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コリー達に囲まれて

ブリーダーとして、コリー達と共に過ごす日々の記録です。画像や動画や記事の無断使用を禁じます。


In 11 2013

18
Category: 繁殖   Tags: ---

コリー:犬籍団体としてのモラル

ラフコリー専門ブリーダー
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★★「ラフ・コリーを御存じですか?」のブログを更新しておきました★★
    http://blog.goo.ne.jp/awcollies06/

本当は、NHKで放送されたブリーディングに関するイギリスのBBCの番組の
要約を書いた記事を見つけたかったのですが、なにぶん私のカテゴリー分類が
大雑把で、いい加減なので、見つけることができませんでした。

その代り、最初に載せていた「鬼畜」という記事の他に3つほどダブルマールに
関する記事を見つけたので、サイトの表紙にリンクを貼りました。

Copyright 2007-2011 Wyndlair Collies | All Rights Reservedと
表示されていたので、ダブルマールの種オス、アバランチの画像を繁殖した
ブリーダーのサイトから持って帰りました。
↓がアバランチです。ブルーマール×セーブルマールで誕生した犬です。眼球は
あっても見えているかどうか分かりません。耳が聞こえない可能性もあります。
先天的な障害を持って生まれるのが当たり前の体色がダブルマールです。
この犬の子供には、ダブルマールとして生まれていなくても、視力障害や聴力
障害が現れている犬が居るらしいのです。アバランチの子供たちの画像を見ると、
ブルーマールは普通のブルーマールよりグレイ部分が薄い色で生まれてきている
ようです。
WyndlairAvalanch


◆一番新しい2013年の記事「鬼畜」
http://awc.blog55.fc2.com/blog-entry-1523.html

◆2012年5月6日の記事「衝撃的なアメリカのコリー界」
http://awc.blog55.fc2.com/blog-entry-1207.html

◆2011年2月22日の記事「ブリーダーとしてのモラル」
http://awc.blog55.fc2.com/blog-entry-1013.html

私は2010年3月21日から書き続けているんです。それなのにアバランチを
繁殖に使った日本人ブリーダーも居て、アバランチの直子達が日本に入ってますし、
アバランチの子孫を輸入したブリーダーも居るんですよね。
◆2010年3月21日の記事「英国クラフト展」
http://awc.blog55.fc2.com/blog-entry-858.html

2012年の2月開催のウェストミンスター展のラフコリーのBOBが↓の犬で、
アバランチの息子のブルーマールです。確かに美しいですが、子孫の聴力や視力や
内臓その他に何らかの悪影響が出る可能性があるのではないかと思います。
華々しい賞暦ですから、今後、この犬の子孫が日本に入る可能性はあると思います。
http://www.colliesonline.com/ad_archive_2011/wyndlair_1_040211.html
http://www.westminsterkennelclub.org/2012/results/breed/collier.html

目を奪われる美しさの中に潜む悪魔を見抜く目を持たねばなりません。悪魔の
誘惑に乗ってはいけないんです。乗れば、哀れな子犬達が生まれます。
良識あるブリーダーさん達には「ブリーダーとしてのモラル」の記事の中の
↓の引用文を是非、読んで頂きたいと思います。

ディーター・フレイグ著「犬のブリーディングテクニック」
という翻訳本の中の一節です。
=========================
オーストリアの犬世界の重鎮であるホウク博士は次のように、はっきりと
書いている。
「ブリーダーのもっとも重要な役目はその犬種の生命力を維持することである。
次に、外見や能力を維持することを目指し、さらに可能ならば、それらに
手を加え向上させるべきだろう!
いうまでもないことだが、繁殖を始める前には、必要な知識を身につける
べきである」
===========================


↑の文章では、美を求めて改良し続けることを推奨してはいないんです。
犬の持つ生命力や健全性を「維持する」ことがブリーダーの使命であると
しているのです。究極の美を追い求めて、健全性を後回しにすることは
実は、邪道なのです。ブリーディングの王道ではないのです。

アバランチを生み出したブリーダーは富が目的ではなく、ドッグショーの
世界におけるトップを目指して、パンドラの箱を開けたのです。ですが、
金銭が目的で、パイボールドのようなレアな毛色のダックスを繁殖する
ペットショップと大差ないのだと思います。強欲であることにかわりは
ありませんから。目的が、金銭であるか、名誉であるかの違いだけです。
どちらも犬を犠牲にしています。

人の名誉欲の為に、障害を持って生まれる子犬の存在を無視することは
心ある愛犬家にはできません。障害を持って生まれた犬が最も不幸ですが、
その御家族も苦しむ愛犬の姿を見て、心を痛めます。犬は幸せの種である
べきです。不幸の種になってはいけない。どの子も飼主さんの微笑む顔を見て、
優しい声を聞くことのできる健全なコリーでなければいけません。

多くの人命を救うために命を賭して戦地で働く爆弾探知犬、我が身を挺して
視覚障害者をかばい命を落とす盲導犬や介助犬たち・・・人は、犬から
大きな恩恵を受けています。

それなのに、ブリーダーが、自分の名誉欲の為に、たった1頭のBOBに
なれるショードッグを得る為に、故意に、子犬たちに障害を背負わせる。
そんなことが許されていいはずはないのです。

