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コリー達に囲まれて

ブリーダーとして、コリー達と共に過ごす日々の記録です。画像や動画や記事の無断使用を禁じます。


In 10 2013

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Category: 飼育   Tags: ---

コリー:コリーの痛覚と歯垢について

ラフコリー専門ブリーダー
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2013年5月18日生の子犬達のお申込みを受付中です。
「子犬情報」のページを御覧の上、お問合わせ下さい

子犬情報

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2002年にサイトを立ち上げてから、サイトやブログのあちこちに沢山
書き散らかしてきた文章の中に、先日読んだ↓のメルマガの記事で思い出した
「痛覚」に関するエッセイがあるので載せておきます。お暇な人は読んで
おいて下さい。
http://news.livedoor.com/article/detail/8134052/

あまりにもたくさん文章を書き過ぎて、サイトのどこに置いてあるのか
分からなくなっています。サイトとのリンクを切っていて、ページだけが
NET上に漂っているものもあるんです。宇宙に漂うゴミみたいです。
そういえば、海に散骨どころか、宇宙葬を望む人もいるのだとか。
私は、死んでから、自分が、宇宙の“生ごみ”になるのは嫌だなぁ。


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■細胞レベルでの長所■

  2004年5月16日(日)

昨晩は、連日のレックスとの駈足での散歩と、出勤前のコナンのシャンプーとで、
背筋の疲労がピークに達したので、ごろんと横になったままTVを見ていた。
ホラー物のドラマも、何度も見ている洋画も見る気がしなかったので、何気なく
NHKにしてみたら、20分程度既に放送済みだったが、“NHKスペシャル”で、
生命誕生の歴史をやっていた。見るとはなしに見ていたのだが、そのうちに
「コラーゲン」という言葉が出始めた頃から画面に釘付けになった。

6億年の昔、地球は、火山活動によって地表を覆いつくした二酸化炭素による
高温が原因で全球凍結の状態が破れ、海の中に多量の光合成植物が溢れ、
それによって沢山の酸素が存在するようになり、その多量の酸素があって初めて
バクテリアがコラーゲンを生成し始め、目に見える生物へと進化していった・・・と
いう風な内容だった。そして、人の骨の90%はコラーゲンでできており、皮膚の
70%も同じくコラーゲンでできているのだとも語っていた。

コラーゲンが生体において最強の結合組織であり、生体各所の細胞の構成成分で
あるのは、実は、以前よりNETでお世話になっている獣医さんにメールで伺って
知っていたのだが、コラーゲンの生成が可能になることによってバクテリアから
生物への進化が始まったとは驚きだった。


さて、なぜ私が、細胞内のコラーゲンの重要性を獣医さんから教えて頂けたかと
言うと、以前のエッセイ「胃捻転との因果関係」で湧いて出た疑問を、たまたま
他の件でメールを頂いた折にぶつけてみたからである。コリーが他犬種と比べて
受胎判定の為の触診が、腹部が硬くて困難であることと、胃捻転が他の大型犬種に
比べて多くは無いのは、共に内臓を支える組織の硬さに原因があって、体質的な
ものではないかという質問に対して、次のような内容のお答えを頂いたのである。



  コラーゲンは、生体内で最も強靭な結合組織で、各所の構成成分であるが、
  皮膚や関節の靭帯などに多く分布しており、その分布の緻密さが犬種によって
  異なるようだ。外科医がよく話しているが、レトリバーやマウンテンドッグ等の
  皮膚のルーズ(よく伸びる)な犬種は、コラーゲン分布が粗く、その為、関節が緩く、
  疾患を起こしやすい傾向があり、股関節形成不全の好発犬種と一致している。

  胃捻転とコラーゲンとの因果関係は、他の要因も関係しているかもしれないが、
  胃や周辺臓器を吊っている靭帯の強度(コラーゲンの緻密さ)に関連があるかも
  しれない。

  子宮の触診の困難さは、子宮の周囲結合組織が、触診のしやすいレトリバーよりも
  コラーゲンが緻密に発達していることが関係しているようだが、緊張しやすいという
  精神的なものも関係している可能性がある。



また、もうひとつ、非常に興味を引く内容を書いて下さっていた。ラブラドールや
ゴールデンのような犬種は、怪我の縫合などの痛みに対して非常に鈍感なのだ
そうである。無麻酔でも平気かと思われる犬もいるそうである。それに対して、
コリーやグレイハウンドなどは局所麻酔をしても効いていないかと思われるほどに
痛がるのだそうである。

吠え過ぎて飼主を困らせることがなく、物怖じしなくて訓練性能がよく、骨太で
お腹が丈夫で、しかも「犬種と歯垢の関係」に書いたように歯石の溜まりにくい
ゴールデンやラブラドールが、飼いやすさの点でコリーよりも優れており、不動の
人気犬種となっているのは当然のことだろうと、私は、常々そう思っていた。

ちょっとした食べ慣れない物を与えただけで血便をし、見慣れぬ人や物に吠えたり
怖気づいたり、リード慣らしひとつに細かな気配りの要るコリーは、ゴールデンや
ラブラドールレトリバーに比べて、決して飼いやすい犬種ではない。一般家庭に
おいてだけでなく、ショーや訓練競技において、堂々として良い成績を残せるように
なるまでには、犬質や性能の良し悪し以前に、相当な経験を積ませて繊細さが
ブレーキとならないように慣らしてゆく必要がある。とにかく手間が要るのである。

だが、細胞レベルで見た時に、生命の根幹を成す“コラーゲン分布の緻密さ”という
犬種として誇れるものがあったことは非常に喜ばしい。だからと言って、かつての
人気犬種に返り咲くことはないだろう。いくら細胞レベルでの長所が見つかったと
言っても、飼育しやすさやショーマンシップの点で負けているのは確かである。

でも、身体的特徴として、コートの傷みにくさ、ヨダレの少なさ(犬にとっては不都合、
飼主にとっては好都合)、耳の中の炎症の少なさにプラスできる、レトリバー系に
優った長所があったことは、コリーファンとしては、やはり嬉しいことである。


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昔は、全て↑のような文体で書いていました。「です。ます。」調に変えたのは
数年前です。
ブログもいっぱい書いていますが、自分で自分の記事を検索できない・・・
流れ去るものは良いのか良くないのか・・・記憶は薄れるから良いのか
良くないのか・・・よく分かりません。でも、書いている最中は嫌なことを
忘れているので楽しいです。

先日、「家では生ごみみたい」だと自分のことを語って天然ぶりを発揮した
能年玲奈ちゃんですが、能年玲奈ちゃんが出ていた「あまちゃん」の脚本家の
宮藤官九郎氏の「舞妓Haaaan!!!」が今晩放送されますね。ちょっと
楽しみです。
クドカンは、脚本の師匠である松尾スズキ氏(純喫茶のマスターでアイドル
オタクの甲斐さん役)から原稿用紙1枚にギャグを3つ入れよと教わった
そうです。「あまちゃん」の時みたいに思いっきり笑えるといいなぁ。
http://tv.yahoo.co.jp/program/77833311/



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