コリー達に囲まれて

ブリーダーとして、コリー達と共に過ごす日々の記録です。画像や動画や記事の無断使用を禁じます。


In 09 2009

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Category: 訓練   Tags: ---

「ラッシー」になり得た理由

ラフコリー専門ブリーダー
AIRWOMAN COLLIES
http://airwoman.if.tv/

2009年の11月生の子犬の仮予約を受付け中
http://airwoman.if.tv/puppies.html

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心理学教授であり、犬のインストラクターでもある
スタンレー・コレン著、「理想の犬(スーパードッグ)の
育て方」という活字がぎっしりの翻訳本の中に、次の
ような文章があります。(  )内は私の注釈です。


・・・・その初代ラッシーを演じたパルという名のコリー
(ラフコリーです)はたしかに信じられないほど利口で、
よく訓練された犬だった。だが、パルはどこが特別なの
かと訊ねられたウェザーワックス(ハリウッドのラッシーを
訓練したトレーナー)は、大方の予想に反して、知能の
高さや訓練のしやすさとは答えなかった。
「それは、性格だと思います。パルが映画の大スターに
なり、ほかの犬とくらべものにならないほど大勢の熱心な
ファンがついたのは、その性格のおかげです・・・・・・
ハリウッドが発見したのは、美しいコリーのやさしさでした」



たぶん、ドッグショーをやっているわけでもなく、訓練の
競技会に行っているわけでもないけれども、ラフコリーを
愛してやまぬ熱烈なファンが多いのは、この犬種独特の
「やさしさ」のせいなのだろうと思います。


様々な飼育上の困難(薬物過敏、夥しい喚毛、吠える
犬種であること、消化器系の弱さ(シェルやラブ並みに
丈夫な血統も一部あるそうです)、免疫系&皮膚系の
弱さ(幸い、うちの血統はそれほど弱くないです)などの
問題をかかえていて、アメリカの有名な犬具サイトの
犬種紹介欄で「全犬種の中で一番先に病気との闘いを
放棄する犬」と紹介されている犬種でありながらも、
「ラフコリーでなくては・・・」とファンに言わせる理由は、
ウェザーワックス氏が述べたのと同じ理由によるもの
だろうと思います。


やさしさ・・・というのは、かなり抽象的な表現ですが、
ウェザーワックス氏が、アメリカの某番組で語った内容を
思い起こしてみて、自分の犬舎にいるコリー達や譲渡した
繁殖犬達の譲渡先のお宅での様子から考えてみると、
ラフコリーの「やさしさ」の具体的な要素は、以下のような
ものになります。


●他者(人や動物)に対して寛容である(激しにくい)。
●他者(人や動物)と自分の欲求がぶつかった時に
 自分が我慢する傾向がある。
●物腰、動作が非常にソフト(急激ではない、荒くない)。
●他者(人や動物)の情緒を読み取る敏感さを持つ。
●常に周囲の変化に気を配る神経の細やかさがある。
●周囲で起こる騒動を治めようとするおせっかい。
 (その為に吠えて、余計にやかましくなること多し)
●恐怖から攻撃に転じるケースが稀である
●身体の痛みや心の痛みを限界まで耐える(敏感で
 あるにも関わらず)。
●家族が常に気になり、家族の所有物や子供を自分で
 守ろうとする。
●女性的で上品な顔である。
●美しい長いコートをしている。
●筋肉質だけれどもゴツゴツしておらず、また肥満体
 でもない優雅な身体である。
●人間の傍にいるのが好きである。
●幼児に対する態度が寛容で我慢強い。


視覚的なものも加えてみました。というのも視覚的に、
やさしそうに見える犬だと、犬に近づく人間に恐怖心や
警戒心を抱かせないので、犬もまた身構えることなく
落ち着いた友好的な態度をとれるからです。


上記の「やさしさ」の要因の中には、ドッグスポーツを
させるには、高得点が望めないなぁと思えるような
穏やかでおっとりした性質を示す箇所もあり、競技用や
ドッグショー用に訓練するには難しそうな消極的な面も
含まれています。


でも、育て方次第では、↓で御紹介した画像の2頭の
ように、室内では、まったり犬、屋外ではアクティブな
アスリートとして、オン&オフを上手に使い分けれる
ラフコリーになる場合もあります。飼主さんの育て方
次第です。(この2頭は、水泳もそこそこ、こなします。
但し、投げたボールの回りよりも人の回りを泳いでいる
時間の方が長いというのが、いかにもラフコリーっぽい
ですが)


とびきり「やさしい」イメージの名犬ラッシーですが、熊や
コヨーテに立ち向かう場面での代々の名犬ラッシー役の
ラフコリーたちの身体の動きは非常になめらかで躍動的
でしたね。


つまり、ラフコリーという犬種の最も特筆すべき特徴が、
ウェザーワックス氏が言うような、心情面も外見も含めた
「やさしさ」であったとしても、この犬種は、決して床の間に
飾っておくような犬ではなく、元は牧羊犬として何時間も
働き続けた体力のある犬であり、大切なものを守る為なら、
必死で頑張ることもする犬種なのだということは理解して
おいて下さい。


●千とレックスの息子の楓(3歳) 昨年、亡くなった
千にそっくりで、千の血が息づいていることが嬉しいです。
引きしまった筋肉質な細身の身体をしており、朝日よりも
強気な性質だそうです。

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●マイヤ×レックスの息子の朝日(3歳) 母のマイヤの
ように非常に温厚で、人の気持ちを読むのが得意な子だ
そうです。
ディスクをキャッチした後は、忘れずにラインズマンへ
挨拶しにゆく愛想の良さも持っているようです。

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