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コリー達に囲まれて

ブリーダーとして、コリー達と共に過ごす日々の記録です。画像や動画や記事の無断使用を禁じます。


In 10 2012

31
Category: 飼育   Tags: ---

コリー:秋冬の老犬管理

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急に寒くなってきました。老犬が居ると、気温の変化で体調を崩しやすいので
ターシャは、夏の間は少しでも動いて、弱った脚腰がこれ以上弱らないようにと
思って、夜間は屋根付きの屋外運動場の中に出していたのですが、朝晩、冷え込む
ようになってからは、私のいる部屋の隣りの部屋のサークルの中で夜は眠らせて
います。やや寒いくらいが快適な犬達のため、窓を少し開けておき、自分の部屋の
ドアも異変にすぐに気付けるように少し開けています。外気が私の部屋にも入るので、
厚着して眠っています。


私が今までに自分自身で看取ったコリー達は9頭で、それ以前にも数頭の番犬を
看取っているのですが、10歳を越した老犬というのは、特に既往症も無いのに
突然、身体を小刻みに震わせたりして体調を崩すことがありました。病院で
調べてみても原因が分からず、ただ、どうも心臓の働きが悪くなっていたのかも
しれないと、普段よりは歯茎が白っぽくなっていたり、嘔吐したりしたことから
私は勝手に判断したのですが(人間の心臓病では嘔吐が起きます)、ヒューイは
それで数回、病院に運びました。凪は、ヒューイのことがあったので、すぐに
フリースの服を着せて室内に置きました。


どちらもシャンプーのあとでそうなることが多かったです。老犬にとっては
シャンプーの間中、立っていることはかなりの身体的な負担になりますし、
お湯を使ったとしても、身体が丸ごと濡れて、皮脂が奪われ、皮脂による身体の
コーティングが一時的に剥がれることで、身体の熱が奪われ、それによって
身体の内部体温まで下がり、低えから風邪のような症状になったり、心臓に
無理がかかったのかなぁと想像しています。


検査の結果が数値で出たわけではないのですけれども、老犬には、真夏以外は、
洗って乾かしたあとの数時間から半日、フリースの洋服を着せ室内に置くことで
嘔吐や震えが起きなくなりました。


うちの母がよく言うのですが、体調が悪い時には頭を洗ってはいけません。
頭頂部には天中という非常に重要なツボもありますし、風邪気味の時に
シャンプーをすると、よく乾かした時でも、皮脂が奪われたせいか、なにやら
冷えを感じます。ですから、私は、髪の毛が匂うと感じても風邪ぎみの時は
洗わないで我慢しています。仕方なく洗った場合は数時間、帽子を被ったり
します。


犬の場合も同じだと思います。たとえドライヤーでしっかり乾かした場合で
あっても、洗う前よりは表皮やその内側は温度が下がっているはずです。
元気な成犬にはなんともないことでも、老犬には影響が出ます。
特に、寒暖差の激しい今の季節は、ほんの些細なことであっても、場所移動や
対物対人関係の精神的ストレス同様に、体温の変化や気温の変化が老犬に与える
身体的ストレスを考えてやった方が良いです。
人間も犬も年を取ると体温調節の能力が落ちますからね。心臓のある胸の部分だけを
覆うような幼児用のTシャツを着せるのも有効でした。


記事とは関係ないのですが、妹が教えてくれたサイトを貼っておきます。
文句なしに笑えます。

http://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1210/29/news109.html


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