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コリー達に囲まれて

ブリーダーとして、コリー達と共に過ごす日々の記録です。画像や動画や記事の無断使用を禁じます。


In 10 2012

30
Category: 飼育   Tags: ---

コリー:咀嚼困難と脱水症状

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2013年1月以降に生まれる子犬の仮予約を受付中です。
「子犬情報」のページを御覧の上、お問合わせ
下さい

子犬情報
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私は、コリーがシェルティと勘違いされて愛護団体に保護されることがかなり
あるので、シェルティの保護活動をしているシェルティ・レスキューのサイトを
時々、拝見することがあります。
全てのページを見たわけではないのですが、↓はコリーの遺伝病のことを調べて
いたら、偶然、ヒットしたページです。

http://www.help-sheltie.net/top_oyakudachi.html


書かれている内容は間違いないと思います。私が知りえた情報では、東北方面の
ブリーダーに不要犬を押し付けたシェルティのショー・ブリーダーAというのと、
Aの不要犬を押し付けられて崩壊した東北のBというブリーダーは誰のことか
検討がつきませんが、ほかはすべてどこの犬舎の誰のことなのか分かります。


東京のブリーダーと、関東で半ば幽閉状態で数十頭から100頭単位でシェルを
飼っているブリーダーたち以外は、コリーの繁殖も手掛けている、または過去に
手掛けていたというブリーダーではないかと思います。


中部地方のダブルマールの繁殖をしたという有名ブリーダーのことは、ダブル
マールの繁殖を戒める獣医師のブログでも見たことがありますが、人づてに
家族性皮膚筋炎のシェルティを何頭も出しているとも聞いています。


関西の有名犬舎はどこのことなのかすぐ分かりました。もう20年近く前に
なりますが、シェルティでのダブルマールの繁殖、しかも親子掛けを試みた
けれども子犬が生まれなかったという話は知っていました。ですが、そこの
犬舎の繁殖したシェルティの遺伝病についての情報を私は持ってなくて、
その犬舎のシェルティを持ち繁殖も経験している友人からシェルティの遺伝病の
ことを聞いたこともなかったので、ショーで勝つためなら少々の遺伝病は無視して
繁殖する人間だとは思っていましたが、シェルティでは家族性皮膚筋炎まで
出していたのかと驚きました。


その関西の犬舎の繁殖したコリーで、人間でいう血友病のような遺伝病が
愛媛県に成犬で譲渡されたトライのオスで出たことは、その犬の飼主さんから
直接聞いているのですが、どうも飼主さんは、事実上の母犬の所有者にも、
名義上の母犬の所有者(名義上のブリーダー)である、その犬舎のブリーダーにも
病気のことは告げていないのかもしれないのです。


発症したオスはウィリー君というのですが、母犬も3歳くらいで突然亡くなっていると
飼主さんに聞きました。でも、母犬を所有している事実上の所有者は、もしかしたら
母犬の突然死の原因はウィリー君と同じ病気であるかもしれないとは夢にも思って
いないのかもしれません。名義上のブリーダーも同様ですから、キャリアーを使った
繁殖は継続されているだろうと思います。


当時、私は、うちの亡くなったミリオン(1996年生まれ)とウィリー君に共通の
祖先が1頭居たので、随分と心配したのですが、幸い、その後、数百頭の子犬を
取り上げましたが、身体の中で血管が切れて出血が止まらなくなるという病気に
なった子は1頭も居ませんでしたので、うちにはその遺伝子は入り込んでいないと
思います。


1頭、遺伝病が出れば、遺伝子を伝えたかもしれないどちらかの親または両親、
そして兄弟姉妹のうち、同じように深刻な遺伝病の遺伝子を受け継いだ可能性のある
子たちを全て繁殖から外してゆかねばならず、かといって誰にでもそういう遺伝病の
キャリアーの子たちを譲渡できるわけではないので、ブリーダーの経済的な負担は
相当なものになります。


ですが、シェルティレスキューに出ていたブリーダー崩壊した東北のB犬舎は
ショーでパッとしない子、あるいは繁殖を引退した子たちをブリーダーAに
押し付けられ、最大170頭にも頭数が膨れ上がり、生活に困窮して自殺も
考えたというのですから、ちょっと事情が違います。


どうして、押し付けられることを拒まなかったのか・・・自分が引き取ってやらねば
どこへやられるか分からない、下手すると動物実験施設や、韓国や東南アジアに売り
飛ばされてしまう、だったら自分が無理してでも引き取ってやった方が良い、少しでも
長く生きてゆける・・・と判断したのかもしれません。


ですが、170頭は、どう考えても不可能です。相手が破たんするのは目に見えて
いるのに平気で不要犬を押し付けたショーブリーダーのAこそが責められるべきです。
いったい、Aって、どこの犬舎なんでしょうね。東北なのか、関東なのか、関西か
文面からは分かりません。中部地方のブリーダーが中国地方のブリーダーに押し付けた
なんて話も聞いていますので、Bともども東北の犬舎なのかどうかは分かりません。



コリーにもシェルティにもそれ以外の犬種にも出るという家族性皮膚筋炎ですが、
家族性皮膚筋炎は、軽度のものは自然治癒することもあるそうですが、重症になると
咀嚼筋の委縮や顔面麻痺が起きるので、物を噛んだり、飲み込んだりで痛みが
出るでしょうから、自然と食べれなくなってくるでしょうね。
流動食やチューブ状の栄養剤、ニュートリカルのような物で栄養補給をしてやり、
シリンジで水分を流し込むようにしてやらねば脱水症状も起こしてくるだろうと
思います。

http://homepage2.nifty.com/blondhaven2/sheltie_health_4.htm


http://www.e-tomcat.com/shop/goods/goods.aspx?goods=tr503010



脱水症状を起こせば、やがては腎臓もやられてきます。老犬介護と同じで、常に
皮膚をつまんでみて、皮下に水分が十分にあるかどうかを見極め、無いと思えば、
強制的に水分を摂らせる必要があるのではないかと思います。脱水症状は食事の
全体量が減ったのでも起きます。飲水量だけの問題ではありません。
ただ、膵炎とか胃炎などがあると水分の補給については獣医師に相談する必要が
あります。


実は、私、顎関節炎を患ったことがあるのですが、顎関節に炎症が起きても、
咀嚼筋が痛くなってくるのです。そういう時には固形物を飲み込むのが非常に辛い、
水を飲むのすら辛いんですね。それで、顎が痛い時にはチューブ状のウィダー
インジェリー等で栄養補給をしています。犬の場合も同じようにしてやると
少しは体力が戻ってくるのではないかと思います。それでもダメな時は砂糖水を
シリンジで飲ませてやるんですよ、うちの場合は。病院でブドウ糖液を購入する
方法もありますが、冷蔵庫で保管とか面倒だったりするので、危篤状態などで
なければ、自宅で砂糖水やはちみつをお湯に溶いて飲ませます。但し、蜂蜜は
幼児も子犬も危険ですので、与えないようにしてください。蜂蜜で検索すれば
蜂蜜の危険性については出てきますよ。朝、7時半になりましたので、犬達を
運動場に出してきます。


↓は本文と関係ないですが、犬関連の喜ばしいニュースです。
http://news.livedoor.com/article/detail/7088239/


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