コリー達に囲まれて

ブリーダーとして、コリー達と共に過ごす日々の記録です。画像や動画や記事の無断使用を禁じます。


In 09 2009

29
Category: 訓練   Tags: ---

良き家庭犬を育てる

ラフコリー専門ブリーダー
AIRWOMAN COLLIES
http://airwoman.if.tv/

2009年の11月生の子犬の仮予約を受付け中
http://airwoman.if.tv/puppies.html

=========================

昨日の介添え交配の最中のこと、介添え人が来ている
せいで、交配に使わない種牡を中心に20頭のうちの
10頭ちょっとがケージの中で吠えまくり、それを聞いて
いた介添え人が、「これじゃフルタイムの仕事に出るのは
無理やなぁ」と言いました。


普通の来客の時には、お客さんが私と話し始めれば、
うるさいの2頭くらいを残し、みな、黙ってしまうのですが、
交配となると、他の種オスたちが黙っているはずもなく、
見事な大騒動となるのです。


うちのような繁殖をしている犬舎で何頭も発情中のメスが
いて、去勢していない種牡も数頭いると、本能に基づく
行動を抑えることができない、あるいは抑えてはいけない
場合もあるので、一般の御家庭のような吠えない躾けが
不可能な状況が生じます。


それでも、夜間だけは静かなもので、各自がケージや
バリケンの中で静かにしており、未明の新聞配達にも
吠えずにいてくれるので、助かります。


結局、どういう状況で一番うちの犬達が激しく吠えるかと
いうと、介添え交配や、どれか1頭を散歩に連れ出す際の
焼きもちを焼く時と、犬同士の喧嘩が始まった時です。


極力、吠えさせないようにと思って、騒動が起きれば
止めに入りますが、配達の荷物を受け取っている最中
だったり、電話中だったりすれば、たとえ24時間在宅で
あっても、すぐに犬達のところへゆくことはできません。


遊び相手の犬もおり、運動場もあるので、健康管理の
ための運動量は足りていますが、一般の家庭のような
躾けをしようと思えば、色々な人や物や事に慣らさねば
ならないので、自分と一緒に連れ歩かねばなりません。
でも、現実問題として、全部の犬にそれをすることは
不可能なので、ある事情が生じた犬のみ(イベントに
参加とか、成犬譲渡とか、幼児期の社会化とか)を
数頭選んで、散歩に連れ出します。


普通に考えて、1頭の散歩に30分かかるとして、朝晩と
なれば、合計1時間、20頭なら20時間ですが、犬達の
食事、排泄、手入れ、毛布やタオルの洗濯だけでなく
自分自身の身の回りのこと、炊事、洗濯、掃除、買い物に
加え、お客さんとのメールのやり取りやブログの更新も
ありますし、犬関係の本も読まねばなりません。


子犬が生まれれば2時間おきの人工哺乳を交えながら
育てねばならない犬舎で、一般の御家庭のような十分な
訓練時間を1頭の犬の為にとってやれるはずもなく、でも、
不可能であっても、できるだけ効率よく、最低限のことを
教えておこうかと思って、日常の行為の中にスワレとか
乗れとかハウスとかテイクとかを織り込んでいっています。


でも、困ったことに、1頭に命じていれば、回りに他の犬も
居るわけで、ラプターを呼び寄せ「スワレ」と命じているのに
あらっと思えば、名前を呼んでいない神楽まで、どこかから
やって来て、スワレをしていて、褒めてもらえることを期待し、
誇らしげな顔をしていたりします。


1頭ずつ躾ける為には、そして、他の犬達に焼きもちで
騒がせないようにする為には、外へ連れ出すしか方法が
ないのです。


本当は、犬が落ち着いていて周囲の事に気を奪われない
自宅でしっかり練習をして、上手くできるようになってから
外へ連れ出して、まずは近所で練習をして、徐々に犬が
不慣れな場所でも練習するという風に、細かな段階を踏む
べきものなのです。また、教え始めは、1頭の犬に1人の
人間が相対して、1つの事柄を教えるものです。



それが、うちでは、若いの4頭を前にして同時にスワレを
教えたりしています。
雑と言えば雑ですし、褒めるタイミングが数秒遅れる弊害が
あるのも承知でやっています。うちの犬達は、一般家庭の
犬のように色々なところを連れ歩くわけではなく、ドッグランや
ドッグカフェにゆくわけでもないので、競技会に出す犬でない
限りは、こういう曖昧な教え方でも日常生活の上で不自由は
ないのです。


4頭まとめてだから、1頭が完全にマスターするのにかかる
時間はかなり長いですが、延べ時間にすると短いのです。
一般の御家庭にはお薦めできることではありませんが。


でも、普通、規模の大きい養鶏場や養豚場のような作りの
施設で人間との密な接触なしで生活してきた犬舎飼育の
犬は、ドッグショーや訓練競技会に頻繁に出していた犬で
なければ、人にも犬にも慣れておらず、うちのような多少の
訓練を入れる犬舎と異なり、スワレ等の最低限のコマンド
すら理解していない場合がほとんどなので、純血種だからと
犬舎育ちの繁殖引退犬を引き取ったとしたら、愛護団体に
保護された迷子犬や遺棄犬より飼いにくいことも多いです。


