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コリー達に囲まれて

ブリーダーとして、コリー達と共に過ごす日々の記録です。画像や動画や記事の無断使用を禁じます。


In 06 2015

27
Category: その他   Tags: ---

コリー:死亡例多数のフィラリア予防薬

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お知らせ
 ● 「ラフコリーを御存じですか?」のブログを更新しました。
 ● 真(トライ)の受胎を確認しました。7月下旬が出産予定です。生まれる
   子犬の色はトライとセーブルです。            
                                      2015年6月28日

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今日は父母宅に妹が来る日だったので、子犬達を私以外の人間に慣らす為に
抱っこしてもらおうと思っていたのですが、羊毛フェルトのブローチの出来栄えも
見てもらおうと思って、土曜日の未明までチクチクやっていました。

まだ完成品ではないのですが、こんな感じです。かなり大きいので、販売品は
もう少し小さくしたのを作ってみようかと思います。今のコサージュ・サイズだと
普段着に付けるにはちょっと大仰かなと思いますが、インテリア・グッズとして
オーナメント的にカーテンなどにくっ付けておくのも可愛いかなと思います。

NFeltColliesPin150627

画像は私が羊毛をチクチクしている時に爆睡していた子犬たち。今日、1頭が
私の出入り用にナス環でサークルにくっ付けていた高さ45cmくらいのパネルを
飛び越したのでサークルと同じ高さにしました。

Lpups150627p1000

父母宅で妹を交えて4人で昼食をとった後、急いで子犬達を連れに行き、かごに
入れて父母宅へ連れて行き、台所でかごから出しました。私はもうオシッコが
済んだものだと思っていたのですが、3頭ともまだだったらしく、床に降ろすなり、
3頭ともジャーと大量のオシッコをしました。

私と妹が床を拭いている間、トライ君はあっちこっちを散策し、セーブル2頭は
私の傍を離れず、文句を言っているような泣き方をしていました。
すぐに3頭とも慣れたのですが、トライ君の大胆さには驚きました。これは間違いなく
父親の太郎譲りの性質です。

明日は真の触診です。受胎してくれていると良いのですが・・・もし不受胎なら
1週間前からヒートが始まっているメイを交配します。前回が不受胎だったので
不安はありますが、かけるしかないでしょうねぇ。


最近、アメリカのコリーのブリーダーのところで新薬のフィラリア予防薬で一度に
4頭が亡くなったとフェイスブックでアメリカ在住のお友達に教えてもらったので
ちょっと調べてみたのですが、その新薬パナクール・プラスPanacur Plus は日本では
ヒットせず、従来の物だと思われるパナクール・オーラル・ペーストという注射器の
形状の物が薬の輸入サイトでヒットしただけでした。
https://www.pet-kusuriya3.com/products/detail.php?product_id=220

アメリカで販売されているパナクールにも日本の輸入サイトで見かけるパナクール
オーラルペーストに使われている成分はフェンベンダゾールで、フィラリア予防の
効果はありませんが、アメリカでコリー達が亡くなったのはフィラリア予防薬である
イベルメクチンが加えられています。死因はイベルメクチンだろうと思われます、
日本の獣医さんは北欧の獣医さんと異なり、ミルベマイシンが危険だからと
イベルメクチンが使われているカルドメックを薦める方が多いのですが、ミルベが
危険だというのは昔、フィラリアに罹患した犬に治療薬ではなく予防薬を投与して
たくさんの犬が死に、その時の薬がミルベマイシンであったということが理由なのだと
書かれた記事を最近、NETで見ました。ミルベでなくても治療薬と予防薬を間違えば
死ぬことはあるわけですから、ミルベマイシンが危険だと言うのはオカシイのです。

実際、北ヨーロッパではイベルメクチンの方が危険だとペットの治療薬としては認可
されていないくらいです。それにイベルメクチンに弱いコリーのブリーダーの多くが
イベルメクチンが含まれたカルドメック(アメリカでの商品名はハートガード)などの
フィラリア予防薬を嫌い、ミルベマイシンの入った予防薬を使っているのですから、
日本の獣医さんたちもそこのところを考えて頂きたいですね。カルドメックしか病院に
置かない獣医さんが多いので困ります。

http://www.dogactually.net/blog/2009/05/5-a39d.html

先日、このブログでも書いた5月に日本での販売が許可されたノミダニ予防薬の
ブラベクトはアメリカでいくつも死亡例が出ていますが、それ以外の薬品でもかなり
死亡例があるみたいです。
Trifexis というフィラリア予防薬はアメリカやオーストラリアで相当数の死亡例が
あるようです。
http://www.e-maple.net/bbs/topic.html?no=30833

http://caniecibo.exblog.jp/20041566

http://www.indystar.com/story/news/investigations/2014/12/13/pets-at-risk-how-safe-are-your-pets-medicines/20247443/

このTrifexis というノミダニ予防とフィラリア予防とか同時にできるという薬の成分は
スピノサドとミルベマイシンです。スピノサドがノミダニ予防、ミルベマシンがフィラリア
予防を担っています。実は、新薬で非常に優秀で安全だと言われているパノラミス錠は
多くの死亡例があるTrifexis トライフェクシス錠と成分は同じなのです。これはいったい
どういうことでしょう?最近、うちの繁殖犬のオーナーさんが獣医さんに薦められて
パノラミス錠を使い始めました。

