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コリー達に囲まれて

ブリーダーとして、コリー達と共に過ごす日々の記録です。画像や動画や記事の無断使用を禁じます。


In 10 2013

19
Category: 訓練   Tags: ---

コリー:馬の「マテ」

ラフコリー専門ブリーダー
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2013年5月18日生の子犬達のお申込みを受付中です。
「子犬情報」のページを御覧の上、お問合わせ下さい

子犬情報

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先日、棚の整理をしていたら、古い写真が出てきたので、スキャナーでパソコンに
取り込んでみました。

私が自分の馬として乗っていた2頭の馬のうち初代は、純粋なサラブレッドではなく
他の種類の血が混じっていたのだと聞いていますが、非常に賢い馬で、黒沢明監督の
映画「乱」にも出たことがありました。

四国のどこかの島でCM撮影をした時もすぐそばにヘリコプターが降りて来ても
全く動じず平気だったのだそうです。ですが、乗り手が技量が無い人間だと馬が
判断すると好き勝手に遊んでくれ、人を鞍に載せたままで砂浴びをしようとしたり、
ロディオのように後肢を後ろに跳ね上げながら暴走したり、人間をおちょくるのを
楽しんでいました。私は、それをやられたわけです。私が、先日書いた私の指を
咥えたまま放そうとしなかった馬がこの馬です。
http://awc.blog55.fc2.com/blog-entry-1503.html


そういうふざけた馬でしたが、技術のある人には逆らわず、ものすごく従順でした。
クラブ長が長鞭でちょんちょんと撫でるように当てながら、「マテ」をこの馬に
教えてくれたので、私はそのとおりに真似て、馬を馬場の真ん中に立たせて動かぬ
ように指示しておき、クラブ長と共にベランダでコーヒーを飲んでいる時に上から
撮影した画像が↓です。ゆっくりとコーヒーを飲み終わって馬場に戻るまで動かないで
居るのですから、半端ではないです。犬の訓練では、長時間の「マテ」でもせいぜい
10分です。

Mars


この馬は、頭が良すぎる馬だとインストラクター達には言われていました。最初、
「トッポイ」という名前だったのですが、タテガミを刈りこみモヒカンみたいに
していたので、私が、改めて「マルス(軍神)」にしていました。この馬を
乗りこなすのに苦労し、動物の訓練について必死で勉強したので、コリー達を
訓練する時は、誰にも教わらず、全て独学で行いました。馬も犬も人間の子供も
教える手順は同じです。

Mars1


一番必要なのは、観察と“待つ”ことでしょうね。手を貸す瞬間が訪れるのを
“待つ”、褒めるタイミングを“待つ”、叱るタイミングを“待つ”ことです。
“待つ”ことが上手いか下手かで訓練の上手下手が決まると思います。
待ち過ぎてもいけないし、待たな過ぎてもいけない、微妙な匙加減です。

その匙加減を身に付けるのに必要なのは、観察と経験と経験に裏打ちされた
勘でしょうねぇ。

余談ですが、画面奥に写っているオジサン騎手を乗せた馬は、以前、書いた
ことがありますが、騎手のオジサンを乗せて鉄柵の真下に倒れ込んだ時、
ニュースになった動物園のキリンのように数秒で鉄柵(ラチ)をひん曲げて
起き上がった馬です。
http://awc.blog55.fc2.com/blog-entry-1490.html


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