本当に一緒に暮らして楽しい犬は、犬が飼主を主と認めた
上で、飼主とともに色々な場所に出向き、色々なことを
体験し、常に落ち着いて、飼主のコマンドに従える犬だと
思います。


意外でしょうが、訓練競技会やアジリティやドッグショーで
活躍する犬が、ドッグランやドッグカフェで咬傷事件を起こす
ケースは珍しくありません。


人間社会でも、時に優れたアスリートが、暴力事件を引き
起こしたりするのと同じようなものです。スポーツに秀でて
いるからといって、人間性が優れているとは限らないのと
同じで、犬の場合も、「優れた競技会犬&ショー・ドッグ&
アジリティ・ドッグ」イコール「良い家庭犬」ではないのです。
そして、良い家庭犬に育てることの方が、良い競技会犬や
ショードッグに育てる以上の手間がかかる場合が多いです。



私が飼った1頭目、2頭目のコリーたちは、本当に「良い
家庭犬」に育てることができていたと思っています。


1頭目のノエルは車酔いがひどかった為、連れて行ける
場所が限られていましたが、2頭目のサリーはあらゆる
場所へ連れ出しました。許可された場所が無かったので
エスカレーターには乗せることができませんでしたが、
妹が住んでいたマンションのエレベーターには乗せました。
フェリーのような船だけでなく父が持っていた釣り船にも
乗せたことがありましたし、飛行機にも乗せました。


そして、毎日、スーパーやデパートや病院へ連れて行き、
車の中で待たせていました。牛舎を見せたり、出入りして
いた乗馬クラブの馬達の傍へも連れてゆきました。巨大な
ダチョウを飼っている農家にダチョウを見せに行ったことも
あります。当時は猫も2匹飼っていたので、猫も大丈夫
でした。毎日、近所の小学生たちが遊びに来ましたし、
甥も姪も赤ちゃんだったので、よく犬達の背中に乗せました。


意図して犬の教育の為にやったというよりも、ただ、犬を
連れ歩くのが楽しくて、どこへでも連れ歩いていたのです。
連れ歩くためには、周囲の迷惑にならないようにしなくては
いけないし、可愛がってもらえる方が良いと思って、色々な
物や人や環境に慣らしたり、教えたりしたのです。



今思えば、本当に家庭犬としては最高の躾ができていた
ように思います。私は犬としてというよりも、その2頭は
自分の子供を育てるような気持ちで育てたと思います。
1回は地元の幼稚園か小学校の運動会を見せに行った
ような気もします。


1頭目のノエルと2頭目のサリーには、↓のWenahaという
メーカーのドッグ・バッグを色違いで2つ輸入して、背中に
しょわせ、当時は元気に畑仕事をしていた祖母の畑まで
キュウリやジャガイモをもらいに行ったりもしました。

DogBag090929p600


今はシーザーミランの本の影響なのか犬用のリュック
サックを販売するショップが増えていて、売り切れの所も
多いようですが、私が輸入した当時は、犬ぞりをしている
人くらいしか、犬用のリュックは使っておらず、日本では
買えなかったのです。だから、キュウリやジャガイモを
運ぶには笑えるほど頑丈な作りになっています。


ノエルやサリーのようにどこへでも犬を連れ歩く生活は、
もう不可能だと判断し、しまっておくのももったいないので、
友人に1つプレゼントし、1つだけ手元に残しています。
今も同じものがあるのかなと思って、NETで調べてみたら
メーカーのサイトは見つかりませんでしたが、販売している
サイトは見つかりました。かなりの優良品のようです。

http://www.reshaequip.com/products/wenaha_dog_packs.html


キャンプ地では(たとえ空であっても)野生動物と間違われ
ないよう犬にはバッグをしょわせておくとよいのだそうです。
そんなことは全く知りませんでした。


野生動物もた~まに近所に出没することもあるのですが、
間違って猟銃で撃たれる心配はないので、できればもっと
気軽に装着できる、ウンチとウンチ袋だけ運ばせることが
できる簡単な作りの防水ドッグパックが欲しいところです。


犬を連れている時は、不測の事態に備えて、どうしても
片手は空けておきたいからです。一般愛犬家が行うような
左手にリード、右手にウンチ袋やスコップということは、
私は絶対にしません。



今は、自分がナイロンのウエストバッグをつけ、その中に
ウンチを2重にして包んだナイロン袋を入れていますが、
ほの温かさが気持ち悪いので、ウンチをした本人(犬)に
しょわせたいと思っています。廃棄処分しようと思っている
ベネトンのナイロンのバッグをリサイクルできないかなと
思っているのですが、ミシンの調子がいまいちで、いつに
なればできるのやら・・・


=======================
★★★もうひとつのブログも時々、更新しています。↓の
トップページよりお入り下さい。


エアウーマン犬舎 http://airwoman.if.tv/
迷子のコリーの詳細情報

●犬ブログ・ランキングに参加しました。御協力よろしく
 お願い致します。クリックするだけでOKです。
にほんブログ村 犬ブログ コリーへ


にほんブログ村 犬ブログ 大型犬へ


にほんブログ村 犬ブログへ


odekakeL&A&R



1
2
3
4
6
7
9
11
12
14
16
17
19
20
21
22
23
24
25
27
30

top bottom