マール×マールで生まれたダブルマールに更にブルーマールを交配して
生まれたダブルマールの子犬を販売している有名ショー・ブリーダーが
アメリカやカナダにいますが、日本でも常習的にマール×マールの繁殖を
しているシェルティの有名なショー・ブリーダーが居ます。

アバランチの子孫を輸入したコリーのブリーダー、アバランチそのものを
繁殖に使ったブリーダーも日本に居ます。そのうち日本にはアバランチの
子供や孫がどんどん増えてきます。

これからコリーを御家庭に迎えたい人は、購入前に父母犬の3~4代前までの
血統をブリーダーに問合せ、アバランチが入っていないことを確認することを
お奨めします。

↓はアバランチを繁殖したブリーダーのサイトですが、最近のできごとは、
フェイスブックに出ています。アバランチの孫たちへのCH完成に対する
お祝いコメントが、ずら~っと出ています。
http://www.wyndlaircollies.com/collie.cfm?cid=24&c=3

「今日のありがとさん」がブログで紹介してらっしゃるイギリスの犬籍団体の
KCの人たちもおそらくチェックしているはずです。イギリスにおけるコリー
クラブであるBCCの対応はどうなのでしょうね。ちょこっと見たのですが、
該当する記述は見つけることができませんでした。イギリスのコリーの顔は
不細工でしょう?うちのあかりちゃんみたいです。でも、健全なんです。
http://britishcollie.co/index.html

アメリカのAKCもアメリカのコリークラブであるCCAもアバランチの
存在を黙認状態です。アバランチは去勢し、幸せな家庭犬としての暮らしを
させてやるべきなのです。

渡米してCCAのナショナルを見学したり、犬を輸入するブリーダーが増えて
いますが、大丈夫でしょうか・・・アメリカは、ショービジネスの国であって、
愛犬家の国ではないです。愛犬家を増やすことよりも、生きた美しい彫像を
生み出すブリーダーを増やしたいのでしょうね。

イギリスは、英国王室自身が犬舎を持っているような国ですから、その国の
犬籍団体であるKCは、ダブルマールを容認するという恥知らずなことは
できなかったのでしょうね。

自分を厳しく律する為には、敢えて、負けに甘んじねばならないのです。
AKCやCCAの派手さに負けていたとしても、KCやBCCの方が
動物愛護の精神を順守していると思います。犬籍団体としてのモラルや
品格を守っていると思います。

さて、日本のJKCやJCCは、このダブルマール問題にどう対処する
つもりでしょうね。

「見た目の美」は脆いものです。内臓を病んで、皮膚の状態が悪化すれば
みるみるうちに醜くなってきます。初めに健康ありきです。


★もうひとつのブログの11月17日の記事に書いた介助犬のところを
読んでみて下さい。私たち人間は犬に感謝しなければならないんです。
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コリー:いのちの花

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私は、メルマガでもテレビ番組表でも「犬」と出ていれば必ず見るようにしているの
ですが、昨日の「MR.サンディー」で紹介されていた(10月にはNHKが放送して
いたそうです)青森県立三本木農業高校の女子学生たちによる、保健所で殺処分に
なった犬や猫の遺骨を肥料にして栽培した「いのちの花」の運動には感動しました。
元気なうちに殺されてしまった哀れな犬や猫の骨を自らの手で砕いた時の彼女たちの
悲しみや心の痛みは、彼女たちを本物の愛犬家に育ててゆくだろうと思います。
http://cgi.daily-tohoku.co.jp/cgi-bin/news/2012/07/02/new1207021401.htm

http://blogs.yahoo.co.jp/fwix9026/folder/1537948.html

犬や猫を愛するということには多くの痛みを伴います。やがては何よりも大切な、
大切なものを失うからです。可愛がれば可愛がるほどに、失った時の悲しみは
大きくなります。

でも、世の中には、痛みを感じない人もいます。壊れたオモチャを捨てるように
平気で犬や猫を捨てる人も居ます。オモチャであっても人形であっても、大切に
していた物が壊れた時には、きれいな紙や布で包んで、ありがとうと言って、
廃棄します。私はずっとそうしてきました。

ボロ雑巾でも捨てるように、かつて可愛がっていた犬や猫を保健所に持ち込む、
幸せになって欲しいと願ってブリーダーが無料で里子に出した子猫を引き取って
快楽の為に殺害する、生まれてくる子犬達が先天的に身体に痛みや不自由を
持っているのが分かっているのに繁殖に使う・・・
名誉や勝利の為に、痛みを感じない心の持ち主に、自ら選んでなろうとする人が
居ます。


そういう人間は、実は、人間ではないんです。鬼畜というんです。
「鬼畜」は、残酷で無慈悲な行いをする者のこと。慈悲の「慈」は、慈しむ心、
「悲」は悲しみです。悲しみも痛みも知らず、犬や猫を慈しむ心が無い人間が
実は、ドッグショーの世界で活躍していて、その犬種の第一人者であるかの
ように思われている。理不尽というのは、こういうことを言うんですよねぇ。
「いのちの花」を栽培した女子高生たちの爪の垢でも煎じて、無理やりでも
飲ませたいですね。


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