主成分が同じなのに、トライフェクシスは死亡例が多発し、パノラミスは安全って???
もしかしたら世に出るのが遅いので死亡例が集まっていないだけかも・・・と心配に
なってきました。

http://www.e-maple.net/bbs/topic.html?no=30833

そして、調べていて驚きのサイトを見つけました。千葉県の獣医さんのサイトです。
なんとパノラミスは、アメリカ、カナダ、オーストラリアなどで死亡例が多発している
トライフェクシスが商品名とパッケージデザインを変えただけだったのです。


http://www.yattokame.zzv.jp/diary_24739.html

すごい悪意を感じます。トライフェクシスで検索をすればいくつものアメリカや
カナダの死亡例について書かれたサイトがヒットするから、日本では商品名を
変えて、パッケージも変えて販売しているんですよ。それを獣医さんたちは
調べもせずに良い薬だと嬉しそうに販売しているんです。Trifexis で検索すれば、
いっぱい出て来ますよ。
製薬会社は一般人を馬鹿にしているとしか思えませんね。商品名とパッケージを
変えて、死亡例をごまかすだなんて。
https://www.elancopet.jp/Owner/topics/pressrelease/2014/pressrelease_140106.aspx

私は種類の多過ぎるワクチンやノミダニ予防とフィラリア予防薬とが一緒に
なった薬を使おうとは思いません。人間にとって便利というだけで、多くの
薬品を同時に投与する危険を示唆していないのだから製薬会社は不誠実だと
思います。2回の投薬が1回で済むから身体への負担が少ない・・・というのが
製薬会社のウリなのですが、裏返せば、1回で多量多種の薬を飲ませるのだから
負担は非常に大きいとも言えるのです。トライフェクシス(日本名パノラミス)だって
スピノサドと一緒に使用せず、ミルベマイシンはミルベマイシンだけで使えば、
どうってことなかったのかもしれないのです。人間の都合で、たくさんの薬を一緒に
与えてしてしまうから恐ろしいことになるんです。

http://search.yahoo.co.jp/search;_ylt=A7dPeoNIoY5VyTwAIJOJBtF7?p=Trifexis&search.x=1&fr=top_ga1_sa&tid=top_ga1_sa&ei=UTF-8&aq=&oq=&afs=

http://www.wptv.com/money/consumer/trifexis-pet-owners-say-their-dogs-died-after-taking-a-popular-heartworm-preventative

https://www.facebook.com/TrifexisKillsDogs


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◆犬のプロ達も読んでいるブログメディア Dog Actuallyに寄稿しているサイエンス・
ライターの尾形聡子さんが書いた2014年1月発行の本です。犬の毛色に関係する
遺伝子座を10シリーズに分け、それぞれについて難解な遺伝について分かりやすく
解説してくれています。マール(ダップル)やハルクインの繁殖をするブリーダーは
是非とも読んでおきたい本ですが、体色を決定する遺伝子が病気と関連する場合も
多々あり、その病気のせいで訓練が上手くゆかない場合もありますので、訓練の
専門家や愛犬家にとっても価値のある本です。


よくわかる 犬の遺伝学: 健全性から毛色まで、知って役立つ遺伝の法則


◆著名な心理学者スタンレー・コレンが書いた本です。多くの愛犬家達が抱く、
犬の精神面と社会生活を送る上で生じた疑問、例えば、犬は嫉妬をするか、
犬は鬱病になるか、犬が人間の傷口を舐めると傷は早く治るのか、なぜ狼爪が
あるのか・・・などの71の疑問に答えてくれています。


犬と人の生物学: 夢・うつ病・音楽・超能力


◆初心者が子犬に教える時におかしやすいミスなども書かれてあり、なかなか
読みごたえのある本だと思います。私は、このシリーズは全て持っていますが、
プロのトレーナーさんにも役に立つ本として販売されています。


ドッグ・トレーナーに必要な「子犬レッスン」テクニック: 子犬の気質を読みながら、犬の語学と社会化を適切に学ばせる (犬の行動シミュレーションガイド) (犬の行動シミュレーション・ガイド)


◆↓の本には画像入りで犬達のボディランゲージがたくさん載っています。なにも
ドッグトレーナーにならなくても、防衛のために役に立つ本だと思います。私は
このシリーズの4冊全て、購入済みです。サブタイトルには、「犬の話す言葉
(ボディ・ランゲージ)が、ひと目でわかるようになる!」と出ていますが、
フリーになった時の犬の動作や行動を見る機会が乏しい人にはお奨めの本です。


ドッグ・トレーナーに必要な「深読み・先読み」テクニック: 犬の行動シミュレーション・ガイド

◆犬の病気に関する本を御紹介しておきます。私は1996年の初版本を持って
いるので、買ってから19年も経っています。表紙は破れ紙も焼けているの
ですが、手放せません。新しい情報がNETでいくらでも手に入る今でも、
これだけは手放せません。それくらい犬の専門家であるブリーダーの私が
頼りにしている本です。


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動物病院でもこの本を置いているところは多いそうです。たぶん、飼主さんに
説明をするのにとても便利だからだと思います。イラストの方が、病巣がどんな
風になっているのか、周辺の臓器との関係はどうなのかというのを説明する際、
エコーやレントゲン写真よりも分かりやすいからだろうと思います。


イラストでみる犬の病気 (KS農学専門書)

◆↓は、畑正憲氏の本です。ほかの誰とも違う豊かな飼育経験と深い洞察力と
細胞レベルで動物を知る(東大理学部動物学科卒)ムツゴロウさんならではの
見解が非常に勉強になり、私にとっては、ムツゴロウさんの本は全て宝物です。

ムツゴロウ先生の犬と猫の気持ちがわかる本

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★★★他のブログ2つも時々、更新しています。↓のトップページよりお入り下さい。
エアウーマン犬舎 http://airwoman.if.tv/
迷子のコリーの詳細情報



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