楽・超能力
◆初心者が子犬に教える時におかしやすいミスなども書かれてあり、なかなか
読みごたえのある本だと思います。私は、このシリーズは全て持っていますが、
プロのトレーナーさんにも役に立つ本として販売されています。
ドッグ・トレーナーに必要な「子犬レッスン」テクニック: 子犬の気質を読みながら、犬の語学と社会化を適切に学ばせる (犬の行動シミュレーションガイド) (犬の行動シミュレーション・ガイド)
◆↓の本には画像入りで犬達のボディランゲージがたくさん載っています。なにも
ドッグトレーナーにならなくても、防衛のために役に立つ本だと思います。私は
このシリーズの4冊全て、購入済みです。サブタイトルには、「犬の話す言葉
(ボディ・ランゲージ)が、ひと目でわかるようになる!」と出ていますが、
フリーになった時の犬の動作や行動を見る機会が乏しい人にはお奨めの本です。
ドッグ・トレーナーに必要な「深読み・先読み」テクニック: 犬の行動シミュレーション・ガイド
◆犬の病気に関する本を御紹介しておきます。私は1996年の初版本を持って
いるので、買ってから19年も経っています。表紙は破れ紙も焼けているの
ですが、手放せません。新しい情報がNETでいくらでも手に入る今でも、
これだけは手放せません。それくらい犬の専門家であるブリーダーの私が
頼りにしている本です。
bookInunobyoukip700left90
動物病院でもこの本を置いているところは多いそうです。たぶん、飼主さんに
説明をするのにとても便利だからだと思います。イラストの方が、病巣がどんな
風になっているのか、周辺の臓器との関係はどうなのかというのを説明する際、
エコーやレントゲン写真よりも分かりやすいからだろうと思います。
イラストでみる犬の病気 (KS農学専門書)
◆↓は、畑正憲氏の本です。ほかの誰とも違う豊かな飼育経験と深い洞察力と
細胞レベルで動物を知る(東大理学部動物学科卒)ムツゴロウさんならではの
見解が非常に勉強になり、私にとっては、ムツゴロウさんの本は全て宝物です。
ムツゴロウ先生の犬と猫の気持ちがわかる本
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